シラバス参照

科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
こっち、あっちの人類学
(Anthropology of Here and There) 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
 
担当者 (Instructor) 奥野 克巳(OKUNO KATSUMI) 
時間割 (Class Schedule) 春学期 (Spring Semester) 火曜日(Tue) 3時限 8202
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
CMP2110 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes) 2016年度以降1年次入学者対象科目 
テキスト用コード (Text Code) FA181 



授業の
目標
Course
Objectives
私は<こちら>にいて<あちら>にはいない。こちらには<自己>=<主体>がいる。あちらには<他者>=<客体>がいる。二元論思考は際限なく文化空間に広がる。<男>と<女>。<人間>と<動物>。<日常>と<非日常>。<俗>と<聖>。<生>と<死>。<この世>と<あの世>・・・。ゾンビは死んでおり生きてもいる。サモア島の「ファアファフィネ」は男と女のどちらでもない第三の性の名称である。二元論思考には、二つの項のどちらにも納まりきらない部分が出てくる。その部分に「意味」が生じる場合がある。二つの極が消されて、合体されたものが生まれる場合もある。はたして、二元論思考とは、人間にとって不可欠なのであろうか? 本授業では、私たちを取り巻く<あっち>と<こっち>、すなわち二元論思考を取り上げて、その境界性、越境性、媒介性、変則性などに注目しながら、知的に冒険してみよう。 
授業の
内容
Course
Contents
奥野克巳(コーディネーター・異文化コミュニケーション学部)と内藤寛(兼任講師)による初回の本授業のイントロダクションを踏まえ、第2回から第4回は、パート1として「二元論をめぐる哲学」を、第5回から第13回のパート2では、「二元論をめぐる人文学」と題して授業を進める。50分をめどにゲストスピーカーに、それぞれの専門分野・関心領域における二元論思考をめぐる問題についての話題提供をしてもらい、コーディネーターと兼任講師からの質疑とその応答により、理解を深めていく。第14回は、奥野・内藤による全体のまとめをおこなう。 
授業計画
Course
Schedule
1. こっち、あっちの人類学の導入:この授業の目的や進め方について(奥野 克巳・内藤 寛)  
2. 【パート1】二元論をめぐる哲学
1-1.西田幾多郎から二元論を考える(若松 英輔)  
3. 1-2.レンマから二元論を考える(中島 寛道)  
4. 1-3.西洋哲学から二元論を考える(中村 昇) 
5. 【パート2】二元論をめぐる人文学
文学の言葉から二元論を考える(山田 悠介)  
6. 制作から二元論を考える(上妻 世海)  
7. ラカンから男女の二元論を考える(工藤 顕太)  
8. 性風俗世界から二元論を考える(熊田 陽子) 
9. フィクションとノンフィクションから二元論を考える(大竹 昭子)  
10. 外国と自国から二元論を考える(姜 信子)  
11. 能楽から二元論を考える(安田 登)  
12. 日常にある道具から二元論を考える(山崎 剛)  
13. 妖怪から二元論を考える(甲田 烈)  
14. まとめ(奥野 克巳・内藤寛)  
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
毎回の授業を聞き、復習をすること。
 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
平常点(In-class Points) 100  %
最終テスト(Final Test)(40%) 、出欠と授業参加態度(60%)
テキスト
Textbooks
なし
参考文献
Readings
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
注意事項
Notice
本科目は、担当教員の実務経験、または実務に従事するゲスト・スピーカーの招聘講義等を活かした授業である。 


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