シラバス参照

開講年度(Academic Year) 2021 
科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
DA419/社会学理論
(Sociological Theory) 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
「密/疎」の社会理論 ――コロナ禍の社会を理論的に考える―― 
担当者 (Instructor) 片上 平二郎(KATAKAMI HEIJIRO) 
時間割 (Class Schedule) 春学期 (Spring Semester) 木曜日(Thu) 3時限(Period 3) オンライン
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
SOC3110 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes)  
テキスト用コード (Text Code) DA419 



授業の
目標
Course
Objectives
コロナ禍の社会状況についての理論的思索を通じて、社会空間とその中を生きることのあり方についての新たな理解を目指す。 
This course explores the relationship between sociological thinking and cultural critique. Central to this year is inquiry into the concepts "density/sparsely." 
授業の
内容
Course
Contents
社会学理論とは、抽象的な論理を用いることで、目に見えない社会の構造やその中での社会事象のあり方を描き出すものである。だが、批判的社会理論と呼ばれる思想系列はそれに留まらず、理論という道具によって、いまだありえない社会の可能性を積極的に描き出すことの必要性を主張し、その際に美的なものや文化的なものの潜在的可能性を論じている。本講義では、このような批判理論的視座に基づいて、「文化」というものが持つ社会的可能性について考察していきたい。
本年度は、シラバス執筆時の時点でいまだ今後の予測が付かない状態にある「コロナ禍の社会」という「現実」を社会学理論の視点から考えていく。学知はしばしば「何かが終わった後」にそれを分析するという方法をとるが、社会学という学問は、「社会をその内側から考えていかざるを得ない」という宿命を背負ったものでもある。状況に埋め込まれた「内部観察」を行いながら、「社会理論」的な考察の「実践」的性格を感じて欲しい。
本講義はオンライン形式によって行われるが、このような形式で大学の授業に何が出来て、何が出来ないのかということも再帰的に考えていきたい。

 
The concepts "density/sparsely" has many meanings. In this course, we focus on this polysemy and learn how to sociologically analyze everyday experiences. 
授業計画
Course
Schedule
1. イントロダクション ――現在について社会学的に思索するということ―― 
2. オンライン授業という形態から社会関係について考える 
3. 比喩としてのウイルス 
4. 古典理論から見えてくる「密/疎」 
5. 親密性の再変容? 
6. グローバルな「広がり」がもたらしたもの 
7. モビリティの時代とはなんだったのか 
8. 都市空間の未来 
9. 「薄い関係」の歴史社会学 
10. 監視社会と感染症 
11. 科学的な知とリスク社会 
12. ウェブ的なネットワークと対面的なネットワーク 
13. 疎の社会学と密の社会学 
14. まとめ――「新しい生活」の社会理論に向けて―― 
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
授業の内容を、自分の日常の中で考え直すことを意識してみてください。 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
レポート試験(Report Exam) 60  %  
平常点(In-class Points) 40  %
リアクションペーパー(40%)
テキスト
Textbooks
なし
参考文献
Readings
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. ゲオルグ・ジンメル  『ジンメル・コレクション 』   筑摩書房  1999  B00GN6QR4I 
2. 奥村隆  『社会学の歴史I--社会という謎の系譜』   有斐閣  2014  4641220395 
3. 金光淳  『「3密」から「3疎」への社会戦略』   明石書店  2020  4750350990 
4. 美馬達哉   『感染症社会: アフターコロナの生政治』   人文書院  2020  4409041134 
5. 井口暁  『ポスト3・11のリスク社会学: 原発事故と放射線リスクはどのように語られたのか』   ナカニシヤ出版  2019  4779513936 
6. ペトル・シュクラバーネク  『健康禍 人間的医学の終焉と強制的健康主義の台頭』   生活の医療  2020  4990917685 
7.   『現代思想 2020年8月号 特集=コロナと暮らし』   蒼土社  2020  4791714008 
その他(Others)
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
注意事項
Notice
 


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