日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Economics
Course Code BX171
Theme・Subtitle
Class Format Online (all classes are online)
Class Format (Supplementary Items) 発話を伴う授業を学内で受講する場合は8201教室の利用可。
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Tue.5
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Credits 2
Course Number ECX2410
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

The main goals of this class are as follows;
1. To be able to acquire basic knowledge about the household income and expenditure of salaried
and non-salaried income earners.
2. To be able to learn about the management of living resources and apply the management of your own daily life .
3. To be able to explain the current status and issues of socialization of life in a welfare society.
4. To be able to explain the significance of sustainable consumer lifestyles and unpaid work.

【Course Contents】

Household economics is an interdisciplinary field that integrates the results of life studies in various sciences such as home economics and social welfare. In this class, you will learn about theories and methods related to maintaining livelihoods, improving the quality of life, and sustainable production and consumption.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 この授業における生活の捉え方と生活経済を学ぶということ

国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」の結果に目を通し興味のある項目をまとめておきましょう。(レポートなどの提出の必要はありません。以下同様。)
2 家計関連統計と家計収入・支出の構造(1)

総務省統計局「家計調査」および「全国家計構造調査(旧全国消費実態調査)」のサイトを見てどのような調査であるか、まとめておきましょう。
3 家計関連統計と家計収入・支出の構造(2)

総務省統計局「家計調査」および「全国家計構造調査(旧全国消費実態調査)」のサイトを見て授業で取り上げた家計以外にどのような世帯の家計があるかを調べてみましょう。
※重要:第4回目の授業に向けて、ワークシートに取り組んでおいてください。(ワークシートの提出の必要はありませんが、ブレイクアウトセッション等でディスカッションするときに使用しますので、他の履修者に迷惑がかからないよう主体的に取り組んでおきましょう)
4 (1)家計の所得格差・貧困と所得再分配
(2)社会保障と最低生活保障

健康で文化的な最低限度の生活とはどのようなものでしょうか。自分の考えをまとめておいてください。
5 ペイドワークと生活経済(1)

みなさんは将来どのような働き方、ワークキャリアを望んでいますか?自分の考えをまとめておきましょう。
6 ペイドワークと生活経済(2)

ブラック企業、ブラックアルバイトに関連する文献を調べ、読んでみましょう。
7 アンペイドワークと生活経済(1)

あなたの平日と休日の生活時間をワークシートに記録しましょう。ワークシートの提出の必要はありませんが、第8回目の授業で使用しますので主体的に取り組んできてください。
8 アンペイドワークと生活経済(2)

総務省統計局の「社会生活基本調査」のサイトを閲覧し、興味のある結果をまとめておきましょう。アンペイドワークの評価がなぜ必要なのか、自分の考えをまとめておきましょう。(
9 福祉社会における生活の社会化と生活経済(1)

「生活の社会化」の例を思いつく限りリストアップしてみましょう。社会化されたサービスの提供主体についても具体的に考えてみましょう。
10 福祉社会における生活の社会化と生活経済(2)

授業では育児の社会化、介護の社会化の事例を取り上げます。可能であれば社会化された育児サービスや介護サービスを利用している人にどのような「新家事労働」が発生しているか、社会化に伴う費用はいくらぐらいかをインタビューしてみましょう。
11 資産形成の変化と金融教育の高まり(1)

生活困窮者自立支援制度における家計改善支援について調べてみましょう。
12 資産形成の変化と金融教育の高まり(2)

金融広報中央委員会の「知るぽると」のサイトを閲覧し、あなた自身が受けてきた消費者教育、金融教育の内容と比べてみましょう。
13 持続可能な社会に向けた新たな生活様式の創造

日本における消費生活様式がどのように変化してきたか、持続可能な消費生活様式とはどのようなものかを自分なりに整理しておきましょう。
14 ワーク・ライフキャリアと生活経済(ケイパビリティ、社会性と連帯性を伴う生活設計に向けて)

生活を行為・活動、状態などの「機能」から捉えるケイパビリティ・アプローチについて文献などを調べ、読んでみましょう。

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

【授業計画】の欄に各回の授業時間外の学習内容を示しています。
課題のワークシートは事前に配信します。
毎回のリアクションペーパーの提出をお願いします。
抜き打ちで小テストを行うことがあります。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
筆記試験 (Written Exam) 70
平常点 (In-class Points)30 リアクションペーパー、小テスト(30%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

その他 (Others)
配布資料

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 伊藤セツ・伊藤純編 『ジェンダーで学ぶ生活経済論』 ミネルヴァ書房 2010 9784623057191
2 伊藤純・斎藤悦子編 『ジェンダーで学ぶ生活経済論 第2版』 ミネルヴァ書房 2015 9784623073542
3 伊藤純・斎藤悦子編 『ジェンダーで学ぶ生活経済論 第3版』 ミネルヴァ書房 2021 9784623089529
4 日本家政学会生活経営学部会編 『持続可能な社会をつくる生活経営学』 朝倉書店 2020 9784254600254
5 堀内かおる編 『福祉社会における生活・労働・教育』 明石書店 2009 9784750329550
6 長田華子・金井郁・古沢希代子編 『フェミニスト経済学 経済社会をジェンダーでとらえる』 有斐閣 2023 9784641166202
7 重川純子 『生活経済学〔改訂新版〕』 NHK出版 2020 9784595321962

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

身近な事象から生活経営や生活経済における問題を捉え、考察する力。
自分の考えを自分の言葉で表現できる力。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

オンライン授業を受けるための機器・設備(PC、インターネット環境など)
ワークシートを印刷するためのプリンター
V-campusへのアクセスまたはGoogle Classroomへのアクセス

【その他 / Others】

全回オンライン授業です。

(2024年9月9日)
担当者変更に伴うシラバス変更
【担当者】変更前
橋本 美由紀
【授業の目標】変更前
この科目は、社会・経済の変化によって生じる生活の変化に対し、消費生活様式の選択肢を示してくれる生活経営力を修得することを目標とする。
【授業の内容】変更前
生活経済とは何か、家族・世帯・ライフコースの変容、資産形成の変化等について講義する。
【授業計画】変更前
1. 生活経済を学ぶとは
2. 資本主義における生産と消費
3. ジェンダーと労働(1) ―近代産業社会の産物としての性別役割分業
4. ジェンダーと労働(2) ―ワークライフバランス社会に向けて
5. 家族・世帯、ライフコース
6. 家計収入・支出の構造に見るジェンダー
7. 家計の所得格差・貧困と所得再分配
8. 社会保障と最低生活保障
9. 資産形成の変化と金融教育の高まり
10. 無償労働と生活時間
11. 福祉社会における生活の社会科と生活経済
12. 持続可能な社会に向けた新たな生活様式
13. ワーク・ライフキャリアと生活経済
14. まとめ
【活用される授業方法】変更前
スライド(パワーポイント等)の使用
【授業時間外(予習・復習等)の学習】変更前
必要に応じて別途指示する。
【成績評価方法・基準】変更前
筆記試験(80%)リアクションペーパー(20%)
【参考文献】変更前
授業内で適宜指示する。

【注意事項 / Notice】