日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Arts
Course Code AL152
Theme・Subtitle 対話スキルと合意形成法
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Practical Training
Campus Ikebukuro
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Fri.2
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Credits 2
Course Number ART1823
Language Others
Class Registration Method Lottery Registration(定員:30人/ Capacity:30)
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

This class aims to contribute to each student’s approach to the SDGs goals by learning about the basic concepts of theatre --conflict, dialogue, empathy, and action—as the case model of our reality and how theatre has practically been applied to understanding others and solving social problems.

【Course Contents】

This exercise will focus on the student’s presentation, oral reading, role-playing, and discussion in two ways. The content will be adjusted according to the number of students and their interests.

1.To learn about the basic concepts of Western theatre, "conflict," "dialogue," "empathy," and "action" from English materials, and to understand how they construct the world of drama through oral readings of some famous plays in Japanese.

2.To learn how legendary theatre practitioners have applied their theatrical methodologies to solve problems by understanding others and thinking differently for a better situation from English materials. Then, to practice the methods oneself.

3.To consider what actions we should take to overcome the realities of war, with reading Israeli plays as models of the "conflict."

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 自己紹介とガイダンス、授業目的・方法の共有と調整
簡単なドラマ教育の手法を用いたアイスブレイク
2 1に関わるレクチャーとワーク: 演劇における「対立」「対話」「共感」とは?
西洋演劇の中で描かれてきた人間の争いについて、いくつかのモデル作品から知る。
それぞれの作品について、「自分ならどうするか」を考えてみる。
①ソポクレス『アンティゴネー』について
3 1に関わるレクチャーとワーク: 演劇における「対立」「対話」「共感」とは?
西洋演劇の中で描かれてきた人間の争いについて、いくつかのモデル作品から知る。
それぞれの作品について、「自分ならどうするか」を考えてみる。
②アリストパネス『女の平和』について
4 1に関わるレクチャーとワーク: 演劇における「対立」「対話」「共感」とは?
西洋演劇の中で描かれてきた人間の争いについて、いくつかのモデル作品から知る。
それぞれの作品について、「自分ならどうするか」を考えてみる。
③イプセン『人形の家』について
5 1に関わるレクチャーとワーク: 演劇における「対立」「対話」「共感」とは?
西洋演劇の中で描かれてきた人間の争いについて、いくつかのモデル作品から知る。
それぞれの作品について、「自分ならどうするか」を考えてみる。
④ブレヒト『イエスマン・ノーマン』について
6 1に関わるレクチャーとワークのまとめ:演劇が描く対立と意思決定
7 2に関わるレクチャーとワーク: 現実を変える応用演劇、ベルトルト・ブレヒトとアウグスト・ボアールについて英語資料の読解①
8 2に関わるレクチャーとワーク: 現実を変える応用演劇、ベルトルト・ブレヒトとアウグスト・ボアールについて英語資料の読解②
9 2に関わるレクチャーとワーク: 現実を変える応用演劇、ベルトルト・ブレヒトとアウグスト・ボアールについて英語資料の読解③
10 2に関わるレクチャーとワークのまとめ:演劇が現実に対してできること
11 3に関わるレクチャーとワーク:イスラエルにおける戦争と演劇
モティ・レルネルの作品を中心に①
12 3に関わるレクチャーとワーク:イスラエルにおける戦争と演劇
モティ・レルネルの作品を中心に②
13 3に関わるレクチャーとワーク:イスラエルにおける戦争と演劇
モティ・レルネルの作品を中心に③
14 ふりかえり

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

基本的には以下の2点を授業時間外学習として要します。
1)英語資料を訳しておく
2)日本語戯曲を読む

英語が心配な人も十分に参加できるよう配分しますので英語が得意でなくてもトライしてみてください。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 最終レポート(Final Report)(30%)
授業への参加態度(30%)
課題(30%)
リアクション(10%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 ソポクレス 『アンティゴネ― 』 岩波書店 2014 9784003570043
2 ヘンリック・イプセン 『人形の家 (近代古典劇翻訳〈注釈付〉シリーズ)』 論創社 2020 9784846019228
3 ベルトルト・ブレヒト 『ブレヒト戯曲全集 第6巻』 未來社 1999 9784624932763
4 アウグスト・ボアール 『被抑圧者の演劇』 晶文社 1984 9784794936813
その他 (Others)
英語資料は別途授業内で配布します。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 Michael Rohd Theatre for Community, Conflict and Dialogue Heineman 1998 0325000026
2 Anthony Jackson and Chris Vine Learning through Theatre (Third Edition) Routledge 2013 9780415530712
3 ヘレン・ニコルソン 『応用ドラマ』 而立書房 2015 9784880593388

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

英語の簡単な文献を読むための文法能力。その他には特に必要なものはありませんが、簡単な演技を通じてのワークがあるのであらかじめ承知してください。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

この科目は「英語に関連する科目」です。使用言語は英語ではありませんが英語のテキストやデータベースを用いて授業を行うバイリンガルの設定となっています。使用する資料等については上記の「テキスト」「参考文献」の欄で確認してください。

【注意事項 / Notice】