日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
文学部/College of ArtsCollege of Arts |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
AE095/AE095AE095 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
対話と子ども性への回帰としての教育 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
春学期1/Spring Semester1Spring Semester1 |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
月3/Mon.3 Mon.3 , 月4/Mon.4, Mon.4 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
EDU2700 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
自動登録/Automatic RegistrationAutomatic Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
×(履修中止不可/ Not eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
This course provides a general outline of the philosophy of education. While examining the basic concepts of philosophy and ethics, this course will connect these to issues in education to help students have a greater sense of what education is and how it should be implemented.
- While outlining the basic concepts and fundamental theories of philosophy and ethics, we will apply these ideas to education and consider the questions of "What is education fundamentally for human beings and what is its meaning?
- Based on the reading of the textbook “Lectures on Philosophy of Education: Return to Childhood and Dialogic Education,” students will deepen their understanding of the text in the lectures and proceed through question-and-answer sessions with answers to small quizzes, group discussions, and class discussions.
1 | ・ガイダンス(講義の内容と進め方、評価の仕方) ・導入と問題:教育哲学の課題、子ども性への回帰としての教育、コミュニケーションとしての教育 【事前課題】テキストの序論と第1章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、エラスムスは、なぜ教育において「レピュエレセンティア」を必要だと思ったか? 2、「コミュニケーション」とは何か? 3、P.フレイレの「銀行型教育」とは何か? |
2 | ・生態学的情報理論の意味するもの ・プラトンの子ども観 【事前課題】テキストの第1〜2章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、J.J.ギブソンの生態学的心理学とは何か? 2、生態学的情報理論にとって「情報」とはどのようなものか? 3、プラトンによる四つの子どもの特徴を述べなさい。 |
3 | ・子どもとはいかなる存在か ・遊戯と存在 【事前課題】テキストの第2〜3章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、カーソンの言う「センス・オブ・ワンダー」とは何か? 2、「可能性」と「潜在性」の違いとは何か? 3、ホイジンガの遊びの4番目の定義を説明しなさい。 |
4 | ・遊戯と子ども性 【事前課題】テキストの第3章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、パイデイアは、なぜ「教養」となったのか? 2、遊びにおける「不確実性」はどのような教育的意義を持つのか? 3、デュシャンの「泉」は何を意図している作品か? |
5 | ・子どもの時間性 【事前課題】テキストの第4章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、クロノス的瞬間の具体例を自分の経験に即して3つ挙げなさい。 2、子どもにおける変身と旅の関係性を説明しなさい。 3、私たちは、究極的に、何を待っているのだろうか? |
6 | ・真理と対話:多型的反復としてのリズムとしての子どもの時間 【事前課題】テキストの第5章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、真理の古典的な二つの定義を説明しなさい。 2、アリストテレスのいう「形相因」を説明しなさい。 3、ソクラテスの「無知の自覚(無知の知)」の二つの解釈を説明しなさい。どこが違うだろうか? |
7 | ・科学、技術、民主主義 【事前課題】テキストの第6章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、フロムの言う、「所有」と「存在」という実存のあり方の違いを説明しなさい。 2、テクノロジーの民主化はどうして必要なのか? 3、民主主義にとって科学の教育が大切なのはなぜか? |
8 | ・教育の平等 【事前課題】テキストの第7章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、障害の医療モデルと社会モデルの違いを説明しなさい。 2、ノディングズの教育の不平等を測る3つの視点を説明しなさい。 3、ケイパビリティ・アプローチを説明しなさい。 |
9 | ・教育的タクト 【事前課題】テキストの第8章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、教育的タクトについて自分が経験した例を3つ挙げなさい。 2、場面緘黙とは何か? 3、タクトにおいて、なぜ余白(間、隙)が必要なのかを具体例を持ちいて説明しなさい。 |
10 | ・道徳教育と対話 【事前課題】テキストの第9章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、日本学術会議哲学委員会報告「道徳科において「考え、議論する」教育を推進するために」をまとめてくること。 2、道徳教育においてなぜ、手続きが大切なのか? 3、M.デイヴィスのテスト・オプションのなかでとくにあなたが重要と思われるものを3つ挙げて、その理由を説明しなさい。 |
11 | ・平和構築としての子どもの哲学 【事前課題】テキストの第9章と以下の参考文献を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 河野哲也「子ども哲学とは平和構築である: 子どもの哲学の現状と目的について」『子ども学』No.7(2019/5), pp.24-44. 1、子どもの哲学とはどのような活動なのかを調べておくこと。 2、対話が成り立つ条件について考察しなさい。 3、今後の平和教育のあり方について、沖縄や広島、長崎の例を念頭に考案しなさい。 |
12 | ・生態学的アクターシップ:持続可能性と地方の問題、自然契約、「社会」概念の問題、シティズンシップから生態学的アクターシップへ 【事前課題】以下の指定された文献を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 ・得居ほか「地方創生の哲学対話(1)気仙沼での実践」、得居ほか「地方創生の哲学対話(2)沖縄県での実践」、両方とも『立教大学教育学科研究年報』第67号 (2025/3) 1、なぜ「地方」は、哲学の重要なテーマなのか? 2、環境危機は、なぜ地方格差と関係しているのか? 3、世代間倫理とは何か、調べておきなさい。 |
13 | まとめと全体のふりかえり(1) ・子ども性と教育 【事前課題】テキスト全体を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、カイロス、クロノス、リズムの時間概念をまとめなさい。 2、教育において子どもという存在はどういう位置づけになるのかを論じなさい。 3、現代社会で最も優先して教育のテーマとすべきことは何か、考えなさい。 |
14 | まとめと全体のふりかえり(2)最終テスト(授業内テスト) |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
---|
・テキストの精読を前提として、まず授業の最初に事前課題に答えてもらいます。 ・そこから説明を加えながら、グループディスカッション、クラスディスカッションに進みます。 |
・指定されたテキストの箇所を読み、事前課題に準備することが必須です。これを怠った場合には、授業参加が困難になります。
・オンラインで資料を提示することがありますので、これも事前に読んでおくことが授業参加の必要条件です。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
授業内提出物(リアクションペイパーなど毎回)(40%) 受講態度、ディスカッションへの参加、授業中の発言(20%) 最終テスト(Final Test)(40%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 河野哲也 | 『教育哲学講義:子ども性への回帰と対話的教育』 | 勁草書房(印刷中) | 2025 | |
その他 (Others) | |||||
・以下の論文を必ず読んでおいてください。 ・河野哲也「人口と集中を抑制する新しい文化について」『哲学』No.71(2020年4月), pp.32-44. あるいは、河野哲也「自然契約の概念と拡散の文化」『学術の動向』25(2020年11月), pp.12-15. ・日本学術会議哲学委員会報告「道徳科において「考え、議論する」教育を推進するために」 ・河野哲也「子ども哲学とは平和構築である: 子どもの哲学の現状と目的について」『子ども学』No.7(2019/5), pp.24-44. ・得居ほか「地方創生の哲学対話(1)気仙沼での実践」、得居ほか「地方創生の哲学対話(2)沖縄県での実践」、両方とも『立教大学教育学科研究年報』第67号 (2025/3)所収. |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 河野哲也 | 『道徳を問いなおす:リベラリズムと教育のゆくえ』 | 筑摩書房 | 2011 | 4480065954 |
2 | 河野哲也 | 『自分で考え 自分で話せる:こどもを育てる哲学レッスン』(増補版) | 河出書房新社 | 2021 | 9784309249988 |
3 | 河野哲也 | 『人は語り続けるとき,考えていない: 対話と思考の哲学』 | 岩波書店」 | 2019 | 9784000245395 |
・2時限連続の講義であり、テキストや参考文献を購読しての事前の準備が、受講のための条件です。かならず事前課題に取り組んでください。
・授業中のグループ・クラスでのディスカッション、発言がこの講義での必要条件です。何か個別の事情がある場合には、事前に問い合わせてください。事前の問い合わせが必須であり、必要とされる時には配慮をいたします。
特になし。授業中は特にPCなどの機器を使わない。
・2時限連続の講義であり、テキストや参考文献を購読しての事前の準備が必要不可欠です。
・授業中には、ディスカッションや発言などが必須のものとして求められます。
・適切な受講態度が求められます。
教育哲学の概論的な講義を行います。哲学と倫理学の基本概念を理解しながら、それと教育の問題とを関係させて、教育とは何か、どうあるべきかについて考察を深めることを目的とします。
This course provides a general outline of the philosophy of education. While examining the basic concepts of philosophy and ethics, this course will connect these to issues in education to help students have a greater sense of what education is and how it should be implemented.
・哲学と倫理学の基礎概念と基礎理論について概説しながら、その考えを教育に応用して、「人間にとって根源的には教育とは何か、どのような意味があるのか」という問いと「現代社会における政治・経済・市民生活の中で教育をどう位置づけるのか」という問いについて考えてゆきます。
・テキスト『教育哲学講義:子ども性への回帰と対話的教育』の講読を前提に、講義でテキストへの理解を深め、小設問への解答、グループ・ディスカッション、クラス・ディスカッションを併用し、質疑応答によって進めていきます。
・本講義は四半期講義のために、講義が2時限連続で行われます。
- While outlining the basic concepts and fundamental theories of philosophy and ethics, we will apply these ideas to education and consider the questions of "What is education fundamentally for human beings and what is its meaning?
- Based on the reading of the textbook “Lectures on Philosophy of Education: Return to Childhood and Dialogic Education,” students will deepen their understanding of the text in the lectures and proceed through question-and-answer sessions with answers to small quizzes, group discussions, and class discussions.
1 | ・ガイダンス(講義の内容と進め方、評価の仕方) ・導入と問題:教育哲学の課題、子ども性への回帰としての教育、コミュニケーションとしての教育 【事前課題】テキストの序論と第1章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、エラスムスは、なぜ教育において「レピュエレセンティア」を必要だと思ったか? 2、「コミュニケーション」とは何か? 3、P.フレイレの「銀行型教育」とは何か? |
2 | ・生態学的情報理論の意味するもの ・プラトンの子ども観 【事前課題】テキストの第1〜2章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、J.J.ギブソンの生態学的心理学とは何か? 2、生態学的情報理論にとって「情報」とはどのようなものか? 3、プラトンによる四つの子どもの特徴を述べなさい。 |
3 | ・子どもとはいかなる存在か ・遊戯と存在 【事前課題】テキストの第2〜3章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、カーソンの言う「センス・オブ・ワンダー」とは何か? 2、「可能性」と「潜在性」の違いとは何か? 3、ホイジンガの遊びの4番目の定義を説明しなさい。 |
4 | ・遊戯と子ども性 【事前課題】テキストの第3章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、パイデイアは、なぜ「教養」となったのか? 2、遊びにおける「不確実性」はどのような教育的意義を持つのか? 3、デュシャンの「泉」は何を意図している作品か? |
5 | ・子どもの時間性 【事前課題】テキストの第4章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、クロノス的瞬間の具体例を自分の経験に即して3つ挙げなさい。 2、子どもにおける変身と旅の関係性を説明しなさい。 3、私たちは、究極的に、何を待っているのだろうか? |
6 | ・真理と対話:多型的反復としてのリズムとしての子どもの時間 【事前課題】テキストの第5章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、真理の古典的な二つの定義を説明しなさい。 2、アリストテレスのいう「形相因」を説明しなさい。 3、ソクラテスの「無知の自覚(無知の知)」の二つの解釈を説明しなさい。どこが違うだろうか? |
7 | ・科学、技術、民主主義 【事前課題】テキストの第6章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、フロムの言う、「所有」と「存在」という実存のあり方の違いを説明しなさい。 2、テクノロジーの民主化はどうして必要なのか? 3、民主主義にとって科学の教育が大切なのはなぜか? |
8 | ・教育の平等 【事前課題】テキストの第7章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、障害の医療モデルと社会モデルの違いを説明しなさい。 2、ノディングズの教育の不平等を測る3つの視点を説明しなさい。 3、ケイパビリティ・アプローチを説明しなさい。 |
9 | ・教育的タクト 【事前課題】テキストの第8章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、教育的タクトについて自分が経験した例を3つ挙げなさい。 2、場面緘黙とは何か? 3、タクトにおいて、なぜ余白(間、隙)が必要なのかを具体例を持ちいて説明しなさい。 |
10 | ・道徳教育と対話 【事前課題】テキストの第9章を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、日本学術会議哲学委員会報告「道徳科において「考え、議論する」教育を推進するために」をまとめてくること。 2、道徳教育においてなぜ、手続きが大切なのか? 3、M.デイヴィスのテスト・オプションのなかでとくにあなたが重要と思われるものを3つ挙げて、その理由を説明しなさい。 |
11 | ・平和構築としての子どもの哲学 【事前課題】テキストの第9章と以下の参考文献を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 河野哲也「子ども哲学とは平和構築である: 子どもの哲学の現状と目的について」『子ども学』No.7(2019/5), pp.24-44. 1、子どもの哲学とはどのような活動なのかを調べておくこと。 2、対話が成り立つ条件について考察しなさい。 3、今後の平和教育のあり方について、沖縄や広島、長崎の例を念頭に考案しなさい。 |
12 | ・生態学的アクターシップ:持続可能性と地方の問題、自然契約、「社会」概念の問題、シティズンシップから生態学的アクターシップへ 【事前課題】以下の指定された文献を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 ・得居ほか「地方創生の哲学対話(1)気仙沼での実践」、得居ほか「地方創生の哲学対話(2)沖縄県での実践」、両方とも『立教大学教育学科研究年報』第67号 (2025/3) 1、なぜ「地方」は、哲学の重要なテーマなのか? 2、環境危機は、なぜ地方格差と関係しているのか? 3、世代間倫理とは何か、調べておきなさい。 |
13 | まとめと全体のふりかえり(1) ・子ども性と教育 【事前課題】テキスト全体を読み、次の設問に解答できるように準備しておくこと。 1、カイロス、クロノス、リズムの時間概念をまとめなさい。 2、教育において子どもという存在はどういう位置づけになるのかを論じなさい。 3、現代社会で最も優先して教育のテーマとすべきことは何か、考えなさい。 |
14 | まとめと全体のふりかえり(2)最終テスト(授業内テスト) |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
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・テキストの精読を前提として、まず授業の最初に事前課題に答えてもらいます。 ・そこから説明を加えながら、グループディスカッション、クラスディスカッションに進みます。 |
・指定されたテキストの箇所を読み、事前課題に準備することが必須です。これを怠った場合には、授業参加が困難になります。
・オンラインで資料を提示することがありますので、これも事前に読んでおくことが授業参加の必要条件です。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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平常点 (In-class Points) | 100 |
授業内提出物(リアクションペイパーなど毎回)(40%) 受講態度、ディスカッションへの参加、授業中の発言(20%) 最終テスト(Final Test)(40%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 河野哲也 | 『教育哲学講義:子ども性への回帰と対話的教育』 | 勁草書房(印刷中) | 2025 | |
その他 (Others) | |||||
・以下の論文を必ず読んでおいてください。 ・河野哲也「人口と集中を抑制する新しい文化について」『哲学』No.71(2020年4月), pp.32-44. あるいは、河野哲也「自然契約の概念と拡散の文化」『学術の動向』25(2020年11月), pp.12-15. ・日本学術会議哲学委員会報告「道徳科において「考え、議論する」教育を推進するために」 ・河野哲也「子ども哲学とは平和構築である: 子どもの哲学の現状と目的について」『子ども学』No.7(2019/5), pp.24-44. ・得居ほか「地方創生の哲学対話(1)気仙沼での実践」、得居ほか「地方創生の哲学対話(2)沖縄県での実践」、両方とも『立教大学教育学科研究年報』第67号 (2025/3)所収. |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 河野哲也 | 『道徳を問いなおす:リベラリズムと教育のゆくえ』 | 筑摩書房 | 2011 | 4480065954 |
2 | 河野哲也 | 『自分で考え 自分で話せる:こどもを育てる哲学レッスン』(増補版) | 河出書房新社 | 2021 | 9784309249988 |
3 | 河野哲也 | 『人は語り続けるとき,考えていない: 対話と思考の哲学』 | 岩波書店」 | 2019 | 9784000245395 |
・2時限連続の講義であり、テキストや参考文献を購読しての事前の準備が、受講のための条件です。かならず事前課題に取り組んでください。
・授業中のグループ・クラスでのディスカッション、発言がこの講義での必要条件です。何か個別の事情がある場合には、事前に問い合わせてください。事前の問い合わせが必須であり、必要とされる時には配慮をいたします。
特になし。授業中は特にPCなどの機器を使わない。
・2時限連続の講義であり、テキストや参考文献を購読しての事前の準備が必要不可欠です。
・授業中には、ディスカッションや発言などが必須のものとして求められます。
・適切な受講態度が求められます。