日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
経済学部/College of EconomicsCollege of Economics |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
BX329/BX329BX329 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
地方自治の制度と現在 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金2/Fri.2 Fri.2 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
ECX3010 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
The goals of this class are the following three. First, students should learn about the basic structure of local government and the history and concepts behind it, using Japan's local government system as a subject. Next, students will be able to analyze the current issues of local autonomy and think about the future of local autonomy based on the knowledge they have acquired. Ultimately, the goal is for students to be able to explain them persuasively to others.
The basic system of local autonomy in Japan has remained stable since the Meiji period. On the other hand, the policies and political situation developed under the system have changed in various ways. In particular, since the 1990s, while administrative rationalization due to recession has been promoted, such as municipal mergers and tax and fiscal reform, the search for a new system to provide public services by various entities called "Governance" has begun, as in other countries. In addition, while new local political movements such as those of local political parties in Tokyo and Osaka are seen, new local policies by the central government such as ”Chihou Sousei” (the local revitalization policy) are also developed. In this class, the current situation of local autonomy, its background and changes will be examined from the viewpoints of politics and administration for each theme. In the class, basic terminology and knowledge on each topic are explained, but the focus is basically on the overall structure of the topic and the points at issue.
1 | 【ガイダンス・現代日本の地方自治】 現代の地方自治に関する基礎的な事項と、現在の争点・論点等について概説する。また、講義全体のテーマについて説明する。 |
2 | 【住民と自治】 自治の主役である「住民」の姿は様々に変化してきた。その歴史的な変容に触れながら、現在の課題について検討する。 |
3 | 【議会と執行機関】 自治体の政策は住民の意思を反映しているのか?逆に「住民の意思」は常に反映されなければならないのか?議会、首長、委員会といった、自治体の議決と執行の仕組みと課題について検討する。 |
4 | 【地方公務員制度と自治体職員】 「縁の下の力持ち」として目立たない存在、場合によっては住民からの非難を一身に浴びつつも、就職先として根強い人気を誇る地方公務員。その制度と現状について検討する。 |
5 | 【地方財政制度と自治体財政①】 かつて「3割自治」と呼ばれるほど「脆弱」とされた日本の自治体財政。いったい「誰が」「何を」負担するのか?使っているのか?基本的な地方財政の制度とその課題について実際の事例を踏まえながら検討する。 |
6 | 【地方財政制度と自治体財政②】 かつて「3割自治」と呼ばれるほど「脆弱」とされた日本の自治体財政。いったい「誰が」「何を」負担するのか?使っているのか?基本的な地方財政の制度とその課題について実際の事例を踏まえながら検討する。 |
7 | 【政策と計画】 地域における問題への対処は一様ではない。自治体という組織において、そうした問題への対応がどのように形成され、総合化されるのか。政策や計画の制度と現状について検討する。 |
8 | 【組織編成と意思決定】 個人は組織となることで様々な変貌を遂げる。自治体が対応すべき諸課題が「組織」として、どのように議論され、決定されているのか、その制度と現状について検討する。 |
9 | 【日本における地方自治の歴史①】 地域における権力構造や勃興する地方政党など、地方政治を取り巻く現状を視野に入れつつ、明治から現在に至るまでの地方自治をめぐる事象とその変遷について検討する。 |
10 | 【日本における地方自治の歴史②】 地域における権力構造や勃興する地方政党など、地方政治を取り巻く現状を視野に入れつつ、明治から現在に至るまでの地方自治をめぐる事象とその変遷について検討する。 |
11 | 【政府間関係】 融合型とされる中央政府と自治体の関係、震災等を契機にますます重要となる自治体間の関係、これらの政府間の関係をどのようにマネジメントしていくのか。歴史を踏まえて政治・行政の両面から検討する。 |
12 | 【自治と地域①】東京都政の歴史と現状 立教が存在する東京の自治とその歴史について概観したうえで、日本の地方自治について考えて行く。特に、東京の自治については一般的に知られていないことが多い一方、近年では大阪都構想にみられるように、大都市の行政体制は大きな問題となっている。こうした「東京」の過去と現在について考えたい。 |
13 | 【自治と地域②】東京都政の歴史と現状 立教が存在する東京の自治とその歴史について概観したうえで、日本の地方自治について考えて行く。特に、東京の自治については一般的に知られていないことが多い一方、近年では大阪都構想にみられるように、大都市の行政体制は大きな問題となっている。こうした「東京」の過去と現在について考えたい。 |
14 | 全体のまとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
指定するテキストの各回の授業に関係している部分や、配布するレジュメや資料等を通じて、各回のトピックスについて予習・復習を行い、わからない点を明確にしておいてください。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 75 | |
平常点 (In-class Points) | 25 |
コメントペーパー(25%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 礒崎初仁・金井利之・伊藤正次 | 『ホーンブック地方自治〔新2版〕』 | 北樹出版 | 2025 | 9784779307782 |
その他 (Others) | |||||
テキストは授業中に用いるわけではありませんが、レジュメや授業のなかでテキストの該当箇所を指示するので、各自予習や復習などで活用してください。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 辻陽 | 『日本の地方議会』 | 中央公論新社 | 2019 | 412102558 |
2 | 曽我謙悟 | 『日本の地方政府』 | 中央公論新社 | 2019 | 4121025377 |
3 | 柴田直子・松井望編 | 『地方自治論入門』 | ミネルヴァ書房 | 2012 | 4623064603 |
4 | 佐々木信夫 | 『都知事』 | 中央公論新社 | 2011 | 4121020901 |
5 | 金井利之 | 『自治制度』 | 東京大学出版会 | 2007 | 4130342339 |
6 | 原田久 | 『行政学』 | 法律文化社 | 2016 | 4589037904 |
7 | 大森彌・大杉覚 | 『これからの地方自治の教科書 改訂版』 | 第一法規 | 2021 | 9784474076990 |
その他 (Others) | |||||
1と2は、自治体に関する最新の研究動向を踏まえた新書であり、地方自治に関心のある学生は受講前に読んでみてほしい。3は、標準的な地方自治の教科書。テキストと共に読むと理解が深まります。4は、一般向けではあるが東京都政について概括的に述べたもの。5は、研究書であるので難しいが、本講義でも随所で言及する国と地方の関係を深く勉強したい学生は、ぜひトライしてみてください。6は、具体的な事例や問いを中心に行政や政策について考えようとするもの。地方自治のみならず、中央政府まで視野を広げて考えるために有用です。7は、地初学者向けの地方自治の教科書。そのほか、必要な文献、さらなる理解に有用な文献について授業中に指示します。 |
地方自治や地方行政への関心、授業以外でも地方自治に関する情報を収集しようとする意欲や能力、積極的に授業に参加しようとする意志が第一に求められます。授業ではできるだけ平易にお話ししますが、コメントペーパーやテストでは、基本的に講義で得た知識をもとにして、地方自治に関する様々な議論にできるかどうかを測定する予定です。テスト前の一夜漬けや、考察の無いコメントペーパーで切り抜けたい学生にはあまり向かない授業かもしれません。
自治体や、関連する省庁(総務省、内閣府など)などのホームページや広報誌など。できれば、出身地や居住地など、任意の自治体を一つ決め、その自治体が授業で取り上げた制度や課題などに対してどのような対応をしているかホームページなどを通じて調べてみると、より理解が深まります。
また、各回の授業内容については、順番が入れ替わったり、内容を変更する場合がありますが、その場合は予め受講学生に連絡します。
この授業の目標は三つある。まず、日本の地方自治制度を題材にして、地方自治の基本的な制度構造とその背景となる歴史や概念について習得すること。次に、これらの習得した知見をもとに、現状の地方自治の諸課題について分析し、将来的な地方自治の姿について考えることができるようになること。さらに、それを他者に対して説得的に語ることができるようになることである。
The goals of this class are the following three. First, students should learn about the basic structure of local government and the history and concepts behind it, using Japan's local government system as a subject. Next, students will be able to analyze the current issues of local autonomy and think about the future of local autonomy based on the knowledge they have acquired. Ultimately, the goal is for students to be able to explain them persuasively to others.
日本における地方自治の基礎的な制度は、明治時代以来今日まで安定的に推移してきたが、その制度の下で展開される政策や政治的な状況は様々に変化してきた。特に、1990年代以降、市町村合併や税財政改革など不況に伴う行政の合理化がすすめられる一方で、多様な主体が公共サービスを担うガバナンスなど新たな統治形態の模索も、諸外国と同様に始まっている。また、東京や大阪などに見られるように新たな地方政治の動きが見られる反面、地方創生政策のように中央政府による新たな地方政策も展開されている。この授業では、各回のテーマごとに、こうした地方自治の現状とその背景や変化について、政治学・行政学の視点から検討を進める。授業では、各テーマに関する基礎的な用語や知識について説明をするが、基本的にはそのトピックの全体構造や争点になっている論点について検討することに重きを置く。
The basic system of local autonomy in Japan has remained stable since the Meiji period. On the other hand, the policies and political situation developed under the system have changed in various ways. In particular, since the 1990s, while administrative rationalization due to recession has been promoted, such as municipal mergers and tax and fiscal reform, the search for a new system to provide public services by various entities called "Governance" has begun, as in other countries. In addition, while new local political movements such as those of local political parties in Tokyo and Osaka are seen, new local policies by the central government such as ”Chihou Sousei” (the local revitalization policy) are also developed. In this class, the current situation of local autonomy, its background and changes will be examined from the viewpoints of politics and administration for each theme. In the class, basic terminology and knowledge on each topic are explained, but the focus is basically on the overall structure of the topic and the points at issue.
1 | 【ガイダンス・現代日本の地方自治】 現代の地方自治に関する基礎的な事項と、現在の争点・論点等について概説する。また、講義全体のテーマについて説明する。 |
2 | 【住民と自治】 自治の主役である「住民」の姿は様々に変化してきた。その歴史的な変容に触れながら、現在の課題について検討する。 |
3 | 【議会と執行機関】 自治体の政策は住民の意思を反映しているのか?逆に「住民の意思」は常に反映されなければならないのか?議会、首長、委員会といった、自治体の議決と執行の仕組みと課題について検討する。 |
4 | 【地方公務員制度と自治体職員】 「縁の下の力持ち」として目立たない存在、場合によっては住民からの非難を一身に浴びつつも、就職先として根強い人気を誇る地方公務員。その制度と現状について検討する。 |
5 | 【地方財政制度と自治体財政①】 かつて「3割自治」と呼ばれるほど「脆弱」とされた日本の自治体財政。いったい「誰が」「何を」負担するのか?使っているのか?基本的な地方財政の制度とその課題について実際の事例を踏まえながら検討する。 |
6 | 【地方財政制度と自治体財政②】 かつて「3割自治」と呼ばれるほど「脆弱」とされた日本の自治体財政。いったい「誰が」「何を」負担するのか?使っているのか?基本的な地方財政の制度とその課題について実際の事例を踏まえながら検討する。 |
7 | 【政策と計画】 地域における問題への対処は一様ではない。自治体という組織において、そうした問題への対応がどのように形成され、総合化されるのか。政策や計画の制度と現状について検討する。 |
8 | 【組織編成と意思決定】 個人は組織となることで様々な変貌を遂げる。自治体が対応すべき諸課題が「組織」として、どのように議論され、決定されているのか、その制度と現状について検討する。 |
9 | 【日本における地方自治の歴史①】 地域における権力構造や勃興する地方政党など、地方政治を取り巻く現状を視野に入れつつ、明治から現在に至るまでの地方自治をめぐる事象とその変遷について検討する。 |
10 | 【日本における地方自治の歴史②】 地域における権力構造や勃興する地方政党など、地方政治を取り巻く現状を視野に入れつつ、明治から現在に至るまでの地方自治をめぐる事象とその変遷について検討する。 |
11 | 【政府間関係】 融合型とされる中央政府と自治体の関係、震災等を契機にますます重要となる自治体間の関係、これらの政府間の関係をどのようにマネジメントしていくのか。歴史を踏まえて政治・行政の両面から検討する。 |
12 | 【自治と地域①】東京都政の歴史と現状 立教が存在する東京の自治とその歴史について概観したうえで、日本の地方自治について考えて行く。特に、東京の自治については一般的に知られていないことが多い一方、近年では大阪都構想にみられるように、大都市の行政体制は大きな問題となっている。こうした「東京」の過去と現在について考えたい。 |
13 | 【自治と地域②】東京都政の歴史と現状 立教が存在する東京の自治とその歴史について概観したうえで、日本の地方自治について考えて行く。特に、東京の自治については一般的に知られていないことが多い一方、近年では大阪都構想にみられるように、大都市の行政体制は大きな問題となっている。こうした「東京」の過去と現在について考えたい。 |
14 | 全体のまとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
指定するテキストの各回の授業に関係している部分や、配布するレジュメや資料等を通じて、各回のトピックスについて予習・復習を行い、わからない点を明確にしておいてください。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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筆記試験 (Written Exam) | 75 | |
平常点 (In-class Points) | 25 |
コメントペーパー(25%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 礒崎初仁・金井利之・伊藤正次 | 『ホーンブック地方自治〔新2版〕』 | 北樹出版 | 2025 | 9784779307782 |
その他 (Others) | |||||
テキストは授業中に用いるわけではありませんが、レジュメや授業のなかでテキストの該当箇所を指示するので、各自予習や復習などで活用してください。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 辻陽 | 『日本の地方議会』 | 中央公論新社 | 2019 | 412102558 |
2 | 曽我謙悟 | 『日本の地方政府』 | 中央公論新社 | 2019 | 4121025377 |
3 | 柴田直子・松井望編 | 『地方自治論入門』 | ミネルヴァ書房 | 2012 | 4623064603 |
4 | 佐々木信夫 | 『都知事』 | 中央公論新社 | 2011 | 4121020901 |
5 | 金井利之 | 『自治制度』 | 東京大学出版会 | 2007 | 4130342339 |
6 | 原田久 | 『行政学』 | 法律文化社 | 2016 | 4589037904 |
7 | 大森彌・大杉覚 | 『これからの地方自治の教科書 改訂版』 | 第一法規 | 2021 | 9784474076990 |
その他 (Others) | |||||
1と2は、自治体に関する最新の研究動向を踏まえた新書であり、地方自治に関心のある学生は受講前に読んでみてほしい。3は、標準的な地方自治の教科書。テキストと共に読むと理解が深まります。4は、一般向けではあるが東京都政について概括的に述べたもの。5は、研究書であるので難しいが、本講義でも随所で言及する国と地方の関係を深く勉強したい学生は、ぜひトライしてみてください。6は、具体的な事例や問いを中心に行政や政策について考えようとするもの。地方自治のみならず、中央政府まで視野を広げて考えるために有用です。7は、地初学者向けの地方自治の教科書。そのほか、必要な文献、さらなる理解に有用な文献について授業中に指示します。 |
地方自治や地方行政への関心、授業以外でも地方自治に関する情報を収集しようとする意欲や能力、積極的に授業に参加しようとする意志が第一に求められます。授業ではできるだけ平易にお話ししますが、コメントペーパーやテストでは、基本的に講義で得た知識をもとにして、地方自治に関する様々な議論にできるかどうかを測定する予定です。テスト前の一夜漬けや、考察の無いコメントペーパーで切り抜けたい学生にはあまり向かない授業かもしれません。
自治体や、関連する省庁(総務省、内閣府など)などのホームページや広報誌など。できれば、出身地や居住地など、任意の自治体を一つ決め、その自治体が授業で取り上げた制度や課題などに対してどのような対応をしているかホームページなどを通じて調べてみると、より理解が深まります。
また、各回の授業内容については、順番が入れ替わったり、内容を変更する場合がありますが、その場合は予め受講学生に連絡します。