日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
経済学部/College of EconomicsCollege of Economics |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
BX482/BX482BX482 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
デンマークから学ぶ人づくり・まちづくり |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
| 授業形式/ Class StyleCampus |
演習・ゼミ/SeminarSeminar |
| 校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
| 学期/ SemesterSemester |
通年/Full yearFull year |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
水4/Wed.4 Wed.4 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
44 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
ECX3020 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
その他登録/"Other" Registration"Other" Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
|
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
×（履修中止不可/ Not eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
|
| 備考/ NotesNotes |
Denmark has maintained economic growth and is also attracting worldwide attention as a country with generous social welfare system and a high level of happiness. The goal of this seminar is to understand Danish society from the perspective of human capital development and community development, and to gain insight to analyze and discuss economic and social dynamics in a complex global society through comparison with Japanese society. This seminar emphasizes active learning to enhance participants' understanding and initiative.
In Denmark, many socioeconomic indicators of quality of life, such as high social equality, high level of trust in government and society, and maintenance of work-life balance, are high in international comparisons. What elements are necessary to realize such a society?
This seminar will start with an understanding of Danish society in terms of its history, culture, and contemporary economic and social conditions. Second, we will understand the social system that supports the lives of citizens by understanding the reality of work in Denmark and social security as it relates to the life course. Third, we will understand the social infrastructure that supports the lives of citizens through the reality of local communities in Denmark. Finally, by comparing and analyzing the current situation of Danish society with that of Japan, we will think together about what we in Japanese society can learn from Danish society.
| 1 | ガイダンス：参加者の興味関心についての確認 |
| 2 | 序論：いまなぜデンマークが世界を魅了しているか ～ 国際比較から考察する |
| 3 | リテラシー：レポートの執筆要領、報告に際してのプレゼンテーション方法等 |
| 4 | デンマークの概要①：国土・社会・文化 |
| 5 | デンマークの概要②：デンマークの近現代史の概要 |
| 6 | デンマークの人づくり①：労働～柔軟な雇用システムと手厚い失業保障 |
| 7 | デンマークの人づくり②：教育～充実した生涯教育制度 |
| 8 | デンマークの人づくり③：社会福祉～充実した保育、高齢者・障害者福祉等 |
| 9 | デンマークの人づくり④：ジェンダー～ジェンダーフリーにむけた取り組み |
| 10 | デンマークの人づくり⑤：移民・難民～労働移民から現代の難民対応まで |
| 11 | レポート報告とディスカッション①：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 12 | レポート報告とディスカッション②：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 13 | レポート報告とディスカッション③：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 14 | レポート報告とディスカッション④：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 15 | 中間総括：レポート報告のまとめ～デンマーク、日本の人づくり |
| 16 | まちづくり体験①：SDGsカードゲームを通してのまちづくりシミュレーション |
| 17 | まちづくり体験②：SDGｓの概説とカードゲーム体験のふりかえり |
| 18 | デンマークのまちづくり①：地方自治～民主主義の基礎 |
| 19 | デンマークのまちづくり②：住宅・都市計画～住みやすい都市をめざして |
| 20 | デンマークのまちづくり③：環境・エネルギー～持続可能な都市をめざして |
| 21 | 総論①：福祉国家論から考察するデンマーク、日本（労働・社会保障のかたち） |
| 22 | 総論②：福祉国家論から考察するデンマーク、日本（未来への展望） |
| 23 | これまでの学習を通してのグループディスカッション |
| 24 | 最終レポート報告とディスカッション①：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 25 | 最終レポート報告とディスカッション②：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 26 | 最終レポート報告とディスカッション③：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 27 | 最終レポート報告とディスカッション④：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 28 | 総括 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
指定されたテキストを事前に購読をする。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
中間報告(20%) 中間レポート(20%) 最終報告(20%) 最終レポート(Final Report)(30%) ディスカッションへの参加(10%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 佐野利夫 | 女神フライアが愛した国: 偉大な小国デンマークが示す未来 | 東海大学出版部 | 2017 | 9784486021629 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 齋藤弥生 石黒暢編著 | 新世界の社会福祉３巻 北欧 | 旬報社 | 2019 | 9784845115976 |
| 2 | 中島 健祐 | デンマークのスマートシティ: データを活用した人間中心の都市づくり | 学芸出版社 | 2019 | 9784761527280 |
| 3 | 坂口緑他 | デンマーク式生涯学習社会の仕組み | ミツイパブリッシング | 2022 | 9784907364274 |
PowerPoint や映像資料なども活用した講義のほかに、アクティブラーニングとして、レポート報告とディスカッションの時間を設けます。人づくり、まちづくりからそれぞれ関心のあるテーマについてレポート（中間・最終）を作成し、報告（プレゼンテーション）を実施します。報告内容については、グループに分かれてディスカッションを実施して参加者全員で共有します。なお、中間総括、総括では、これらのレポート報告とディスカッションのフィードバックを実施します。
企業見学等を実施する場合、先方からの求めによって氏名などの個人情報を提供することがあります。
デンマークは安定的な経済成長を維持し、充実した社会福祉制度、幸福度の高い国としても世界的に注目されています。本ゼミナールでは、人づくり、まちづくりといった観点からデンマーク社会を理解し、日本社会との比較から、複雑なグローバル社会における経済・社会の動態を分析・考察できる見識を獲得することを目標とします。アクティブラーニングを重視し、参加者の理解と主体性を高めます。
Denmark has maintained economic growth and is also attracting worldwide attention as a country with generous social welfare system and a high level of happiness. The goal of this seminar is to understand Danish society from the perspective of human capital development and community development, and to gain insight to analyze and discuss economic and social dynamics in a complex global society through comparison with Japanese society. This seminar emphasizes active learning to enhance participants' understanding and initiative.
デンマークでは、社会的平等の高さ、政府・社会への信頼の高さ、ワークライフ・バランスの維持など生活の質にかかわる社会経済的指標の多くが、国際比較において高い水準を示しています。こうした社会の実現にはどのような要素が必要でしょうか？
当ゼミナールでは、第一に、デンマークの歴史や文化、現代の経済・社会の状況から、デンマーク社会を知ることを起点とします。第二に、デンマークでの仕事の実態やライフコースにかかわる社会保障について理解することで、市民の生活を支える社会システムを理解します。第三に、デンマークの地域社会の実態から市民の生活を支える社会基盤を理解します。最後に、こうしたデンマーク社会の現況と日本の現況とを比較分析することで、日本社会に生きる我々が、デンマーク社会から何を学べるかについて一緒に考えます。
In Denmark, many socioeconomic indicators of quality of life, such as high social equality, high level of trust in government and society, and maintenance of work-life balance, are high in international comparisons. What elements are necessary to realize such a society?
This seminar will start with an understanding of Danish society in terms of its history, culture, and contemporary economic and social conditions. Second, we will understand the social system that supports the lives of citizens by understanding the reality of work in Denmark and social security as it relates to the life course. Third, we will understand the social infrastructure that supports the lives of citizens through the reality of local communities in Denmark. Finally, by comparing and analyzing the current situation of Danish society with that of Japan, we will think together about what we in Japanese society can learn from Danish society.
| 1 | ガイダンス：参加者の興味関心についての確認 |
| 2 | 序論：いまなぜデンマークが世界を魅了しているか ～ 国際比較から考察する |
| 3 | リテラシー：レポートの執筆要領、報告に際してのプレゼンテーション方法等 |
| 4 | デンマークの概要①：国土・社会・文化 |
| 5 | デンマークの概要②：デンマークの近現代史の概要 |
| 6 | デンマークの人づくり①：労働～柔軟な雇用システムと手厚い失業保障 |
| 7 | デンマークの人づくり②：教育～充実した生涯教育制度 |
| 8 | デンマークの人づくり③：社会福祉～充実した保育、高齢者・障害者福祉等 |
| 9 | デンマークの人づくり④：ジェンダー～ジェンダーフリーにむけた取り組み |
| 10 | デンマークの人づくり⑤：移民・難民～労働移民から現代の難民対応まで |
| 11 | レポート報告とディスカッション①：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 12 | レポート報告とディスカッション②：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 13 | レポート報告とディスカッション③：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 14 | レポート報告とディスカッション④：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 15 | 中間総括：レポート報告のまとめ～デンマーク、日本の人づくり |
| 16 | まちづくり体験①：SDGsカードゲームを通してのまちづくりシミュレーション |
| 17 | まちづくり体験②：SDGｓの概説とカードゲーム体験のふりかえり |
| 18 | デンマークのまちづくり①：地方自治～民主主義の基礎 |
| 19 | デンマークのまちづくり②：住宅・都市計画～住みやすい都市をめざして |
| 20 | デンマークのまちづくり③：環境・エネルギー～持続可能な都市をめざして |
| 21 | 総論①：福祉国家論から考察するデンマーク、日本（労働・社会保障のかたち） |
| 22 | 総論②：福祉国家論から考察するデンマーク、日本（未来への展望） |
| 23 | これまでの学習を通してのグループディスカッション |
| 24 | 最終レポート報告とディスカッション①：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 25 | 最終レポート報告とディスカッション②：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 26 | 最終レポート報告とディスカッション③：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 27 | 最終レポート報告とディスカッション④：デンマークと日本の制度・取組との比較（個々の研究発表） |
| 28 | 総括 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
指定されたテキストを事前に購読をする。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
中間報告(20%) 中間レポート(20%) 最終報告(20%) 最終レポート(Final Report)(30%) ディスカッションへの参加(10%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 佐野利夫 | 女神フライアが愛した国: 偉大な小国デンマークが示す未来 | 東海大学出版部 | 2017 | 9784486021629 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 齋藤弥生 石黒暢編著 | 新世界の社会福祉３巻 北欧 | 旬報社 | 2019 | 9784845115976 |
| 2 | 中島 健祐 | デンマークのスマートシティ: データを活用した人間中心の都市づくり | 学芸出版社 | 2019 | 9784761527280 |
| 3 | 坂口緑他 | デンマーク式生涯学習社会の仕組み | ミツイパブリッシング | 2022 | 9784907364274 |
PowerPoint や映像資料なども活用した講義のほかに、アクティブラーニングとして、レポート報告とディスカッションの時間を設けます。人づくり、まちづくりからそれぞれ関心のあるテーマについてレポート（中間・最終）を作成し、報告（プレゼンテーション）を実施します。報告内容については、グループに分かれてディスカッションを実施して参加者全員で共有します。なお、中間総括、総括では、これらのレポート報告とディスカッションのフィードバックを実施します。
企業見学等を実施する場合、先方からの求めによって氏名などの個人情報を提供することがあります。