日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Economics
Course Code BX148
Theme・Subtitle 経済学の視点から日常生活に関わる社会保障・社会福祉政策を見る
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Mon.1
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Credits 2
Course Number ECX3510
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

The objective of this class is to understand the relationship between the economy and welfare, the social security structure and system, the types of social welfare, and welfare finance in order to discover, analyze, and evaluate the problems in the social security and social welfare systems.

【Course Contents】

This class considers the social welfare system and social security system from an economics perspective. The class will proceed by explaining the recently hot topic of economic inequality from information asymmetry and then addresses unemployment insurance, pension insurance, health insurance, and long-term care insurance as policies under asymmetric information and then relates these to our daily lives.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 ガイダンス(講義の目的・内容・進め方など)
講義内容・進行方法・成績評価などを理解し、講義の全体像をつかむことができる。
2 貧困/不平等とその計測
貧困/不平等の計測基準や現状を理解し説明することができるようになる。
3 格差問題と所得再分配
格差問題の背景・現状・解決方法を理解し説明することができるようになる。
4 情報の非対称性問題
経済社会におけるさまざまな情報の非対称性について、理解し説明することができるようになる。
5 非対称情報下の経済政策
非対称情報化の政策を実際の例で理解し説明することができるようになる。
6 失業問題と失業保険
失業問題についての基本知識、失業保険に関する理論・仕組みなどを理解し説明することができるようになる。
7 老後の所得保障と年金保険Ⅰ
老後の所得保障についての理論的な解説を理解し説明することができるようになる。
8 老後の所得保障と年金保険Ⅱ
年金保険制度の基本的仕組みと諸問題を理解し説明することができるようになる。
9 医療の需要と供給
保健医療についての理論的な解説を理解し説明することができるようになる。
10 健康保険と高齢化問題 
医療保険制度の基本的仕組みと諸問題を理解し説明することができるようになる。
11 高齢者の急増と高齢者福祉サービス
少子高齢化の背景と問題・高齢者のサービス保障についての理論と実践を理解し説明することができるようになる。
12 介護保険制度のあり方
介護保険制度の基本的な仕組みと諸問題を理解し説明することができるようになる。
13 福祉国家の諸類型と社会保障財政
福祉国家の類型や日本の社会保障財政の実態を理解し説明することができるようになる。
14 全体のまとめ

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

本講義を受ける条件として、経済学の基礎的知識を習得していることを前提とする。
普段は、社会保障制度や雇用・労働問題に関わるニュースや新聞記事に留意してほしい。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
筆記試験 (Written Exam) 60
平常点 (In-class Points)40 授業参加態度と中間レポート(40%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

その他 (Others)
毎回授業用プリントを配布する。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 椋野美智子・田中耕太郎 『はじめての社会保障』(第21版) 有斐閣 2024
2 土田武史編著 『社会保障論』 成文堂 2015

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

授業では学生とコミュニケーションを取りながら進めていく予定なので、積極的な受講態度が期待される。

【注意事項 / Notice】