シラバス参照

開講年度(Academic Year) 2021 
科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
EX192/法社会学2
(Sociology of Law 2) 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
法社会学各論(法曹論・司法アクセス論) 
担当者 (Instructor) 濱野 亮(HAMANO RYO) 
時間割 (Class Schedule) 秋学期他 (Fall Others) オンデマンド
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
LPX2000 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes)  
テキスト用コード (Text Code) EX192 



授業の
目標
Course
Objectives
法社会学各論のうち,法専門職論と司法アクセス論を中心テーマとして,制度と実態の双方につき,法社会学的な視点と基本的な知識を提供することを目標とする。 
The objective of this course is to provide students with a perspective and fundamental knowledge based on the Sociology of Law by focusing on the topics of the theory of the legal profession and the theory of access to justice within the various theories of the Sociology of Law. 
授業の
内容
Course
Contents
西欧において法が近代法へ発展する過程で,裁判官・弁護士・検察官・法律学者等が果たした役割を政治・経済と関連づけて説明する。次に,明治時代以来の日本の近代法の展開過程で司法官僚と弁護士が果たした役割を学び,21世紀初頭に司法制度改革が実現した背景と帰結を分析し,現在の司法が直面する課題を,法曹三者のあり方と司法アクセスの拡充を中心に学ぶ。 
The classes will explain the roles played by judges, lawyers, public prosecutors, and jurists in association with politics and the economy during the process as law developed into modern law in Western Europe. Next, students will learn about the roles played by judicial bureaucrats and lawyers during the developmental process of modern Japanese law from the Meiji Period, analyze the background and consequences created by the judicial system reforms at the beginning of the 21st-century, and study the issues faced by the current judiciary with a focus on the ideal role of the three judicial officers and the expansion of access to justice. 
授業計画
Course
Schedule
1. 法専門職の概念と特徴(1)
legal profession の概念と特質について説明する。 
2. 法専門職の概念と特徴(2)
弁護士の公共性と弁護士倫理について扱う。 
3. 西欧における法専門職の歴史的形成(1)
ヴェーバーの法社会学における議論を参照枠組みとして,イングランドとドイツの法専門職の歴史的展開について概要を説明し,法と法専門職が,政治・経済・社会とどのような関係にあるのかについての視角を提示する。 
4. 西欧における法専門職の歴史的形成(2)
特にイングランドの法専門職について説明し,理解を深めるために,映画(アガサ・クリスティ原作 Witness for the Prosecution)を鑑賞する。 
5. 日本における法専門職の歴史的形成(1)
明治時代から敗戦までの法専門職の歴史的形成と展開について,政治・経済・社会と関連づけて説明する。 
6. 日本における法専門職の歴史的形成(2)
同上。 
7. 日本における法専門職の歴史的形成(3)
戦後改革と法曹三者の関係および1990年代までの展開を扱う。 
8. 司法制度改革
20世紀末から21世紀初頭の日本の司法制度改革について,背景・現状・評価を示す。 
9. 日本の弁護士の伝統的なプラクティスの特徴とその変容 
10. 司法へのアクセスとその拡充(1)
法テラスのスタッフ弁護士,職員をお招きして,法テラスの業務についてお話しいただく。 
11. 司法へのアクセスとその拡充(2)
裁判所や弁護士,法律相談へのアクセスについて制度と実態について説明する。弁護士ニーズの特質,報酬制度,宣伝・広告の機能を扱う。 
12. 司法へのアクセスとその拡充(3)
司法過疎対策について説明する。 
13. 司法へのアクセスとその拡充(4)
高齢者・障害者・DV被害女性・子供・外国人など自発的に法を利用しにくい人々の潜在的ニーズを満たすために,福祉職者と連携・協働する「司法ソーシャルワーク」について説明する。 
14. 司法へのアクセスとその拡充(5)
同上。 
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
Blackboardに授業用動画・音声ファイルと予習・復習用の教材をアップするので、各自で学習すること。音声ファイルは毎週月曜日にアップし、1週間後に削除する予定である。第5回終了の前後、第9回終了の前後及び学期末に,レポートを提出してもらうので,それに向けて,平素から準備しておくこと。

2021年8月24日付変更【変更前の記載内容】
Blackboardに授業用動画・音声ファイルと予習・復習用の教材をアップするので、各自で学習すること。授業予定日の約1週間前にアップし、授業日を含め5日アップしたのち削除する予定である。第5回終了の前後と第9回終了の前後に,レポートを提出してもらうので,それに向けて,平素から準備しておくこと。 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
平常点(In-class Points) 100  %
第1回レポート(30%) 、第2回レポート(30%) 、最終レポート(Final Report)(40%)
備考(Notes)
2021年8月24日付変更【変更前の記載内容】
筆記試験(Written Exam) 60 % 平常点(In-class Points)40 % (第1回レポート(20%) 、第2回レポート(20%))
テキスト
Textbooks
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. 村山眞維・濱野亮  『法社会学(第3版)』   有斐閣  2019    
その他(Others)
テキストの他に, 資料をBlackboardにアップする。
参考文献
Readings
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. マックス・ヴェーバー  『法社会学』   創文社  2000  4423894068 
2. 六本佳平  『日本の法と社会』   有斐閣  2004  4641027943 
3. 六本佳平  『日本法文化の形成』   放送大学教育振興会  2003  4595236867 
4. 加藤新太郎  『コモン・ベーシック弁護士倫理』   有斐閣  2006  978-4641134744 
5. 佐藤岩夫・濱野亮  『変革期の日本の弁護士』   日本評論社  2015  978-4535520967 
6. 石田武臣・寺町東子  『弁護士って おもしろい!』   日本評論社  2017   
7. 「弁護士のための初めてのリーガル・ソーシャルワーク」編集委員会  『弁護士のための初めてのリーガル・ソーシャルワーク』   現代人文社  2014  978-4-87798-599-8 
その他(Others)
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
法社会学1(総論)と法社会学2(各論)は,どちらを先に履修しても良い。双方を履修することが望ましいが,いずれか一方の履修も可とする。 
注意事項
Notice
 


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