日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
文学部/College of ArtsCollege of Arts |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
AU325/AU325AU325 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
「西洋哲学」で「哲学する」 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
木4/Thu.4 Thu.4 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
PCW2000 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
AE326「人間と哲学1」と同一科目。重複履修不可。教育学科の学生はAE326を登録すること。 |
The purpose of this course is not "memorizing" philosophers' names and concepts. "Philosophy" is not a set of seemingly deep thoughts or witty ideas. The most important thing is to be able to "think" by yourself.
The objectives of this course consist therefor:
・ to learn how to “think” by yourself.
・ to understand the basic flow and important ideas of the Western philosophy.
For this reason, we plan to have interactive dialogue with students as much as possible. The students will be required to answer the questions presented before each session. The course will be proceeded in response to the answers, by presenting ideas elaborated in Western philosophy.
1 | イントロダクション:「哲学する」とは?「正しい」とは? プラトン |
2 | 「バナナはおやつに含まれるか」? アリストテレスとスコラ哲学 |
3 | 「私」は「自由」か? デカルトとホッブズ |
4 | 「偶然」「必然」て何? スピノザ、ライプニッツ、ヒューム |
5 | 「真」「善」「美」は主観的?客観的? カント |
6 | 「善い」「悪い」はどう決まる? カント、功利主義、ニーチェ |
7 | 「社会」って何? ヘーゲル、マルクス、キルケゴール、トクヴィル |
8 | 「ある」と「いる」、「もの」と「こと」はどう違う? フッサール、ハイデガー |
9 | 「言葉」はすべてを言い表せるか? ウィトゲンシュタイン、ソシュール |
10 | 結局「人それぞれ」? 構造主義とポスト構造主義 |
11 | 「正義」なんてもうない? ポストモダン、デリダ、ロールズ、ハーバーマス |
12 | 「責任」て何? アーレント、レヴィナス、分析哲学 |
13 | 「自然」は守るべきか 現象学、エコロジー |
14 | ジェンダーのことはどう考えたらよいか フェミニズムとジェンダー哲学 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
次回の講義で扱う「問い」についてあらかじめ考えてくる。
各回の講義の内容を振り返り、考えを深める。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 50 | |
平常点 (In-class Points) | 50 |
授業参加度(コメントの提出等)(50%) |
備考 (Notes) | ||
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
用いません(適宜プリントを配布します)。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 貫成人 | 『図説・標準 哲学史』 | 新書館 | 2008 | 9784403250934 |
2 | 納富信留・檜垣立哉・柏端達也 | 『よくわかる哲学・思想』 | ミネルヴァ書房 | 2019 | 9784623084104 |
3 | 曽我千亜紀ほか編 | 『フランス・バカロレア式 書く! 哲学入門』 | ナカニシヤ出版 | 2021 | 9784779514951 |
4 | 渡名喜庸哲 | 『現代フランス哲学』 | ちくま新書 | 2023 | 9784480075741 |
その他 (Others) | |||||
そのほか適宜授業中に指示します。 |
この授業は「概論」として、哲学についての基本的な考え方や知識をお伝えすることを目的としていますので、関心があれば、先行知識は必要ありません。
この授業では、哲学者の名前と概念を暗記することを目指すことはしません。「哲学」で重要なことは、覚えることではなく、自ら「考える」ことです。自ら「考える」ことができるために、そのツールとして、西洋哲学の歴史や基本的な考え方を身につけることを目指します。
ただし、必要に応じて、西洋哲学の基本的な流れや重要な考え方の説明はします。大学の授業やさまざまな本などでは、西洋の哲学者の名前や考え方が出てくることがあります。そうしたときの参考になるような基本的な事項を理解することも目標の一つです。
The purpose of this course is not "memorizing" philosophers' names and concepts. "Philosophy" is not a set of seemingly deep thoughts or witty ideas. The most important thing is to be able to "think" by yourself.
The objectives of this course consist therefor:
・ to learn how to “think” by yourself.
・ to understand the basic flow and important ideas of the Western philosophy.
授業では、できるだけ日常的な場面にも通ずる「問い」を提示します。授業前あるいは授業内にそれについて「考えて」もらう機会を設けます。できるだけ履修者とのインタラクティブな対話を設ける予定です。
それを踏まえて、各回その「問い」を掘り下げるために、関連する西洋哲学の重要な考え方を説明していきます。
なお、以下の授業計画は授業の進み方や履修者の希望に応じて適宜変更する場合があります。
For this reason, we plan to have interactive dialogue with students as much as possible. The students will be required to answer the questions presented before each session. The course will be proceeded in response to the answers, by presenting ideas elaborated in Western philosophy.
1 | イントロダクション:「哲学する」とは?「正しい」とは? プラトン |
2 | 「バナナはおやつに含まれるか」? アリストテレスとスコラ哲学 |
3 | 「私」は「自由」か? デカルトとホッブズ |
4 | 「偶然」「必然」て何? スピノザ、ライプニッツ、ヒューム |
5 | 「真」「善」「美」は主観的?客観的? カント |
6 | 「善い」「悪い」はどう決まる? カント、功利主義、ニーチェ |
7 | 「社会」って何? ヘーゲル、マルクス、キルケゴール、トクヴィル |
8 | 「ある」と「いる」、「もの」と「こと」はどう違う? フッサール、ハイデガー |
9 | 「言葉」はすべてを言い表せるか? ウィトゲンシュタイン、ソシュール |
10 | 結局「人それぞれ」? 構造主義とポスト構造主義 |
11 | 「正義」なんてもうない? ポストモダン、デリダ、ロールズ、ハーバーマス |
12 | 「責任」て何? アーレント、レヴィナス、分析哲学 |
13 | 「自然」は守るべきか 現象学、エコロジー |
14 | ジェンダーのことはどう考えたらよいか フェミニズムとジェンダー哲学 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
次回の講義で扱う「問い」についてあらかじめ考えてくる。
各回の講義の内容を振り返り、考えを深める。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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筆記試験 (Written Exam) | 50 | |
平常点 (In-class Points) | 50 |
授業参加度(コメントの提出等)(50%) |
備考 (Notes) | ||
その他 (Others) | |||||
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用いません(適宜プリントを配布します)。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 貫成人 | 『図説・標準 哲学史』 | 新書館 | 2008 | 9784403250934 |
2 | 納富信留・檜垣立哉・柏端達也 | 『よくわかる哲学・思想』 | ミネルヴァ書房 | 2019 | 9784623084104 |
3 | 曽我千亜紀ほか編 | 『フランス・バカロレア式 書く! 哲学入門』 | ナカニシヤ出版 | 2021 | 9784779514951 |
4 | 渡名喜庸哲 | 『現代フランス哲学』 | ちくま新書 | 2023 | 9784480075741 |
その他 (Others) | |||||
そのほか適宜授業中に指示します。 |
この授業は「概論」として、哲学についての基本的な考え方や知識をお伝えすることを目的としていますので、関心があれば、先行知識は必要ありません。