日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
社会学部/College of SociologyCollege of Sociology |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
DE281/DE281DE281 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
「わかりにくさ」を理解するために、メディアの役割・活用方法を考える（災害を経験したまちの復興、歴史と文化、新しいコミュニティ形成に向けて） |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
| 授業形式/ Class StyleCampus |
演習・ゼミ/SeminarSeminar |
| 校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
| 学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
水3/Wed.3 Wed.3 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CMS2020 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
自動登録/Automatic RegistrationAutomatic Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
×（履修中止不可/ Not eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
ゼミ希望アンケートはR Guide社会学部 「その他登録科目一覧」を確認すること． |
In today’s world, where the internet and social media are ubiquitous, we will explore the potential of media to reveal the true picture of society and reconsider the role that traditional mass media has played. Throughout this process, the results of the “information” communicated by the media can vary greatly, from information that is effectively conveyed to information that has led to distorted perceptions, and even to information that has been overlooked entirely. Additionally, we will encourage students to reflect on the “weight” of public facts that exist in the broader real world, including information that is either not communicated or cannot be communicated, despite its existence, as something that impacts their daily lives.
In the first half of the course, students will read the basic literature common to the Department of Media Sociology's "Special Seminar 1," understand the characteristics of media, and explore its potential. In the second half of the course, students will argue with other students and listen to the voices of local people to consider how the media reported the disaster and the issues they faced, based on the history, culture, and daily life of the people who lived in the coastal areas of Iwate, Miyagi, and Fukushima that were affected by the Great East Japan Earthquake. This will provide clues for considering disasters, social problems, and social phenomena that have occurred in various places in recent years, and we hope to discuss issues and solutions related to media, including social media.
| 1 | イントロダクション |
| 2 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 3 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 4 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 5 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 6 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 7 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 8 | 演習の後半部分の内容について履修者との相談 |
| 9 | 事前リサーチの発表と議論および問題意識の涵養① |
| 10 | ゲストスピーカーのスピーチおよび議論① |
| 11 | 事前リサーチの発表と議論および問題意識の涵養② |
| 12 | ゲストスピーカーのスピーチおよび議論② |
| 13 | 共通素材を踏まえ、統括の報告に向けた議論 |
| 14 | 統括の報告 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| すべての授業方法を用いるわけではないが、演習の進行状況や、履修生の要望・取り組み状況等により、活用する方法を最適化して選択していく。 |
①メディア社会学科の共通教材を取り扱う前半においては、事前にテキスト指定範囲を事前に熟読し、発表担当者は準備をしておくこと（各回約2時間）。授業後には指示する課題を行うこと（各回約 2 時間）。
②共通教材を前提として展開する後半での授業時間外の学修に関する指示は、講義内および「Canvas LMS」上で履修者に対して行う。提示した映像教材を時間外に視聴したり、資料等を事前に熟読したりしておいて、講義内で議論の材料とする。各回の予習・復習にはそれぞれ2時間程度を要する。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
議論への取り組み(40%) 報告内容(20%) 最終レポート(Final Report)(40%) |
| 備考 (Notes) | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 指定しない |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | モーリス・アルヴァックス | 『記憶の社会的枠組み』 | 青弓社 | 2018 | 9784787234438 |
| 2 | 大門正克ほか編 | 『「生存」の歴史と復興の現在 : 3・11分断をつなぎ直す』 | 大月書店 | 2020 | 9784272521104 |
| 3 | ダニエル・ブーアスティン | 『幻影の時代 : マスコミが製造する事実』 | 東京創元社 | 1964 | 9784488006693 |
| 4 | チャールズ・ライト・ミルズ | 『社会学的想像力』 | ちくま書房 | 2017 | 4480097813 |
| 5 | 石巻日日新聞社 | 『6枚の壁新聞 : 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録』 | 角川マガジンズ | 2011 | 4047315532 |
| その他 (Others) | |||||
| 履修生の問題意識、関心に沿った参考図書を提示していく。 | |||||
問題意識を自ら深め、演習時間外に積極的にリサーチを進める意欲を持っていること、図書館や各種施設を利用して、文献や資料の探索を行う意欲を持っていること。そこで得られた材料を基に、履修生同士で、相手の意見を尊重しながら有意義な議論ができること。そこで得られた知見を踏まえて、自らの意志で、働きかけをしようとする意欲を持っていること。
タブレット、もしくは、ノートPCを持参（持参が難しい場合には、メディアセンター貸出の機器を利用のこと）。
ゲストスピーカーのご都合により、後半部分の内容の組込を変更することがある。また、履修生の希望、意欲によっては、より深めた経験を得られるようプログラムを提案、実施したい。
ゼミ希望アンケートはR Guide社会学部 「その他登録科目一覧」を確認すること．
インターネットやSNSが普及した現代において、メディアが社会の実態を明らかにする可能性を探り、従来のマスメディアが果たしてきた役割を問い直す。その過程で、メディアが伝える「情報」は、効果的に伝わるものから、歪んだ認識を生むもの、見過ごされてしまうものまで、多種多様である。また、広く現実世界に存在する公的な事実を知り、自分たちの生活に影響を与えるものとして伝わらない、あるいは伝わらない情報も含め、その「重み」について考えられるようにする。
In today’s world, where the internet and social media are ubiquitous, we will explore the potential of media to reveal the true picture of society and reconsider the role that traditional mass media has played. Throughout this process, the results of the “information” communicated by the media can vary greatly, from information that is effectively conveyed to information that has led to distorted perceptions, and even to information that has been overlooked entirely. Additionally, we will encourage students to reflect on the “weight” of public facts that exist in the broader real world, including information that is either not communicated or cannot be communicated, despite its existence, as something that impacts their daily lives.
前半部分では、メディア社会学科「専門演習１」共通素材の主たる基礎文献を輪読し、メディアの特性を理解して、その可能性を探る。その上で、後半部分は履修生との相談の上で、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の沿岸地区を中心に、そこに存在していた人びとの歴史や文化、日常生活から、災害を経験し、復旧・復興を通して経験してきていることを理解した上で、メディアがどのように報じたのか、あるいは、課題を抱えたのか、現地の人々の声を聞きながら、考えていきたい。そのことにより、近年、各地で起きている災害や社会問題、社会現象を考える上での手掛かりにもなり、ソーシャルメディアをはじめとして、メディアの問題や課題解決の手がかりになるよう議論していきたい。
In the first half of the course, students will read the basic literature common to the Department of Media Sociology's "Special Seminar 1," understand the characteristics of media, and explore its potential. In the second half of the course, students will argue with other students and listen to the voices of local people to consider how the media reported the disaster and the issues they faced, based on the history, culture, and daily life of the people who lived in the coastal areas of Iwate, Miyagi, and Fukushima that were affected by the Great East Japan Earthquake. This will provide clues for considering disasters, social problems, and social phenomena that have occurred in various places in recent years, and we hope to discuss issues and solutions related to media, including social media.
| 1 | イントロダクション |
| 2 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 3 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 4 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 5 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 6 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 7 | メディア社会学科「専門演習１」共通素材講読および討論 |
| 8 | 演習の後半部分の内容について履修者との相談 |
| 9 | 事前リサーチの発表と議論および問題意識の涵養① |
| 10 | ゲストスピーカーのスピーチおよび議論① |
| 11 | 事前リサーチの発表と議論および問題意識の涵養② |
| 12 | ゲストスピーカーのスピーチおよび議論② |
| 13 | 共通素材を踏まえ、統括の報告に向けた議論 |
| 14 | 統括の報告 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| すべての授業方法を用いるわけではないが、演習の進行状況や、履修生の要望・取り組み状況等により、活用する方法を最適化して選択していく。 |
①メディア社会学科の共通教材を取り扱う前半においては、事前にテキスト指定範囲を事前に熟読し、発表担当者は準備をしておくこと（各回約2時間）。授業後には指示する課題を行うこと（各回約 2 時間）。
②共通教材を前提として展開する後半での授業時間外の学修に関する指示は、講義内および「Canvas LMS」上で履修者に対して行う。提示した映像教材を時間外に視聴したり、資料等を事前に熟読したりしておいて、講義内で議論の材料とする。各回の予習・復習にはそれぞれ2時間程度を要する。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
議論への取り組み(40%) 報告内容(20%) 最終レポート(Final Report)(40%) |
| 備考 (Notes) | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 指定しない |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | モーリス・アルヴァックス | 『記憶の社会的枠組み』 | 青弓社 | 2018 | 9784787234438 |
| 2 | 大門正克ほか編 | 『「生存」の歴史と復興の現在 : 3・11分断をつなぎ直す』 | 大月書店 | 2020 | 9784272521104 |
| 3 | ダニエル・ブーアスティン | 『幻影の時代 : マスコミが製造する事実』 | 東京創元社 | 1964 | 9784488006693 |
| 4 | チャールズ・ライト・ミルズ | 『社会学的想像力』 | ちくま書房 | 2017 | 4480097813 |
| 5 | 石巻日日新聞社 | 『6枚の壁新聞 : 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録』 | 角川マガジンズ | 2011 | 4047315532 |
| その他 (Others) | |||||
| 履修生の問題意識、関心に沿った参考図書を提示していく。 | |||||
問題意識を自ら深め、演習時間外に積極的にリサーチを進める意欲を持っていること、図書館や各種施設を利用して、文献や資料の探索を行う意欲を持っていること。そこで得られた材料を基に、履修生同士で、相手の意見を尊重しながら有意義な議論ができること。そこで得られた知見を踏まえて、自らの意志で、働きかけをしようとする意欲を持っていること。
タブレット、もしくは、ノートPCを持参（持参が難しい場合には、メディアセンター貸出の機器を利用のこと）。
ゲストスピーカーのご都合により、後半部分の内容の組込を変更することがある。また、履修生の希望、意欲によっては、より深めた経験を得られるようプログラムを提案、実施したい。
ゼミ希望アンケートはR Guide社会学部 「その他登録科目一覧」を確認すること．