シラバス参照

開講年度(Academic Year) 2021 
科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
EX191/法社会学1
(Sociology of Law 1) 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
法社会学総論および紛争解決学(法社会学の方法と視点を理解したうえで,民事紛争の解決に関する基本的論点について理解する。) 
担当者 (Instructor) 濱野 亮(HAMANO RYO) 
時間割 (Class Schedule) 春学期 (Spring Semester)     オンデマンド
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
LPX2000 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes)  
テキスト用コード (Text Code) EX191 



授業の
目標
Course
Objectives
法社会学の総論と紛争解決学を講義する。「紙の上の法」ないし " Law in books" だけでなく,"Law in action" という視点を身につける。また,紛争解決に関する基本的な視点と知識を身につける。 
This course will lecture on the general theory of the Sociology of Law and the study of conflict resolution. Students will acquire the perspectives of not only "paper-based law" and "law in books" but also "law in action." Moreover, students will acquire knowledge and a fundamental perspective concerning conflict resolution. 
授業の
内容
Course
Contents
法律や判例は,現実の社会でそのまま実現するわけではない。それでは、社会で法律や判例がどのように働くのか,あるいは働かないのか,それを規定する要因は何かがテーマである。
また,民事紛争の解決に関する制度と実態の基本的知識を与える。我が国における訴訟、とりわけ政策志向型訴訟の意義、裁判外の紛争解決方法(ADR),調停,交渉などの説明をする。 
Laws and judicial precedents are not immediately realized in the real world. So the topics to discuss include questions such as how do laws and judicial precedents function in society, how do they not function, and what are the factors which regulate those outcomes?
Moreover, this course will provide students with fundamental knowledge concerning the current state and systems for resolving civil disputes. Classes will explain litigation in Japan, particularly the significance of policy-oriented litigation, alternative dispute resolution (ADR), mediation, negotiation, etc. 
授業計画
Course
Schedule
1. 法社会学とはどのような科目か
法解釈学との違いは何か,理論と実証という法社会学の基軸的方法はどのようなものか,経験的データによる実態の分析とはどのようなものかなどを扱う。 
2. 法社会学における法の概念
法の社会学的理論の問題意識と内容,現代的意義について理解する。 
3. 民事司法過程論(1)
民事紛争の展開過程と処理過程をとりあげ,法機構とそれ以外のメカニズムについて,制度と実態につき説明する。日本人の法意識論などを扱う。 
4. 民事司法過程論(2)
交渉(特に法の陰での交渉)を扱う。 
5. 民事司法過程論(3)
日本のADRの現状を扱う。 
6. 民事司法過程論(4)
日本の民事調停,家事調停について概説する。 
7. 民事司法過程論(5)
日本の民事訴訟、訴訟上の和解を扱う。 
8. 民事司法過程論(6)
裁判所による政策形成と弁護士の役割を、雇用機会の均等を素材に扱う。 
9. 民事司法過程論(7)
裁判所による政策形成と弁護士の役割を、過労死を素材に扱う。 
10. 紛争解決学(1)
紛争解決とは何か、弁護士活動スタイル論、問題解決アプローチ、依頼者とのコミュニケーションを扱う。 
11. 紛争解決学(2)
分配型交渉と統合型交渉を扱う。 
12. 紛争解決学(3)
自主交渉援助型交渉の目的とスキルを扱う。 
13. 紛争解決学(4)
自主交渉援助型調停についてロールプレー用DVDを用いながら,スキルや実際の進め方について理解する。 
14. 紛争解決学(5)
同上。 
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
Blackboardに授業用動画・音声ファイルと予習・復習用の教材をアップするので、各自で学習すること。授業予定日の約1週間前にアップし、授業日を含め5日アップしたのち削除する予定である。第5回終了の前後と第9回終了の前後に,レポートを提出してもらうので,それに向けて,平素から準備しておくこと。 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
筆記試験(Written Exam) 60  %  
平常点(In-class Points) 40  %
第1回レポート(20%) 、第2回レポート(20%)
テキスト
Textbooks
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. 村山眞維・濱野亮  『法社会学(第3版)』   有斐閣  2019   
その他(Others)
教科書以外に,資料をBlackboardにアップする。
参考文献
Readings
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. 六本佳平  『日本の法と社会』   有斐閣  2004  978-4641027947 
2. 廣田尚久  『紛争解決学講義』   信山社  2010  978-4797225884 
3. レビン・小林久子  『調停者ハンドブック』   信山社  1998  4797221216 
4. 川人博  『過労自殺 第2版』   岩波書店  2014  4004314941 
5. 小林秀之編著  『交渉の作法』   弘文堂  2012  978-4335355349 
6. 井上治典・佐藤彰一編  『現代調停の技法』   法律文化社  1999  4891860790 
7. Robert Mnookin, et als.  Beyond Winning   Belknap  2004  0674012313 
その他(Others)
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
教科書およびBlackboardにアップした資料の予習・復習を前提として講義する。
法社会学2(各論)も履修することが望ましい。 法社会学2(各論)を先に履修しても良い。  
注意事項
Notice
 


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