日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
文学部/College of ArtsCollege of Arts |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
AF202/AF202AF202 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
|
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
火3/Tue.3 Tue.3 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
EDU2700 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
1) By acquiring basic knowledge of the theoretical frameworks of the subject of social studies (history, goals, methods), students will be able to grasp the significance and issues of the subject.
2) Students will be able to specifically conceptualize what they have learned from past practice regarding teaching methods for social studies.
1) Students will consider various issues surrounding historical changes of curriculum guidelines and textbooks geared toward post-war education and the historical development of social studies education.
2) Students will consider working on lesson reports regarding ways of conducting social studies classes accumulated friom post-war alternative education movements.
1 | 社会科教育の基礎と前提①社会科教育における公共性 教育基本法を読む |
2 | 社会科教育の基礎と前提②社会科教育における公共性 グローバル化と資本主義の本質をつかむ |
3 | 社会科教育の基礎と前提③社会科教育における公共性 社会権・生存権としての社会科教育 |
4 | 戦後教育と社会科の歩み①:戦後民主主義と社会科 『あたらしい憲法のはなし』を読む |
5 | 戦後教育と社会科の歩み②:「逆コース」のなかの社会科教育 「政治的中立性」をめぐって |
6 | 戦後教育と社会科の歩み③:「逆コース」のなかの社会科教育 家永三郎教科書裁判 |
7 | 社会科教育の論点①ジェンダーと社会科教育 ジェンダーの視点で社会科教育を見直す |
8 | 社会科教育の論点②戦争体験と歴史教育 「記憶の文化」の位相に着目する |
9 | 社会科教育の論点③歴史修正主義と歴史教育 日本軍「慰安婦」問題をめぐる歴史教科書問題を考える |
10 | 社会科教育の論点④市民形成と社会科教育 主権者教育の実践と課題を考える |
11 | 社会科教育実践に学ぶ①歴史を討論する授業の誕生 高校日本史の加藤公明「考える日本史授業」 |
12 | 社会科教育実践に学ぶ②行動する市民を育てる社会科教育 高校日本史・現代社会の浅尾弘子実践 |
13 | 社会科教育実践に学ぶ③民衆の視点から社会科教育を考える 小学校社会科の草分京子実践と高校日本史の柄澤守実践 |
14 | 授業全体の振り返りとまとめ:変革的知識人としての社会科教師と子どもを解放する授業実践 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
授業時間外の学習に関する指示は,履修登録完了後に「Canvas LMS」上で履修者に対して行う。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
授業内に指示する提出物(20%) 平常点(リアクションペーパー)(20%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 吉田裕 | 『日本人の戦争観』 | 岩波現代文庫 | 2005 | 9784006031077 |
その他 (Others) | |||||
レポート試験の課題文献である。また、受講に際して、現在の社会科の学習指導要領に関しても手元に置いておくこと。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 平井一臣ほか | 『つながる政治学』 | 法律文化社 | 2022 | 9784589041968 |
基本的に授業は講義形式であるが、学生への質問も活発に行う。教育実践についての評価を受講者のあいだで討論を試みることもしたい。積極的な受講態度が期待される。なお、受講者の問題関心や受講者数に応じて授業計画を一部変更する場合がある。必ずしも教員にならない学生にとっても戦後の民主主義の担い手を育てる課題を一身に背負って出発した教科としての社会科の理念や歴史を知ることは有益である。初等教育専攻課程の学生はもちろんのこと、教育学専攻の学生も積極的に履修をしてほしい。
社会科という教科の理念や内容についてその歴史的展開を一方で追いつつ、他方で戦後日本を代表する社会科教育実践について平和で民主的な社会の担い手を形成する授業実践の思想と方法を学ぶことで、社会科の教科としての意義や特徴を把握する。
1) By acquiring basic knowledge of the theoretical frameworks of the subject of social studies (history, goals, methods), students will be able to grasp the significance and issues of the subject.
2) Students will be able to specifically conceptualize what they have learned from past practice regarding teaching methods for social studies.
①戦後教育と社会科教育の歴史的展開について、学習指導要領の歴史的変遷や教科書をめぐる諸問題に照準を合わせて検討する。
②戦後の民間教育運動のなかで蓄積されてきた社会科の授業実践のあり方について実践記録を手がかりに考察する。
1) Students will consider various issues surrounding historical changes of curriculum guidelines and textbooks geared toward post-war education and the historical development of social studies education.
2) Students will consider working on lesson reports regarding ways of conducting social studies classes accumulated friom post-war alternative education movements.
1 | 社会科教育の基礎と前提①社会科教育における公共性 教育基本法を読む |
2 | 社会科教育の基礎と前提②社会科教育における公共性 グローバル化と資本主義の本質をつかむ |
3 | 社会科教育の基礎と前提③社会科教育における公共性 社会権・生存権としての社会科教育 |
4 | 戦後教育と社会科の歩み①:戦後民主主義と社会科 『あたらしい憲法のはなし』を読む |
5 | 戦後教育と社会科の歩み②:「逆コース」のなかの社会科教育 「政治的中立性」をめぐって |
6 | 戦後教育と社会科の歩み③:「逆コース」のなかの社会科教育 家永三郎教科書裁判 |
7 | 社会科教育の論点①ジェンダーと社会科教育 ジェンダーの視点で社会科教育を見直す |
8 | 社会科教育の論点②戦争体験と歴史教育 「記憶の文化」の位相に着目する |
9 | 社会科教育の論点③歴史修正主義と歴史教育 日本軍「慰安婦」問題をめぐる歴史教科書問題を考える |
10 | 社会科教育の論点④市民形成と社会科教育 主権者教育の実践と課題を考える |
11 | 社会科教育実践に学ぶ①歴史を討論する授業の誕生 高校日本史の加藤公明「考える日本史授業」 |
12 | 社会科教育実践に学ぶ②行動する市民を育てる社会科教育 高校日本史・現代社会の浅尾弘子実践 |
13 | 社会科教育実践に学ぶ③民衆の視点から社会科教育を考える 小学校社会科の草分京子実践と高校日本史の柄澤守実践 |
14 | 授業全体の振り返りとまとめ:変革的知識人としての社会科教師と子どもを解放する授業実践 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
授業時間外の学習に関する指示は,履修登録完了後に「Canvas LMS」上で履修者に対して行う。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
授業内に指示する提出物(20%) 平常点(リアクションペーパー)(20%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 吉田裕 | 『日本人の戦争観』 | 岩波現代文庫 | 2005 | 9784006031077 |
その他 (Others) | |||||
レポート試験の課題文献である。また、受講に際して、現在の社会科の学習指導要領に関しても手元に置いておくこと。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 平井一臣ほか | 『つながる政治学』 | 法律文化社 | 2022 | 9784589041968 |
基本的に授業は講義形式であるが、学生への質問も活発に行う。教育実践についての評価を受講者のあいだで討論を試みることもしたい。積極的な受講態度が期待される。なお、受講者の問題関心や受講者数に応じて授業計画を一部変更する場合がある。必ずしも教員にならない学生にとっても戦後の民主主義の担い手を育てる課題を一身に背負って出発した教科としての社会科の理念や歴史を知ることは有益である。初等教育専攻課程の学生はもちろんのこと、教育学専攻の学生も積極的に履修をしてほしい。