日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Arts
Course Code AE221
Theme・Subtitle 知能検査をはじめとする心理検査についての基本的な知識や技法,考え方を習得する
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Seminar
Campus Ikebukuro
Semester Spring Semester
DayPeriod・Room Wed.4
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Credits 2
Course Number EDU3710
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

This course aims to build a foothold for a deeper understanding of children and students in educational settings by acquainting students with the basic knowledge and theories of psychological testing and by providing hands-on experience of some of these theories.

【Course Contents】

In this class, students acquire basic knowledge and theory about psychological testing, with a focus on intelligence testing (WISC-V), and experience what psychological testing is really like. By writing reports and engaging in group discussions based on their experiences, students learn about the importance of respecting and understanding the diversity and individuality of people, which is the basic premise of education.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 イントロダクション
2 心理検査にはどのようなものがあるか,実施の際にはどのような配慮が必要か
3 知能とはどのようなものか
4 知能検査①(WISC-Ⅴ):WISCの仕組を学ぶ・検査用具の紹介
5 知能検査②(WISC-Ⅴ):教師による検査用具の手技の実演
6 知能検査③(WISC-Ⅴ):実践⑴(グループワーク)
7 知能検査④(WISC-Ⅴ):実践⑵(グループワーク)
8 知能検査⑤(WISC-Ⅴ):実践⑶(グループワーク)
9 知能検査⑥(WISC-Ⅴ):事例の解釈(具体例)・発達障害についての基礎的な知識の紹介
【小レポート】【小レポート】実際にWISC-Ⅴをやってみた感想と,講義で取り上げた具体例に対する自分なりの理解や解釈を報告してください。
10 発達検査や投影法についての基礎的な知識の紹介
11 発達検査(PARS-TR):実践(ペアワーク)と解説
12 発達検査(Conners3):実践(ペアワーク)と解説
13 投影法(バウムテスト,SCT)の実践と解説
14 まとめ(心理検査から分かること/分からないこと)
【最終レポート】次の①と②について述べて下さい。①第11~13回で実際に検査をやってみた感想を具体的に述べて下さい。②授業で紹介した知能検査,発達検査,投影法を組み合わせることで,児童・生徒のどのような面を知ることができるかについて,自分の考えを具体的に述べて下さい。

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

補足事項 (Supplementary Items)
検査に積極的に取り組むことを期待する。適宜グループワークを実施し,各グループで得られた意見などをクラス全体と共有する機会を設ける。

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

授業内で提示する(授業前後にCanvas LMSに掲示)。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 授業参加度(リアクションペーパー等)(42%)
小レポート(28%)
最終レポート(Final Report)(30%)
備考 (Notes)
欠席4回以上の場合は成績評価の対象としない。遅刻を3回した場合には欠席1回とみなす。遅刻した回はリアクションペーパーの点数を1点減点する(交通機関の遅延などやむを得ない事情があれば別)。毎回提出するリアクションペーパーにより出席を確認する。WISC-Ⅴの実演には時間がかかるため,適宜授業の内容を変更する可能性がある。積極的に実習に取り組むことを期待する。

【テキスト / Textbooks】

その他 (Others)
特に指定しない

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 小林正幸・橋本創一・松尾直博 『教師のための学校カウンセリング〔改訂版〕』 有斐閣 2021 4641123594
2 市川伸一 『学力と学習支援の心理学』 放送大学教育振興会 2014 4595314590

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

心理検査用具を用いた実技演習やグループワークによる体験型学習が中心であり,毎回の講義に積極的に取り組んで欲しい。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

教材の確認やレポートの提出のため,PCが必要である。

【その他 / Others】

• 講義は配布資料を中心に進める。毎回の講義内容はCanvas LMSにも掲示する。初回から段階的に学習を進めるため,欠席した講義はCanvas LMSを確認した上で参加することを推奨する。
• 提出されたリアクションペーパーや小レポートは実施回以降の授業中にフィードバックする。期末レポートについては,Canvas LMS上にて全体の講評などをフィードバックする。

【注意事項 / Notice】