シラバス参照

開講年度(Academic Year) 2020 
科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
VM461/グローバル・リスクガバナンス演習11
(Practical Application:Global Governance- Risk Governance 11) 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
(リスクコミュニケーション論) 
担当者 (Instructor) 長坂 俊成(NAGASAKA TOSHINARI) 
時間割 (Class Schedule) 春学期 (Spring Semester) 水曜日(Wed) G5時限(Period G5)  
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
SDS5410 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes) 「VM451~495」 : 21世紀社会デザイン研究科前期課程2015年度以降入学者対象科目
※同前期課程2014年度以前入学者は「VM401~445」(同一科目)を履修すること
※同前期課程以外の学生は「VM451~495」を履修すること 
テキスト用コード (Text Code) VM461 



授業の
目標
Course
Objectives
リスクコミュニケーションは、市民がリスクを民主的にガバナンスするためのステークホルダー間の社会的相互作用過程として発展してきた。授業ではリスクコミュニケーションの理論と戦略、方法を理解するとともに、合意形成や政策提言、意思決定との連続性を踏まえ、現代社会におけるリスクコミュニケーションのあるべき姿を考究する。 
The aim of this course is to help students acquire the basic concepts of risk communication. The goals of this course for students are to be able to explain major theories, evaluate practices, and apply theories or findings to real-world situations.  
授業の
内容
Course
Contents
授業では、講義とディスカッションを実施する。様々な分野の事例分析を通じて、リスクコミュニケーションの意義と課題を分析し、リスクガバナンスの視点から適用場面に応じたリスクコミュニケーションの新たな戦略を検討する。 
This course deals with the following case studies: natural disasters, BSE, GMO technology, GMO food, the geological disposal of high-level radioactive waste, nuclear power plant accidents, infectious disease control, pesticide regulations and risk trade-offs, global warming, and the precautionary principle. All students are expected to discuss the presentations on actual cases. Students are required to submit two small papers in this course. 
授業計画
Course
Schedule
1. オリエンテーション:市民社会とリスクコミュニケーション 
2. リスクコミュニケーションと市民参加:熟議民主主義、社会的意思決定、知る権利、パブリックコメント、パブリックインボルブメント、合意形成、紛争解決、仲裁、裁判 
3. 市民参加と科学コミュニケーション:テクノロジーアセスメント、コンセンサス会議、市民陪審 
4. リスク認知と受容:ゼロリスク、許容レベル、自発的・非自発的リスク、意思決定と認知バイアス、メディアとフレーミング、風評被害、パニック、社会的増幅 
5. ステークホルダー:当事者性、第三者性、組織と信頼、市民知と専門知、リスクリテラシー、欠陥モデル、パターナリズム 
6. 不確実性を巡るコミュニケーション:予防原則の科学性と社会性、科学的判断と社会的価値判断 
7. 政策決定とリスク比較:コスト・ベネフィット、リスクベネフィット、リスクトレードオフ、基準、規制、倫理 
8. 教育とリスクコミュニケーション:防災教育、消費者教育 
9. 事例研究1:医療、薬品、たばこ、食品、トレーサビリティー 
10. 事例研究2:化学物質、農薬、感染症、BSE、パンデミック 
11. 事例研究3:バイオハザード、遺伝子組み換え食品 
12. 事例研究4:環境、生態系、温暖化、公害、放射線、原発リスク 
13. 事例研究5:自然災害、予防、避難行動、避難生活、立地リスク 
14. 総括:リスクコミュニケーションの有効性と課題 
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
上記の項目を相互に関連づけて理解を深めるため順序を変更する場合がある。 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
平常点(In-class Points) 100  %
授業への積極的参加(100%)
備考(Notes)
授業で指示するレポートと発表によって評価する。
テキスト
Textbooks
なし。授業内にレジュメ、資料を配布する。また、授業に授業内に必要なWebサイトを指示する。
参考文献
Readings
授業時に紹介する。
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
注意事項
Notice
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。 


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