シラバス参照

開講年度(Academic Year) 2021 
科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
MB709/ライフストーリー研究
(Research: Life Story Studies) 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
ライフストーリー研究はどんな知をもたらし、人間と社会にどんな働きかけをするのか 
担当者 (Instructor) 小倉 康嗣(OGURA YASUTSUGU) 
時間割 (Class Schedule) 春学期 (Spring Semester) 金曜日(Fri) 5時限(Period 5) オンライン
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
SOC6010 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes)  
テキスト用コード (Text Code) MB709 



授業の
目標
Course
Objectives
 ライフストーリー研究の知の向きあい方とその意義、そして実践について理解し、それを受講者各々の調査研究実践に生かしていけるようにすること。 
 Students will understand approaches of life-story researches, their significances, and practices. Students will then apply these on their researches. 
授業の
内容
Course
Contents
 ライフストーリーとはなにか。それはどんな知をもたらし、人間と社会にどんな働きかけをするのか。ライフストーリー・インタビューという行為、そしてライフストーリー研究の核となる考え方と根本的意義を理解し、その方法と実践について議論する。
 まずは受講者の問題意識を、原問題の次元から相互的・対話的に理解することから始め、また、ライフストーリー研究のものの見方・考え方、あるいは実践について記された文献の議論と各自の調査経験や課題意識(迷いや悩みも含む)を交差させていく。そして、その対話と議論のなかで、受講者が直面している各々の調査研究上の問題を検討し、助言しあう機会も積極的にもちたいと考えている。
 特に今年度は、〈ライフストーリーの知〉について論じた文献とともに、戦争体験や災害体験あるいはトラウマ記憶や死者の記憶など、圧倒的な他者の経験と向きあい、関わり、継承していくことについて論じた文献をとりあげてみたい。 
 What is life story? What knowledge does it bring? How does it work on human and society? Students will understand the fundamental significance and core thinking of life-story interviews and researches, while discussing their methods and practices.
 First, students will understand interactively their issue awareness from dimension of the original issue. Then, students will add in literatures describing perspective, thinking, or practice of life-story researches. They will also refer to their survey experience and issue awareness (including confusion and trouble). Students will discuss various survey and research issues they face during these dialogues and discussions. Students will actively give and receive advices.
 Particularly this year, in addition to literatures on life-story knowledge, students will study literatures about approaching, relating, and inheriting overwhelming experiences of others. These include war, catastrophe, trauma experience, or memory about death. 
授業計画
Course
Schedule
1. イントロダクション 
2. 対話的自己紹介 
3. 対話的自己紹介 
4. 対話的自己紹介 
5. 文献講読 
6. 文献講読 
7. 文献講読 
8. 文献講読 
9. 文献講読 
10. 文献講読 
11. 文献講読 
12. 実践報告 
13. 実践報告 
14. 実践報告 
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
 必要に応じて授業時に指示する。 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
平常点(In-class Points) 100  %
授業への参加の積極性(50%) 、報告・発表内容(50%)
テキスト
Textbooks
 授業時に指示する。
参考文献
Readings
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. 小倉康嗣  『高齢化社会と日本人の生き方――岐路に立つ現代中年のライフストーリー』   慶應義塾大学出版会  2006  4-7664-1320-2 
2. 松尾浩一郎・根本雅也・小倉康嗣(編)  『原爆をまなざす人びと――広島平和記念公園八月六日のビジュアル・エスノグラフィ』   新曜社  2018  978-4-7885-1585-7 
3. 蘭信三・小倉康嗣・今野日出晴(編)  『なぜ戦争体験を継承するのか――ポスト体験時代の歴史実践』   みずき書林  2021  978-4-909710-14-7 
その他(Others)
 授業時に適宜紹介するが、担当者による基本文献としては、上記文献のほか以下の文献が挙げられる。

 小倉康嗣 「ライフストーリー研究はどんな知をもたらし、人間と社会にどんな働きかけをするのか――ライフストーリーの知の生成性と調査表現」『日本オーラル・ヒストリー研究』第7号、2011年、137-155頁。

 小倉康嗣 「ライフストーリー――個人の生の全体性に接近する」「生/ライフ――『生き方』を主題化し表現する」藤田結子・北村文編『ワードマップ 現代エスノグラフィー――新しいフィールドワークの理論と実践』新曜社、2013年、96-103頁、172-181頁。

 小倉康嗣「被爆体験をめぐる調査表現とポジショナリティ――なんのために、どのように表現するのか」浜日出夫・有末賢・竹村英樹編『被爆者調査を読む――ヒロシマ・ナガサキの継承』慶應義塾大学出版会、2013年、207-254頁。

 小倉康嗣 「生きられた経験へ――社会学を『生きる』ために」岡原正幸編『感情を生きる――パフォーマティブ社会学へ』慶應義塾大学出版会、2014年、14-36頁。

 小倉康嗣「当事者研究と社会学的感染力――当事者研究と社会学との出会いのさきに」『三田社会学』第19号、 2014年、55-69頁。

 小倉康嗣「参与する知を仕掛けていくパフォーマティブな調査表現――関わりの構築へ」『社会と調査』第19号、2017年、44-55頁。

 小倉康嗣「非被爆者にとっての〈原爆という経験〉――広島市立基町高校『原爆の絵』の取り組みから」『日本オーラル・ヒストリー研究』第14号、2018年、23-41頁。

 小倉康嗣「高校生が描く原爆の絵とエンパワーの連鎖――トラウマ的な感情の継承をめぐって」岡原正幸編『アート・ライフ・社会学――エンパワーするアートベース・リサーチ』晃洋書房、2020年、207-257頁。
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
注意事項
Notice
 


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