日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Arts
Course Code AC405
Theme・Subtitle 帝政ロシア史
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Wed.3
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Credits 2
Course Number HIS2500
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

Students will learn methods and ideas of historical research, based on historical materials related to research in European history.
Students will become able to explain the flow of Russian history until collapse of the Empire, as well as the characteristics of Kievan Rus and Moscow Russia, an outline of the reigns of each emperor of Imperial Russia, and details of major incidents and reforms, including comparisons with Western Europe.

【Course Contents】

This course deals with the history of Russia prior to the 1917 Revolution, focusing on issues such as relations between the state and society, reform of governance systems, and political reform, with attention given to comparative history as well.
Related videos will be shown as appropriate.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 ロシア帝国成立前のロシア①:キエフ・ルーシの成立と分解、モスクワの勃興と拡大
2 ロシア帝国成立前のロシア②:モスクワ・ロシアの特徴、 モスクワ・ロシアの文化の崩壊
3 ピョートル大帝の改革①:西欧化の開始、大北方戦争、統治理念の西欧化
4 ピョートル大帝の改革②:中央・地方の行政制度改革、社会の再編
5 女帝たちの時代:エカチェリーナ1世~ピョートル3世の治世
6 エカチェリーナ2世の統治:エカチェリーナの啓蒙思想、プガチョフの乱、地方行政改革、貴族・都市への恵与状、農奴制の強化、パーヴェル1世
7 アレクサンドル1世とニコライ1世:秘密委員会と初期の改革、スペランスキーの改革案、祖国戦争後のアレクサンドル、デカブリストの乱とニコライの即位、専制の強化、法律と官僚制の整備
8 アレクサンドル2世と大改革①:クリミア戦争、大改革の前提、農奴解放,ゼムストヴォ制度の導入
9 アレクサンドル2世と大改革②:都市自治制度の改革、地方官僚制の整備、司法制度改革、大改革と身分制
10 革命運動と政治改革の試み:農奴解放後の革命運動の展開、大改革期の政治改革の試み、ロリス=メリコフの改革案
11 アレクサンドル3世時代のロシア:専制体制の安定化、農民統治制度改革、地方自治制度改革、工業化とその影響
12 ニコライ2世の治世 1894~1904年:新皇帝の即位、ゼムストヴォ・リベラル運動、労働運動、革命運動、農民問題、地方統治問題
13 1905年革命:「自由主義者の春」、血の日曜日事件、「立憲体制」への移行
14 1906年体制下のロシア:第一ドゥーマ、ストルイピン改革、第一次世界大戦とロシア、2月革命

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

各回の授業前に前回の内容をよく復習すること。参考文献の関連する部分を読むなどして、理解を深めることが望ましい。
授業の翌々日までにCanbasLMSにリアクションペーパーを提出する(今回の授業で学んだこと、印象に残ったこと等。250字以上)

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
レポート試験 (Report Exam) 75
平常点 (In-class Points)25 リアクションペーパー(25%)
備考 (Notes)
リアクションペーパーを10回以上提出していない場合は成績評価の対象としない。

【テキスト / Textbooks】

その他 (Others)
特定のテキストは用いません(配布プリントに沿って講義します)。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 田中陽児・倉持俊一・和田春樹 『ロシア史2』 山川出版社 1994 463446070
2 和田春樹 編 『ロシア史 上』 山川出版社 2023 9784634423992
3 マルク・ラエフ 『ロシア史を読む』 名古屋大学出版会 2001 4815804222
4 藤本和貴夫・松原広志 『ロシア近現代史―ピョートル大帝から現代まで 』 ミネルヴァ書房 1999 4623027473
5 和田春樹 編 『ロシア史 下』 山川出版社 2023 9784634424005
6 川端香男里・佐藤経明・ 中村喜和 ・和田春樹・塩川伸明・栖原学・沼野充義 監修 『新版 ロシアを知る事典』 平凡社 2004 9784582126358
7 栗生沢猛夫 『図説 ロシアの歴史』 河出書房新社 2010 9784309761435
その他 (Others)
特定のテーマに関しては、上記文献の参考文献欄を参照してください。授業内でも紹介します。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

高校で世界史を履修していることが望ましい。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

【注意事項 / Notice】