日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Economics
Course Code BX020
Theme・Subtitle 経済社会の歴史
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Thu.3
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Credits 2
Course Number ECX1710
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

This course provides an overview of Japanese economic history from the aspect of people's lives, with an eye on social history as well. Students will also acquire basic knowledge of history.

【Course Contents】

The textbook will be mainly Satoshi Nakanishi (ed.) (2017) “History of Economy and Society” (Nagoya University Press). It is not necessary to purchase the textbook, as PowerPoint slides will be distributed in class in advance. In addition, the first two classes will be devoted to lectures on the philosophy of history and points to keep in mind when using historical statistics as an introduction.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 イントロダクション
2 歴史統計はどのように作られているか。また、利用の上での注意点。
3 家族・地域社会と経済活動
4 災害と飢饉
5 森林資源と土地所有
6 エネルギーと経済成長
7 人口で測る経済力
8 健康と医薬
9 娯楽と消費
10 教育と労働
11 法と福祉
12 帝国と植民地経済
13 日本の経済思想家たち①
14 日本の経済思想家たち②

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

1回の授業につき復習を30分など

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
筆記試験 (Written Exam) 100
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 中西聡編 『経済社会の歴史 生活からの経済史入門』 名古屋大学出版会 2017

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 E.H.カー 『歴史とは何か』 岩波書店 1962
2 恒木健太郎・左近幸村編 『歴史学の縁取り方』 東京大学出版会 2020
3 クェンティン・スキナー 『思想史とはなにか』 岩波書店 1990
4 佐藤正広 『数字はつくられた』 東京外国語大学出版会 2022
5 遅塚忠躬 『史学概論』 東京大学出版会 2010
6 松沢裕作 『日本近代社会史』 有斐閣 2022

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

ある程度日本経済史の通史を知っていた方が理解がスムーズかもしれないが、無くても大丈夫なように説明するつもりである

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

無し

【その他 / Others】

(2024年8月28日)
担当者変更に伴うシラバス変更
【担当者】変更前
須永 徳武

【テーマ/サブタイトル】変更前
イノベーションと革新的企業家の系譜

【授業の目標】変更前
経済の発展を生じさせる要因に関して理論的な知識を習得しつつ、各分野の研究の最前線はどのようなものなのかに触れる。高校までの学習では扱われない,経済や経営の歴史の多様な考え方,アプローチの仕方を理解する。

【授業の内容】変更前
経済を学ぶうえで歴史は非常に重要です。なぜなら,歴史を知ることによって,今日の経済社会の成り立ちがはじめて理解できるからです。この授業では,単に過去の出来事を暗記するのではなく,経済や企業がどのように動いてきたのかをとらえようとします。特に,経営史研究の最前線ではどのようなテーマが扱われ,議論されているのかを,入門的に学びます。


【授業計画】変更前
1.経済の発展過程をどう考えるか?
2.シュンペーターのイノベーション論と企業家の革新性 ①
3.シュンペーターのイノベーション論と企業家の革新性 ②
4.イノベーションとチャンドラー・モデル ①
5.イノベーションとチャンドラー・モデル ②
6.イノベーションのジレンマ ①
7.イノベーションのジレンマ ②
8.渋沢栄一:日本資本主義のグランドデザイナー ①
9.渋沢栄一:日本資本主義のグランドデザイナー ②
10.中内功:闘う流通革命家 ①
11.中内功:闘う流通革命家 ②
12.伊藤雅俊と鈴木敏文:流通イノベーター
13.井深大と盛田昭夫:ブランド・イノベーター ①
14.井深大と盛田昭夫:ブランド・イノベーター ②

【授業時間外(予習・復習等)の学習】変更前
基礎知識の確認・整理のために高校時代に使用した歴史科目や公民科目の教科書に目を通すと授業の理解が深まり効果的な学習ができる。復習では授業レジュメやノートのほか,シラバスや授業で紹介する文献が参考になる。

【テキスト】変更前
なし

【参考文献】変更前
1. M. ヴェーバー、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、岩波文庫、1989(4003420934)
2. J.A. シュムペーター、『経済発展の理論』 上、岩波文庫、1977(4003414713)
3. J.A. シュムペーター、『経済発展の理論』 下、岩波文庫、1977(4003414721)
4. C. クリステンセン、『イノベーションのジレンマ』、翔泳社、2001(4798100234)
5. C. クリステンセン、『イノベーション・オブ・ライフ』、翔泳社、2012(4798124095)
6. 中内功、『わが安売り哲学』、千倉書房、2007(4805108886)
7. 盛田昭夫、『MADE IN JAPAN』、PHP 研究所、2012(4569801919)

【注意事項 / Notice】