日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
経済学部/College of EconomicsCollege of Economics |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
BX233/BX233BX233 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
貨幣経済の仕組みと貨幣的現象 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
水1/Wed.1 Wed.1 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
ECX3610 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
The purpose of this course is learning the linkage between the behavior of financial institutions and the of each economic agent/entity in order to understand the mechanism and theory of monetary policy.
In this course, I will teach students the mechanisms of monetary policy and the dynamics of the monetary economy. Many people have misunderstanding about monetary policy.
Understanding monetary policy requires an understanding of private-sector financial institutions including commercial banks, corporate activities, and consumer behavior and psychology, beside learning about central banks.
1 | 経済主体の把握(企業活動[投資の限界効率]と消費者行動) |
2 | 中央銀行がなくても銀行システムは成立する(各国中央銀行の成立経緯と必要性) |
3 | 貨幣価値の捉え方(物価指数だけでは認識できない) |
4 | 日本銀行のバランスシート(銀行券はばら撒けない) |
5 | 日本銀行の収益構造(貨幣発行益は銀行券からは発生しない) |
6 | 銀行券と政府紙幣(エメラルドグリーンの世界に足を踏み入れるか) |
7 | 2つの貨幣供給理論(銀行貸出は預金設定,「翁・岩田論争」) |
8 | 日本銀行のオペレーション,中央銀行の機能 |
9 | 伝統的金融政策(コールレート操作) |
10 | 非伝統的金融政策(QE・インフレ目標政策)の目的と評価 |
11 | 期待と時間軸効果の検証 |
12 | 主要各国の中央銀行制度・金融政策(日銀との比較) |
13 | CBDC(中央銀行デジタル貨幣)の現状 時代錯誤なMMTの主張(「日本銀行は政府の子会社」が引き起こすこと) |
14 | 講義の総まとめ(市場原理の確保は中央銀行の使命,到達度確認) |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
第1回を除き,毎回の講義で指示する予習・復習を行ってください。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 70 | |
平常点 (In-class Points) | 30 |
レポート課題(30%) |
備考 (Notes) | ||
平常点はレポート課題とする。なお,特別素晴らしい学修がみられる場合には,加点することがある。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
教科書は指定しないが紹介される書籍等は講読すること |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 白川方明 | 『中央銀行』 | 東洋経済新報社 | 2018 | 9784492654859 |
2 | 白川方明 | 『現代の金融政策: 理論と実際』 | 日本経済新聞出版社 | 2008 | 9784532133443 |
3 | 田中隆之 | 『金融政策の大転換』 | 慶應義塾大学出版会 | 2023 | 9784766429305 |
4 | 斉藤美彦 | 『イングランド銀行の金融政策』 | きんざい(金融財政事情研究会) | 2014 | 9784322125603 |
5 | 河村小百合 | 『欧州中央銀行の金融政策』 | きんざい(金融財政事情研究会) | 2015 | 9784322125948 |
6 | 横山昭雄 | 『真説 経済・金融の仕組み』 | 日本評論社 | 2015 | 9784535558397 |
その他 (Others) | |||||
本講義に関わる参考書は講義内で沢山紹介しますが,直接関連の無いようにみえる著作等も紹介しますので,他分野にわたる書籍を読むことをお薦めします。 |
必須ではありませんが,簿記の基本原理に関する知識を持つことが望ましい。
質問等は講義の前後に直接お声掛けください。
本講義の目的は,金融政策の仕組みと理論を理解するために,金融機関の行動と各経済主体の行動との連関を学ぶことである。
The purpose of this course is learning the linkage between the behavior of financial institutions and the of each economic agent/entity in order to understand the mechanism and theory of monetary policy.
本講義では,私は学生に金融政策のメカニズムと貨幣経済の動きを教えます。金融政策に対して多くの人が誤解を持っています。
中央銀行の機能や業務を学ぶことも重要ですが,金融政策を理解することは,市中銀行をはじめとする民間金融機関と企業活動および消費者行動・心理に対する理解が不可欠です。
中央銀行の行動は,金融市場に大きな影響を与えることから,金融機関への就職を考えている学生は積極的に受講してください。
In this course, I will teach students the mechanisms of monetary policy and the dynamics of the monetary economy. Many people have misunderstanding about monetary policy.
Understanding monetary policy requires an understanding of private-sector financial institutions including commercial banks, corporate activities, and consumer behavior and psychology, beside learning about central banks.
1 | 経済主体の把握(企業活動[投資の限界効率]と消費者行動) |
2 | 中央銀行がなくても銀行システムは成立する(各国中央銀行の成立経緯と必要性) |
3 | 貨幣価値の捉え方(物価指数だけでは認識できない) |
4 | 日本銀行のバランスシート(銀行券はばら撒けない) |
5 | 日本銀行の収益構造(貨幣発行益は銀行券からは発生しない) |
6 | 銀行券と政府紙幣(エメラルドグリーンの世界に足を踏み入れるか) |
7 | 2つの貨幣供給理論(銀行貸出は預金設定,「翁・岩田論争」) |
8 | 日本銀行のオペレーション,中央銀行の機能 |
9 | 伝統的金融政策(コールレート操作) |
10 | 非伝統的金融政策(QE・インフレ目標政策)の目的と評価 |
11 | 期待と時間軸効果の検証 |
12 | 主要各国の中央銀行制度・金融政策(日銀との比較) |
13 | CBDC(中央銀行デジタル貨幣)の現状 時代錯誤なMMTの主張(「日本銀行は政府の子会社」が引き起こすこと) |
14 | 講義の総まとめ(市場原理の確保は中央銀行の使命,到達度確認) |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
第1回を除き,毎回の講義で指示する予習・復習を行ってください。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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筆記試験 (Written Exam) | 70 | |
平常点 (In-class Points) | 30 |
レポート課題(30%) |
備考 (Notes) | ||
平常点はレポート課題とする。なお,特別素晴らしい学修がみられる場合には,加点することがある。 |
その他 (Others) | |||||
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教科書は指定しないが紹介される書籍等は講読すること |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 白川方明 | 『中央銀行』 | 東洋経済新報社 | 2018 | 9784492654859 |
2 | 白川方明 | 『現代の金融政策: 理論と実際』 | 日本経済新聞出版社 | 2008 | 9784532133443 |
3 | 田中隆之 | 『金融政策の大転換』 | 慶應義塾大学出版会 | 2023 | 9784766429305 |
4 | 斉藤美彦 | 『イングランド銀行の金融政策』 | きんざい(金融財政事情研究会) | 2014 | 9784322125603 |
5 | 河村小百合 | 『欧州中央銀行の金融政策』 | きんざい(金融財政事情研究会) | 2015 | 9784322125948 |
6 | 横山昭雄 | 『真説 経済・金融の仕組み』 | 日本評論社 | 2015 | 9784535558397 |
その他 (Others) | |||||
本講義に関わる参考書は講義内で沢山紹介しますが,直接関連の無いようにみえる著作等も紹介しますので,他分野にわたる書籍を読むことをお薦めします。 |
必須ではありませんが,簿記の基本原理に関する知識を持つことが望ましい。
質問等は講義の前後に直接お声掛けください。