日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Arts
Course Code AE113
Theme・Subtitle 住まいと人間形成をめぐる思想:家政学と教育学の往還から
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Seminar
Campus Ikebukuro
Semester Spring Semester
DayPeriod・Room Thu.3
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Credits 2
Course Number EDU3710
Language Japanese
Class Registration Method "Other" Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation ×(履修中止不可/ Not eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

(1) Students will understand the significance of introducing knowledge of home economics and lifestyle studies into pedagogical research.
(2) Students will deepen their understanding of the relationship between housing, architecture and education.
(2) Students will be able to compare and discuss multiple literatures.
(3) Students will develop the ability to critique everyday life.

【Course Contents】

(1) Introduction: Students subscribe to an article or journal discussion article, etc., which they are also asked to read when selecting their seminar.
(2) Students report on a specific theme, referring to several references in the literature. After the report, the designated discussant will comment on the contents of the report, and finally, all students will discuss the report together.
(3) Students will read the works of Kisho Kurokawa, one of the leading architects of the postwar period.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 イントロダクション:自己紹介、授業の進行についての説明、報告順の決定
2 「研究報告」をどのようにすればよいか?:レジュメの作り方、文献の検索、参照のコツ
3 家政学と教育学の関係にまつわる対談記事の購読
4 家政学と教育学の関係にまつわる論文の購読
5 報告とディスカッション(1)住まいとは何か?
6 (2)住宅を所有するということの意味
7 (3)戦後住宅政策をめぐって①:終戦〜70年代
8 (4)戦後住宅政策をめぐって②:70〜90年代
9 (5)90年代以降現在まで:マイホームの彼方に
10 文献講読へ:黒川紀章と戦後の建築家たち
11 『ホモ・モーベンス』第1章の講読
12 同上、第2章の講読
13 同上、第3章の講読
14 授業のまとめ

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

当該のテーマについて複数の文献を考察し、自分なりのまとめを行ったプレゼンテーションの準備が毎回必要になる。報告レジュメの一次稿は報告の1週間前までに準備し、コメンテーターはこの一次稿に対するコメントを次週までに準備する。事後は全受講者がリアクションペーパーを提出し、当該回の議論を振り返ることになる。また、授業内容と関わりの深い建築物(学生が移動できる範囲内のところで)を期限を決めて見ておくように指示することがある。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
レポート試験 (Report Exam) 50
平常点 (In-class Points)50 レポート報告の内容(30%)
指定討論の内容(20%)
備考 (Notes)
欠席が4回になるとD評価。

【テキスト / Textbooks】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 平山洋介 『マイホームの彼方に:住宅政策の戦後史をどう読むか』 筑摩書房 2020 9784480879097
2 難波和彦 『住まいを読む』 NHK出版 2024 9784149110769
3 黒川紀章 『ホモ・モーベンス:都市と人間の未来』 中公新書 1969 9784121001986
その他 (Others)
受講者は多様な文献を用いて報告を準備する必要があるが、上記2冊は必須なので全員購入すること。2の文献はこの1月から放送されたNHKのラジオ講座のテキストで、読みやすく、ゼミの内容にも近接するものなので、可能な限り授業開講前にざっと読んでおくとよい。黒川の『ホモ・モーベンス』は絶版なので、図書館で借りるか、中古を購入してもらうことになる。詳しくは初回の授業で伝える。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 平山洋介 『「仮住まい」と戦後日本:実家住まい、賃貸住まい、仮設住まい』 青土社 2020 9784791773213
2 村上あかね 『私たちはなぜ家を買うのか:後期近代における福祉国家の再編とハウジング』 勁草書房 2023 9784326698431
3 祐成保志 『〈住宅〉の歴史社会学:日常生活をめぐる啓蒙・動員・産業化』 新曜社 2008 9784788511279
4 本多真隆 『「家庭」の誕生:理想と現実の歴史を追う』 筑摩書房 2023 9784480075901
5 本多晃子 『革命と住宅』 ゲンロン 2023 9784907188511
その他 (Others)
上記以外の文献は適宜紹介する。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

毎回ノートPCかタブレットを持参すること。
コミュニケーションツールとしてslackを活用する。

【その他 / Others】

渡辺担当「教育調査実習4a」はゼミのテーマと関連する内容を扱うので、ゼミ生は可能な限り受講すること。

【注意事項 / Notice】