シラバス参照

開講年度(Academic Year) 2018 
科目コード/科目名
(Course Code / Course Title)
EX191/法社会学1
(Sociology of Law 1) 
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle)
法社会学総論および紛争解決学(法社会学の方法と視点を理解したうえで,民事紛争の解決に関する基本的論点について理解する.) 
担当者 (Instructor) 濱野 亮(HAMANO RYO) 
時間割 (Class Schedule) 春学期 (Spring Semester) 金曜日(Fri) 2時限(Period 2) 9号館大(Room)
単位 (Credit) 2単位(2 Credits) 
科目ナンバリング
(Course Number)
LPX2000 
使用言語
(Language)
日本語
(Japanese) 
備考 (Notes)  
テキスト用コード (Text Code) EX191 



授業の
目標
Course
Objectives
法社会学の総論と紛争解決学を講義する.「紙の上の法」ないし " Law in books" だけでなく,"Law in action" という視点を身につける.また,紛争解決に関する基本的な視点と知識を身につける. 
授業の
内容
Course
Contents
法律や判例は,現実の社会でそのまま実現するわけではない.それでは、社会で法律や判例がどのように働くのか,あるいは働かないのか,それを規定する要因は何かがテーマである.
また,民事紛争の解決に関する制度と実態の基本的知識を与える.ある近隣紛争(隣人訴訟事件)を具体例として,法と社会の関係,訴訟と弁護士の役割、交渉の意義などについて素材を提供する.その上で,社会秩序の法化,リーガリズム,弁護士と依頼者の関係,裁判外の紛争解決方法(ADR),調停,交渉などの説明をする. 
授業計画
Course
Schedule
1. 法社会学とはどのような科目か
法解釈学との違いは何か,理論と実証という法社会学の基軸的方法はどのようなものか,経験的データによる実態の分析とはどのようなものかなどを扱う. 
2. 法社会学の古典的理論
法の社会学的理論の問題意識と内容,現代的意義について理解する. 
3. 民事司法過程論(1)
民事紛争の展開過程と処理過程をとりあげ,法機構とそれ以外のメカニズムについて,制度と実態につき説明する.交渉を扱う. 
4. 民事司法過程論(2)
同上.交渉とADRを扱う. 
5. 民事司法過程論(3)
判決手続を扱う.  
6. 民事司法過程論(4)
日本の民事調停,家事調停について概説する. 
7. 紛争解決学(1)
いわゆる「隣人訴訟事件」を素材に,法社会学的論点を理解する. 
8. 紛争解決学(2)
いわゆる「隣人訴訟事件」を素材に,法化,リーガリズム,汎法主義,自由主義,共同体主義について検討する. 
9. 紛争解決学(3)
いわゆる「隣人訴訟事件」を素材に,弁護士と依頼者のコミュニケーション、弁護士間交渉について,経験的研究及び理論的研究と法律事務所での実践活動を紹介し,検討する. 
10. 紛争解決学(4)
ミディエーション(mediation)について説明する. 
11. 紛争解決学(5)
ミディエーションのうち,自主交渉援助型調停についてロールプレー用DVDを用いながら,スキルや実際の進め方について理解する. 
12. 紛争解決学(6)
同上.アクティブリスニング,パラフレージング,リフレーミングなどのスキル,IPI分析などについて理解する. 
13. 紛争解決学(7)
紛争解決学,交渉学の現状についてまとめる. 
14. 法社会学1全体のまとめ
法社会学の方法と視点,紛争解決学の基本的論点について,まとめる. 
授業時間外
(予習・復習
等)の学習
Study
Required
Outside
of Class
法律系基本科目,統計学,社会調査法を学習済みないし並行履修が望ましい.Blackboardに予習・復習用の教材をアップするので、各自で学習すること. 
成績評価
方法・基準
Evaluation
種類(Kind) 割合(%) 基準(Criteria)
筆記試験(Written Exam) 100  %  
テキスト
Textbooks
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. 村山眞維・濱野亮  『法社会学(第2版)』   有斐閣  2012  978-4-641-12476-9 
その他(Others)
教科書以外に,資料をBlackboardにアップする.
参考文献
Readings
No 著者名
(Author/Editor)
書籍名
(Title)
出版社
(Publisher)
出版年
(Date)
ISBN/ISSN
1. 六本佳平  『日本の法と社会』   有斐閣  2004  978-4641027947 
2. 廣田尚久  『紛争解決学講義』   信山社  2010  978-4797225884 
3. レビン・小林久子  『調停者ハンドブック』   信山社  1998  4797221216 
4. 小島武司ほか編  『隣人訴訟の研究』   日本評論社  1989  4535578249 
5. 小林秀之編著  『交渉の作法』   弘文堂  2012  978-4335355349 
6. 井上治典・佐藤彰一編  『現代調停の技法』   法律文化社  1999  4891860790 
7. Robert Mnookin, et. als.  『Beyond Winning』   Belknap  2004  0674012313 
その他(Others)
その他
(HP等)
Others
(e.g. HP)
教科書およびBlackboardにアップした資料の予習・復習を前提として講義する.
法社会学2(各論)も履修することが望ましい. 法社会学2(各論)を先に履修しても良い.  
注意事項
Notice
 


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