日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会学部/College of SociologyCollege of Sociology |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
DD425/DD425DD425 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
寄せ場とホームレス問題の社会学 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金1/Fri.1 Fri.1 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CCS3110 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
抽選登録/Lottery RegistrationLottery Registration(定員:50人/ Capacity:50) |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
他学部生抽選登録用.社会学部生は科目コード登録. |
Students will acquire basic knowledge about minorities in Japanese society, particularly homeless people. Students will aim to deepen their understanding about relationships between themselves and these populations.
I will discuss the worlds in which these so-called homeless people live, and how these worlds are created in relation to "our" society. As the focus is on positions and backgrounds of these problems, students should be aware that these discussions will (probably) not end with simple solution, light note, or well-rounded conclusion. Class contents may be changed based on students’ proficiency and interest. Although this class is in lecture format, students are encouraged to be interactive by replying to their reaction papers (about 30 to 40 minutes in the first half of each class).
1 | イントロダクション/寄せ場とは何か(1) |
2 | 寄せ場とは何か(2):寄せ場労働者の労働・生活の形態と労働市場の中での位置 |
3 | 寄せ場とは何か(3):寄せ場の形成とその要因/寄せ場労働者の社会的世界 |
4 | 寄せ場とは何か(4):寄せ場の変容とその背景(1) |
5 | 寄せ場とは何か(5):寄せ場の変容とその背景(2) |
6 | 「ホームレス問題」(1):「ホームレス」とは/誰が野宿者になっているのか |
7 | 「ホームレス問題」(2):なぜ女性野宿者は少ないのか/ホームレス問題の社会的構築 |
8 | 「ホームレス問題」(3):生活保護制度と野宿者/路上生活(野宿生活)の形成 |
9 | 「ホームレス対策」(1):「ホームレス対策」とは何か/特別措置法の成立と背景 |
10 | 「ホームレス対策」(2):「自立支援事業」の実態と問題点/国内各地における各種「ホームレス対策」等の概況 |
11 | 「ホームレス対策」(3):「地域生活移行支援事業」について考える |
12 | 日本の住宅政策 |
13 | 「派遣切り」問題と「年越し派遣村」について考える |
14 | ホームレス支援策の直近の動向/そしてコロナ禍/まとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
毎回の授業で参考文献を紹介するので、各自の関心に応じて手に取って、読んでみてほしい。また、授業の中で宿題を課すことも予定している。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 80 | |
平常点 (In-class Points) | 20 |
出席回数および授業の中で適宜課す宿題の提出状況(20%) |
備考 (Notes) | ||
平常点は、出席回数および授業の中で適宜課す宿題の提出状況により判断する。単位修得のためには、10回以上の出席を必要とする。出席回数が10回に満たない場合はレポートが提出されても評価対象にはならない。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
特定の教科書は用いない。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 青木秀男編 | 『ホームレス・スタディーズ 排除と包摂のリアリティ』 | ミネルヴァ書房 | 2010 | 9784623058136 |
2 | 西澤晃彦 | 『人間にとって貧困とは何か』 | 放送大学教育振興会 | 2019 | 9784595319396 |
3 | 原口剛ほか編 | 『釡ヶ崎のススメ』 | 洛北出版 | 2011 | 9784903127149 |
その他 (Others) | |||||
その他、毎回CanvasLMSを通じて配布するレジュメ中でも参考文献を紹介する。 |
授業レジュメはCanvasLMSを通じて配布する(紙のレジュメは配布しない)ので、各自で事前にダウンロードしておくこと。授業中の私語等の迷惑行為については厳しく対処する。授業は定刻に開始し、授業開始から15分経過後は原則として出席票(リアクションペーパー)を配布しない(=欠席扱いとする)ので、遅刻しないように特に注意されたい。なお,授業への感想や質問については,リアクションペーパーあるいはWeb上の授業支援システム「Canvas LMS」を通じて記入・提出してもらうことを予定している。
日本社会におけるマイノリティ、特にその中でもいわゆるホームレス状態にある人々に関する基本的な知識を修得するとともに、彼ら・彼女らと「われわれ」との関係について理解を深めることを目標とする。
Students will acquire basic knowledge about minorities in Japanese society, particularly homeless people. Students will aim to deepen their understanding about relationships between themselves and these populations.
いわゆるホームレス状態にある人々に関して、 彼ら・彼女らがどのような世界を生き、 そうした世界が 「われわれ」 の社会とのどのような関係のもとで生成されてきた/いるのかについて論じていく。 問題の所在や背景について考えることに重きを置いているので、「これが答えだ」「これが解決策だ」というような「元気の出る」「楽しい」「スッキリする」話は(おそらく)しない。なお、 受講者の理解度や関心などに応じて各回の内容を変更する可能性がある。 また、受講生からの質問や感想へのリプライ(毎回の授業の前半30-40分ほどを使う予定)を通じて、講義形式ではあるができるだけインタラクティヴな授業にしたいと考えている。
I will discuss the worlds in which these so-called homeless people live, and how these worlds are created in relation to "our" society. As the focus is on positions and backgrounds of these problems, students should be aware that these discussions will (probably) not end with simple solution, light note, or well-rounded conclusion. Class contents may be changed based on students’ proficiency and interest. Although this class is in lecture format, students are encouraged to be interactive by replying to their reaction papers (about 30 to 40 minutes in the first half of each class).
1 | イントロダクション/寄せ場とは何か(1) |
2 | 寄せ場とは何か(2):寄せ場労働者の労働・生活の形態と労働市場の中での位置 |
3 | 寄せ場とは何か(3):寄せ場の形成とその要因/寄せ場労働者の社会的世界 |
4 | 寄せ場とは何か(4):寄せ場の変容とその背景(1) |
5 | 寄せ場とは何か(5):寄せ場の変容とその背景(2) |
6 | 「ホームレス問題」(1):「ホームレス」とは/誰が野宿者になっているのか |
7 | 「ホームレス問題」(2):なぜ女性野宿者は少ないのか/ホームレス問題の社会的構築 |
8 | 「ホームレス問題」(3):生活保護制度と野宿者/路上生活(野宿生活)の形成 |
9 | 「ホームレス対策」(1):「ホームレス対策」とは何か/特別措置法の成立と背景 |
10 | 「ホームレス対策」(2):「自立支援事業」の実態と問題点/国内各地における各種「ホームレス対策」等の概況 |
11 | 「ホームレス対策」(3):「地域生活移行支援事業」について考える |
12 | 日本の住宅政策 |
13 | 「派遣切り」問題と「年越し派遣村」について考える |
14 | ホームレス支援策の直近の動向/そしてコロナ禍/まとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
毎回の授業で参考文献を紹介するので、各自の関心に応じて手に取って、読んでみてほしい。また、授業の中で宿題を課すことも予定している。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 80 | |
平常点 (In-class Points) | 20 |
出席回数および授業の中で適宜課す宿題の提出状況(20%) |
備考 (Notes) | ||
平常点は、出席回数および授業の中で適宜課す宿題の提出状況により判断する。単位修得のためには、10回以上の出席を必要とする。出席回数が10回に満たない場合はレポートが提出されても評価対象にはならない。 |
その他 (Others) | |||||
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特定の教科書は用いない。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 青木秀男編 | 『ホームレス・スタディーズ 排除と包摂のリアリティ』 | ミネルヴァ書房 | 2010 | 9784623058136 |
2 | 西澤晃彦 | 『人間にとって貧困とは何か』 | 放送大学教育振興会 | 2019 | 9784595319396 |
3 | 原口剛ほか編 | 『釡ヶ崎のススメ』 | 洛北出版 | 2011 | 9784903127149 |
その他 (Others) | |||||
その他、毎回CanvasLMSを通じて配布するレジュメ中でも参考文献を紹介する。 |
授業レジュメはCanvasLMSを通じて配布する(紙のレジュメは配布しない)ので、各自で事前にダウンロードしておくこと。授業中の私語等の迷惑行為については厳しく対処する。授業は定刻に開始し、授業開始から15分経過後は原則として出席票(リアクションペーパー)を配布しない(=欠席扱いとする)ので、遅刻しないように特に注意されたい。なお,授業への感想や質問については,リアクションペーパーあるいはWeb上の授業支援システム「Canvas LMS」を通じて記入・提出してもらうことを予定している。