日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
文学部/College of ArtsCollege of Arts |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
AT125/AT125AT125 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
令和の芥川龍之介賞受賞作品を読む |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
| 授業形式/ Class StyleCampus |
演習・ゼミ/SeminarSeminar |
| 校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
| 学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
月2/Mon.2 Mon.2 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
JAL2310 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇（履修中止可/ Eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
We will read the works that have won the Akutagawa Ryunosuke Prize among the short and medium-length novels published during the Reiwa period (especially between May 2019 and December 2024) and cultivate the ability to analyze the works. At the same time, we will attempt contemporaneous studies on contemporary literature.
In this class, students will choose one of the above-mentioned "contemporary literatures" and will develop three activities: analysis of the work, contemporaneous studies, and composition of chapters of a report. These activities will be conducted using the "F method," originally devised by Professor Emeritus Hidetada Fujii of this University. The details of the method will be explained by the instructor in the second session. Participants will be divided into five groups of several members, who will be responsible for presenting their research. From the fourth to the thirteenth session, each group will present the results of its close reading of a work in even-numbered sessions, and will give a presentation on its contemporaneous studies in odd-numbered sessions. One other group will serve as the moderator for each research presentation.
| 1 | はじめに：研究対象となる作品＆各担当班の決定 |
| 2 | Ｆメソッドについての説明 |
| 3 | 文献の集め方と発表の方法―復習― |
| 4 | 受講者による発表⑴：作品Ａ精読編 |
| 5 | 受講者による発表⑵：作品Ａ同時代研究編 |
| 6 | 受講者による発表⑶：作品Ｂ精読編 |
| 7 | 受講者による発表⑷：作品Ｂ同時代研究編 |
| 8 | 受講者による発表⑸：作品Ｃ精読編 |
| 9 | 受講者による発表⑹：作品Ｃ同時代研究編 |
| 10 | 受講者による発表⑺：作品Ｄ精読編 |
| 11 | 受講者による発表⑻：作品Ｄ同時代研究編 |
| 12 | 受講者による発表⑼：作品Ｅ精読編 |
| 13 | 受講者による発表⑽：作品Ｅ同時代研究編 |
| 14 | おわりに：レポートの書き方または予備時間 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| 受講者による発表に際して、個人PCの画面をPress-IT（PCやタブレット、スマホからワイヤレスで、発表者の資料を映写できるプレゼンシステム）で、全体に提示する方法を用いる。 |
作品が決定した後、研究発表の準備を怠りなく進めること。なお第４回以降の授業に備えて、受講者全員が事前に作品を精読して各自の読みや考えを固めること、それを毎回始業以前に「Google Forms」へ記したうえで、演習に臨むことが求められる。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
最終レポート(Final Report)(30%) 担当作品に関する研究発表(40%) 毎回の出席と、併せて適宜書いてもらうコメントペーパーほか、討議に対する貢献など(30%) |
| 備考 (Notes) | ||
| 本授業は、発表や討論に関する知識や方法の体得を一義とする。ゆえに、一、単位取得のためには研究発表が必須である。なおやむを得ず担当回を欠席した場合は、改めて発表の機会が与えられる。二、７割(１４回のうち１０回)以上の出席をしていない場合は、単位修得不可。また３０分を越えて入室・退出する行為はこれを出席と認めない。ただし教育実習ほか各種実習や採用に直接関わる就職活動（セミナーや説明会は除く）等による欠席、電車遅延（要証明書）等による遅刻、の場合は相談に応じる。弔事もこれに同じ。また学校感染症による出席停止措置を受けた場合を除き、病欠に対する配慮は難しい。部活動による欠席についても対応できない。 | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 第１～３＆１４回の資料は教員が頒布する。第４～１３回のテキストは、受講者が各自で用意すること。その際に電子書籍は味気ないので、紙の本を買うことをお奨めする。なお研究対象となる作品の選定を含め、授業運営の詳細は第１回の授業で説明する。受講予定者各位は必ず出席すること。 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 河野哲也 | 『レポート・論文の書き方入門 第４版』 | 慶應義塾大学出版会 | 2018 | 9784766425277 |
| その他 (Others) | |||||
| ほか機会があり次第、日本文学関連であるかないかを問わず、授業内において紹介する。 | |||||
本授業は受講者に積極的な授業参加を求める。ほぼ全ての回で授業前に「Google Forms」の提出が必要となる。またいわゆる純文学を読んで、面白いと感じることのできる心性の持ち主でないと、完走することが難しい。
ノートPC。どうしても準備できないようならタブレット。前記の通り発表に際してPress-ITという画面共有機器を使用する予定があるため、スマホだけで当授業に参加することは大きな困難を伴う。
第１回はガイダンスを行う回です。授業のアウトラインを説明する、とても重要な回ですので、これへ参加せずに履修の手続きを行い、あとで後悔することのないよう、必ず参加して下さい。なお今村夏子「むらさきのスカートの女」（『小説トリッパー』）は2019年春季（３月）号に掲載された作品であるため、扱うことができません。また、宇佐見りん「推し、燃ゆ」と、高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」は、一昨年の別な授業で採り上げたので、扱わない可能性があります。
令和時代（うち2019年5月から2024年12月まで）に発表された短・中篇小説のうち、芥川龍之介賞受賞作品を読んで、作品を分析する力を養う。併せて現代文学を対象とした、同時代研究を試行する。
We will read the works that have won the Akutagawa Ryunosuke Prize among the short and medium-length novels published during the Reiwa period (especially between May 2019 and December 2024) and cultivate the ability to analyze the works. At the same time, we will attempt contemporaneous studies on contemporary literature.
当演習は、受講者の皆さんが上記の「現代文学」から一つを選んで、それを対象に、作品分析・同時代研究・レポートの章構成という、三つの活動を展開することに眼目を置く。なおこの活動は、藤井淑禎本学名誉教授創案による「Ｆメソッド」を用いて実践される。メソッドの運用の詳細は、教員が第２回で説明する。そして受講者は複数名で成る５班に分かれ、研究発表を担う。第４～１３回のうち、各担当班は偶数回に作品を精読した結果を提示し、奇数回に同時代研究について発表を行うことになる。各研究発表においては、別の１班が司会を担当する予定である。
In this class, students will choose one of the above-mentioned "contemporary literatures" and will develop three activities: analysis of the work, contemporaneous studies, and composition of chapters of a report. These activities will be conducted using the "F method," originally devised by Professor Emeritus Hidetada Fujii of this University. The details of the method will be explained by the instructor in the second session. Participants will be divided into five groups of several members, who will be responsible for presenting their research. From the fourth to the thirteenth session, each group will present the results of its close reading of a work in even-numbered sessions, and will give a presentation on its contemporaneous studies in odd-numbered sessions. One other group will serve as the moderator for each research presentation.
| 1 | はじめに：研究対象となる作品＆各担当班の決定 |
| 2 | Ｆメソッドについての説明 |
| 3 | 文献の集め方と発表の方法―復習― |
| 4 | 受講者による発表⑴：作品Ａ精読編 |
| 5 | 受講者による発表⑵：作品Ａ同時代研究編 |
| 6 | 受講者による発表⑶：作品Ｂ精読編 |
| 7 | 受講者による発表⑷：作品Ｂ同時代研究編 |
| 8 | 受講者による発表⑸：作品Ｃ精読編 |
| 9 | 受講者による発表⑹：作品Ｃ同時代研究編 |
| 10 | 受講者による発表⑺：作品Ｄ精読編 |
| 11 | 受講者による発表⑻：作品Ｄ同時代研究編 |
| 12 | 受講者による発表⑼：作品Ｅ精読編 |
| 13 | 受講者による発表⑽：作品Ｅ同時代研究編 |
| 14 | おわりに：レポートの書き方または予備時間 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| 受講者による発表に際して、個人PCの画面をPress-IT（PCやタブレット、スマホからワイヤレスで、発表者の資料を映写できるプレゼンシステム）で、全体に提示する方法を用いる。 |
作品が決定した後、研究発表の準備を怠りなく進めること。なお第４回以降の授業に備えて、受講者全員が事前に作品を精読して各自の読みや考えを固めること、それを毎回始業以前に「Google Forms」へ記したうえで、演習に臨むことが求められる。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
最終レポート(Final Report)(30%) 担当作品に関する研究発表(40%) 毎回の出席と、併せて適宜書いてもらうコメントペーパーほか、討議に対する貢献など(30%) |
| 備考 (Notes) | ||
| 本授業は、発表や討論に関する知識や方法の体得を一義とする。ゆえに、一、単位取得のためには研究発表が必須である。なおやむを得ず担当回を欠席した場合は、改めて発表の機会が与えられる。二、７割(１４回のうち１０回)以上の出席をしていない場合は、単位修得不可。また３０分を越えて入室・退出する行為はこれを出席と認めない。ただし教育実習ほか各種実習や採用に直接関わる就職活動（セミナーや説明会は除く）等による欠席、電車遅延（要証明書）等による遅刻、の場合は相談に応じる。弔事もこれに同じ。また学校感染症による出席停止措置を受けた場合を除き、病欠に対する配慮は難しい。部活動による欠席についても対応できない。 | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 第１～３＆１４回の資料は教員が頒布する。第４～１３回のテキストは、受講者が各自で用意すること。その際に電子書籍は味気ないので、紙の本を買うことをお奨めする。なお研究対象となる作品の選定を含め、授業運営の詳細は第１回の授業で説明する。受講予定者各位は必ず出席すること。 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 河野哲也 | 『レポート・論文の書き方入門 第４版』 | 慶應義塾大学出版会 | 2018 | 9784766425277 |
| その他 (Others) | |||||
| ほか機会があり次第、日本文学関連であるかないかを問わず、授業内において紹介する。 | |||||
本授業は受講者に積極的な授業参加を求める。ほぼ全ての回で授業前に「Google Forms」の提出が必要となる。またいわゆる純文学を読んで、面白いと感じることのできる心性の持ち主でないと、完走することが難しい。
ノートPC。どうしても準備できないようならタブレット。前記の通り発表に際してPress-ITという画面共有機器を使用する予定があるため、スマホだけで当授業に参加することは大きな困難を伴う。
第１回はガイダンスを行う回です。授業のアウトラインを説明する、とても重要な回ですので、これへ参加せずに履修の手続きを行い、あとで後悔することのないよう、必ず参加して下さい。なお今村夏子「むらさきのスカートの女」（『小説トリッパー』）は2019年春季（３月）号に掲載された作品であるため、扱うことができません。また、宇佐見りん「推し、燃ゆ」と、高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」は、一昨年の別な授業で採り上げたので、扱わない可能性があります。