シラバス参照

開講年度(Academic Year) 2021 
科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
SDGsとグローカルの可能性 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
 
担当者 (Instructor) 逸見 敏郎(HEMMI TOSHIRO) 
時間割 (Class Schedule) 春学期 (Spring Semester) 木曜日(Thu) 4時限(Period 4) オンライン
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
CMP2210 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes)  
テキスト用コード (Text Code) FB196 



授業の
目標
Course
Objectives
かつてアメリカの経済学者ケネス・ボルデールディングは地球を宇宙船地球号(Spaceship Earth)と名づけ有限な地球環境について様々な提言を行った。これは,地球が閉鎖系であり資源の有限性のみならず廃棄物の処理を地球環境内でおこなわなければならないことを示唆している。そして,2015年9月,国連サミットでは持続可能な地球を目指すために「誰ひとり取り残さない」をキャッチフレーズとしたSDGs(Sustainable Development Goals;持続可能な開発目標)を2030年までに達成するための目標として国連加盟国193カ国により採択された。SDGsは,17のゴールと169のターゲットから構成されており,17のゴールはそれぞれが緊密に関連あい,地球上のあらゆる国や地域が持続可能な社会を作り上げることを目指している。
この授業ではSDGsの17のゴールのうちいくつかを取り上げ,グローバルな視点からの検討とローカルな視点からの検討を行うことを目指す。また,SDGsを実効化するためには,一人ひとりが主体となって身近な課題に取り組むことが必要となる。したがって,グローバルな課題を意識しながらローカルなすなわち,自分生活の周囲にある課題に気づき,主体的に取り組むことが求められる。授業をとおして,グローバルな視点を持ちつつ,ローカルな課題に取り組む,すなわちグローカルな視座や態度を身につけ,行動を起こす力量の形成を目標とする。 
In this class, we will take up some of the 17 goals of the SDGs and aim to examine them from a global perspective and a local perspective. Through the lessons, the purpose is to tackle local issues while having a global perspective, that is, to acquire a GLOCAL perspective and attitude, and to develop the ability to take action. 
授業の
内容
Course
Contents
授業は,次の3つのパートから構成される。
1) SDGsの概要:SDGsの概論と授業で主として取り上げるGoalの概説
2) グローカルの視点:ローカルを発掘し,グローバルに影響を及ぼすグローカルの視点を検討する
3) グローカルなSDGsの実践事例:
まず,SDGsは,先述したとおり2030年を最終年として2015年から始まった世界規模で「誰ひとり取り残さない」をキャッチフレーズとした持続可能な社会を創り出す取り組みである。しかし各国・地域の置かれている実情は大きく異なる。そこでSDGsについて,グローバルレベルとローカルレベルについて検討し,また授業で取り上げるいくつかのゴールについて概要と現状を確認する。
次に,「グローカル」の視点について検討する。この授業では,「グローバル」は単に世界規模/世界的と捉えず,広域性/普遍性と仮定し,「広がりをもち,普遍的な魅力・影響を作り出すこと・もの」と考える。同様に,ローカルとは,単に地方/局所的と言うことだけではなく,「その地では当たり前であり,日常的なこと・もの」と考える。その上で「グローカル(=グローバル+ローカル)」とは,「その地に特有な性質を持ちながら,広域にわたって魅力や影響を及ぼすこと・もの」と捉えることとする。また我々の日常生活はローカルに根付いて繰り広げられる。しかしローカルを掘り起こすことによって,グローバルに通じる道筋が見えてくる。そこでローカルの事例として埼玉県,特に県北部をとりあげ,日常であり,その場においては当たり前のローカルを問い直すことがグローカルの視点を獲得するプロセスとなることを検討する。
授業ではコラボレーション科目の特徴を活かし,各領域で先端をいく理論家や実践家をゲストスピーカーとして招き,担当教員と兼任講師そしてゲストスピーカーおよび受講生との間で議論をおこないながら授業をすすめていく。 
This class consists of the following three parts.
1) Overview of SDGs: Overview of SDGs and Overview of Goal
2) Glocal perspective: Discover locals and handle glocals that are global conscious
3) Practical cases of glocal SDGs: Handles practical cases mainly in Kumagaya, Saitama Prefecture
You will be required to submit a reaction paper every hour. We look forward to active attendance. 
授業計画
Course
Schedule
1. オリエンテーション・なぜSDGsとグローカルな視点を学ぶのか? 
2. 世界規模のSDGs-SDGsが設定された世界的課題 
3. ローカル規模のSDGs-埼玉県のSDGs施策 
4. 日本の「食」をめぐる現状と課題 
5. 気候温暖化(気候変動)の現状とエネルギー問題 
6. 多様な「人財」の活用 
7. グローカルの視点:ローカルの発掘-ガイドブック「d design travel」を通して知るローカル 
8. グローカルの視点:地域をみなおす-武蔵野の再定義をとおして 
9. グローカルの視点:埼玉のキーマン発掘-ローカルで活動する人を探し,つなぎ,相互に影響を広げる 
10. グローカルの視点:ローカルからの発信・仕掛け-官民学連携の発信とプラットフォームとしての行政 
11. SDGs実践事例①SDGs未来都市の実際 
12. SDGsとグローカル実践事例②食の地産地消と地域農業 
13. SDGsとグローカル実践事例③しょうがい者雇用と農福連携 
14. SDGsとグローカル実践事例④電力の地産地消/まとめ 
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
SDGsに関する新聞記事など報道に目をとめる。
自分が「地元」と思う地域の都道府県・市町村のWEBサイトから,人口動態,主要産業など確認しておくこと。 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
レポート試験(Report Exam) 60  %  
平常点(In-class Points) 40  %
リアクションペーパー(20%) 、授業内課題(20%)
テキスト
Textbooks
資料プリントを使用する。また必要に応じて授業時に紹介する。
参考文献
Readings
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. D&DEPARTMENT PROJECT  『d design travel 埼玉』   D&DEPARTMENT POJECT  2017  4903097218 
その他(Others)
d design travel は,埼玉以外にも各都道府県版が出版されている。自分の「地元」のものを参照されたい。
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
*お招きするゲストスピーカーの詳細などは,初回授業時にアナウンスする。
*授業支援システムとしてGoogle Classroomを使用し,資料配付などおこなう。操作に習熟しておくこと。 
注意事項
Notice
本科目は、担当教員の実務経験、または実務に従事するゲスト・スピーカーの招聘講義等を活かした授業である。 


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