シラバス参照

開講年度(Academic Year) 2020 
科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
現代社会と人間
(Contemporary Society and Humanity) 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
現代の教育問題から考える多様性の時代の人間発達
 
担当者 (Instructor) 石黒 広昭(ISHIGURO HIROAKI) 
時間割 (Class Schedule) 春学期 (Spring Semester) 水曜日(Wed) 2時限(Period 2)  
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
CMP2100 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes)  
テキスト用コード (Text Code) FA108 



授業の
目標
Course
Objectives
「障がい者」や国際移動者などの教育問題の検討によって、思考の脱中心化を図ることで多様性が尊重される社会における人間発達についての理解を深める。 
The purpose of this course is for students to learn about human development in diverse contemporary society by considering the educational issues of disability and the international flow of people. They will understand the relevant problems and learn how to go beyond them. 
授業の
内容
Course
Contents
われわれはある社会の「常識」を身につけることによって、いつの間にかそれを参照枠として世界を眺め、価値付けるようになる。特に問題を自覚しない限り、それらは自明であり、正しいものとして扱われ続ける。仮に何かしら不具合に気付いたとしても、「普通」でありたいとする欲求は「常識」に対する疑問を回避させる。「普通」とは幻想の基点であり、抽象の産物でしかない。「普通であろう」とするふるまいは誰のものでもない社会的に優位な声におびえる態度であり、多様な価値付け、多様な生を否定する生き方につながる。では、われわれはどのようにすればその声に抗うことができるのであろうか。それには脱中心化が効果的である。「常識」によって、周辺に追いやられた人々の側から、改めて社会や人間を捉え直すレッスンをするのである。この授業では、「障がい者」と国際移動する言語的文化的に多様性を持つ人々に関わる教育問題を事例として、多様な価値付け、生き方を探究するメッソッドについて履修者とともに考えていく。履修者と対話しながら授業を進めることが多いので、受講にあたっては自らの声を用意する準備をしておいてほしい。 
Students will acquire the necessary knowledge for the decentralization of normality-based thinking by considering the educational issues of disability and the international flow of people. Students will gain an understanding of what is needed for human development in the contemporary diverse society. 
授業計画
Course
Schedule
1. 脱中心化の思考:周辺から世界を捉え直すということ
 
2. 「障がい」はいつ生まれるのか
 
3. 「障がい」が作られる場所 
4. 能力論からみた「障がい」 
5. 「障がい者アート」が示唆すること 
6. 「障がい者」の就労 
7. 「普通の人」の救済 
8. 移民難民状況とその課題 
9. 来日移民(immigrants)の子どもたちの心理・教育的課題 
10. 来日移民(immigrants)の子どもたちと日本の教育制度 
11. 海外移民(emigrants)の心理・教育的課題 
12. 人種・民族を考える 
13. 多様性とアイデンティティの相克 
14. 総括討論:多様性を力に 
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
授業やBlackboard上で指示される小課題を必ず期限内に提出すること。
関連する文献や資料(映画)等を自主学習を進めることが望まれる。 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
レポート試験(Report Exam) 100  %  
備考(Notes)
複数回出される小課題をBlackboardに提出しない場合には成績評価の対象とならない。
テキスト
Textbooks
なし
参考文献
Readings
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. 向谷地生良  「べてるの家」から吹く風   いのちのことば社  2006  978-4264024361 
2. 宮島喬  外国人の子どもの教育   東京大学出版会  2014  978-4-13-053021-7 
3. 石黒広昭  街に出る劇場   新曜社  2018  978-4788515888 
4. 石黒広昭  子どもたちは教室で何を学ぶのか   東京大学出版会  2016  978-4130530880 
5. 石黒広昭  文化と実践   新曜社  2010  978-4788511866 
その他(Others)
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
注意事項
Notice
 


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