日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Arts
Course Code AC245
Theme・Subtitle カルトグラフィ
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Fri.1
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Credits 2
Course Number HIS2640
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

The aims of this course are to learn the concepts, types and methods of creating and using maps, and to be able to practice cartography in our social lives.

【Course Contents】

Maps are a tool widely used from academic research to everyday life, and are closely connected to our social lives. This course introduces basic knowledge of the history, concepts, and types of maps, and practice the creation and use of maps. Through these tasks, students will learn about cartography in a comprehensive way.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 イントロダクション:授業の概要を説明した後、初回の内容として地図・地図学とは何かについて講義する。
2 地図・地図学の歴史:西洋と日本における地図・地図学の歴史について講義する。
3 地図の種類と基礎概念:地図にはどのような種類があるか、また地図はどのような概念によって構成されているかについて講義する。
4 国土を測り・描く:基本図(主に地形図)はどのように作られてきたかについて講義する。
5 地球を測り・描く:球体である地球を平面上に表現する技法である投影法について講義する。
6 地図表現の技法:主題図(特定のテーマを色分けなどによって表現した地図)を作成するにあたって必要となる技法について講義する。
7 地図利用①(自然分野):国土地理院が刊行している地形図の読図について講義する。その後、作業を通じて自然条件の読み取りを行う。
8 地図利用②(人文・社会分野):主題図の読図について講義する。その後、作業を通じて人文・社会現象の読み取りを行う。
9 地図のデジタル化①:デジタル地図や地理情報システム(GIS)の歴史、仕組み、可能性について講義する。
10 地図のデジタル化②:インターネット上で使用可能なオンラインデジタル地図について講義する。その後、実際にオンラインデジタル地図を操作し、アナログ地図との違いについて考える。
11 地図のデジタル化③:地理情報システム(GIS)を利用した地図作成や空間分析について講義する。その後、実際にGISを操作して主題図を作成する。
12 地図と社会①:私たちが頭で思い描く地図(メンタルマップ、認知地図)について紹介し、それが実際の地図の作成・利用とどのように関わっているかを講義する。
13 地図と社会②:地図の作成・利用をめぐる倫理的問題を紹介し、地図に対する批判的なアプローチについて講義する。
14 まとめ:講義全体の内容を振り返り、最終レポートについて説明する。

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

補足事項 (Supplementary Items)
パワーポイントを使用した講義形式の授業であるが、回によっては受講生に作業を行ってもらう。紙地図の読み取りや作成に関する作業も行うため、色鉛筆(蛍光ペン・ボールペンは不可)等が必要となる。

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

授業時間外の学習に関する指示は、必要に応じて別途指示する。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 講義中に指示する小レポート(30%)
講義中に指示する作業課題(30%)
最終レポート(Final Report)(40%)
備考 (Notes)
2/3以上の出席をしていない場合は単位取得不可。

【テキスト / Textbooks】

なし/None

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 アーサー・H.ロビンソン[ほか]共著;永井信夫訳 『地図学の基礎』 地図情報センター 1984 4807181092
2 マーク・モンモニア著;渡辺 潤訳 『地図は嘘つきである』 晶文社 1995 4794962185
3 浮田典良・森 三紀 『地図表現ガイドブック:主題図作成の原理と応用』 ナカニシヤ出版 2004 4888488479
4 若林芳樹 『地図の進化論:地理空間情報と人間の未来』 創元社 2018 9784422400372
5 若林芳樹 『デジタル社会の地図の読み方 作り方』 筑摩書房 2022 9784480684196

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

【注意事項 / Notice】