日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Science
Course Code CC077
Theme・Subtitle
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Spring Semester
DayPeriod・Room Tue.1
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Credits 2
Course Number CHE1900
Language Japanese
Class Registration Method Automatic Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation ×(履修中止不可/ Not eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes 化学科学生限定

【Course Objectives】

This course covers the fundamental mathematics required to study physical chemistry and computational chemistry in this department.

【Course Contents】

Students will learn the fundamentals of number sequences, calculus, linear algebra, and statistics. Mathematical ability and understanding should be necessary in physical chemistry and computational chemistry. Thus, this course will serve as a preparation of base for those subjects.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 科目のオリエンテーション: 数学と化学の関係
2 基礎的な関数: 指数と対数,三角関数,複素数
3 数列と極限: 等差数列,等比数列,和
4 微分と積分1: 導関数,極値,偏微分と全微分
5 微分と積分2: 不定積分,定積分
6 微分方程式: 代数的解法,ラプラス変換
7 線形代数1: ベクトル,行列
8 線形代数2: 固有値問題,行列式
9 線形代数3: 線形方程式,逆行列
10 補足1:線形変分法など
11 化学現象のモデル化
12 統計: 平均,分散,データ処理
13 補足2:機械学習、主成分解析など
14 総復習

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

高校の数学を復習しておくことが望ましい。授業の進行は比較的速くなるので,数学に苦手意識の強い学生は予習と復習を怠らないことを強く薦める。行列については,高校では習わない内容となるので自助努力を特に要する。また,将来,物理化学・理論化学・情報化学系の内容を志す方々には参考書籍を使っての発展的勉強を推奨する。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
筆記試験 (Written Exam) 70
平常点 (In-class Points)30 2回の小テスト(30%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 川瀬雅也&内藤浩忠 『化学のための数学入門』 化学同人 2010 4759812930
その他 (Others)
本教科書にはタイポが散見されるので,授業中に訂正箇所を伝える予定である。また,教科書の中の項目順番に囚われず,内容を適宜スキップすることもあるので注意されたい。なお,補足すべき事柄については適宜資料を提供する。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 藤森裕基-松澤秀則-筑紫格 訳 『マッカーリ 化学数学』 丸善 2014 9784621088104
2 椎名洋-姫野哲人-保科架風 『データサイエンスのための数学』 講談社 2019 9784065169988
3 奈佐原顕郎 『大学1年生のための数学入門』 講談社 2020 9784065146750
4 河辺哲次 『大学初年級でマスターしたい 物理と工学の ベーシック数学』 裳華房 2014 9784785315627
5 河野裕彦 『化学のための数学・物理』 裳華房 2019 9784785334215
6 滋賀大学データサイエンス学部 『データサイエンスの歩き方』 学術図書出版社 2022 9784780609363
7 蔵本貴文 『高校数学からのギャップを埋める 大学数学入門』 技術評論社 2023 9784297136055
その他 (Others)
[1],[2],[3]はどれも薦められるが,わかり易さでは[3]がよいと思われる。[1]は,かっちりした内容である。一方の[2]は,バランスよく統計系もカバーしている。[4]は,やや物理・工学的な色合いが濃い。[5]は,化学との関係が深い記述であり,学年が上がっても使える。[6]は,内容が数学以外の多岐にわたるが,一般教養として読んでよさそうである。[7]は,新しく出た本で,教科書では扱わない話題もあるが副読本として推薦できる。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

授業はタブレットでPPTにメモをつけて投影しながらの解説となる。当該メモは授業後でPDFとして配信する。インターネット上の良質な動画を視ることも勧めたい。例えば,ヨビノリ <http://yobinori.jp/> では、積分や線形代数などが分かり易く解説されている(ヨビノリのたくみ氏は教育系ユーチューバーとして評価も高い)。なお、AIチャットツールの利用については授業の中で触れる。

【注意事項 / Notice】