日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会学部/College of SociologyCollege of Sociology |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
DE443/DE443DE443 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
ジェンダーとアート、ジェンダーと視覚文化 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
月2/Mon.2 Mon.2 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CMS3110 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
Through readings, discussions, and writings in class, students should be able to become familiar with key concepts and ideas of gender and visual representation, to learn skills in critical reading of texts and images, and to demonstrate and develop knowledge of the field in their own research interests.
This course examines major issues of gender in modern and contemporary American art and visual culture. By focusing on images of women in fine arts, films, commercial advertisements, music videos, and mass media, we will discuss the involvement of“the gaze” and gendered practices of looking concerning construction of women’s identity and their roles. Analyzing some stereotypes of women in paintings, ads, moving images, and photographs will lead us to question how, by whom, and why these images have been produced, presented, and circulated in visual culture. We will also look at "feminist art" practices since the 1960s intended to “deconstruct” stereotypes and create their own images to address the issues of differences.
1 | ガイダンスおよびイントロダクション:なぜ女性の「巨匠」はいなかったのか |
2 | 視線の政治学(1):概論――メアリー・カサット、モナ・ハートゥム、ピピロッティ・リスト、草間彌生など |
3 | 視線の政治学(2):ディスカッション |
4 | 視線の政治学(3):ライティング |
5 | 身体、扮装(1):概論――フリーダ・カーロ、ダイアン・アーバス、シンディ・シャーマン、フランチェスカ・ウッドマン、やなぎみわなど |
6 | 身体、扮装(2):ディスカッション |
7 | 身体、扮装(3):ライティング |
8 | イメージとテキスト(1):概論――バーバラ・クルーガー、メアリー・ケリー、ソフィー・カル、キャリー・メイ・ウィームズなど |
9 | イメージとテキスト(2):ディスカッション |
10 | イメージとテキスト(3):ライティング |
11 | 「歴史」と「小さな」物語(1):概論――ジュディ・シカゴ、レイチェル・ホワイトリード、ベティ・サール、カラ・ウォーカー、塩田千春など |
12 | 「歴史」と「小さな」物語(2):ディスカッション |
13 | 「歴史」と「小さな」物語(3):ライティング |
14 | 総括 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
予習として各回で取り上げられるトピックの関連文献を読み、あるいは作品を鑑賞することを要求する。復習としては講義時に取り上げられたトピックや専門用語の内容を整理し、ディスカッションの内容をふまえて、自分なりの見解や議論を300字程度で書くことを勧める。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
ディスカッションへの貢献(20%) ライティング(20%) |
備考 (Notes) | ||
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
プリントを授業時に配布します。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
授業時に適宜紹介します。 |
英語文献を課題として読む場合があるので、英語の読解力が必要となります。
教材として使用するアート作品には性的な描写や暴力的なシーンが含まれる場合があります。作品を観る人に、不快感や恐怖心などを与える可能性があります。この点も考慮にいれて受講するかどうかを決めてください。
文献講読、ディスカッション、ライティングを通じて、受講生がジェンダーやそのイメージについての基本的な知識を身につけ、女性のイメージについての客観的な分析方法を学び、そういった知識や分析方法を自己の研究主題に発展的に応用できるようになることである。
Through readings, discussions, and writings in class, students should be able to become familiar with key concepts and ideas of gender and visual representation, to learn skills in critical reading of texts and images, and to demonstrate and develop knowledge of the field in their own research interests.
この講義では、近代・現代アメリカ美術や視覚文化の女性表象をめぐる多様な問題を考察する。美術、映画、商業広告、ミュージックヴィデオ、あるいはマスメディアにおける女性のイメージ化に焦点をあて、女性のアイデンティティや社会的役割の形成に、ジェンダー化されたまなざし、「ゲイズ」がどのように関与してきたのかを議論する。具体的には、絵画、写真、映像、広告におけるステレオタイプな女性像を分析し、そういったイメージがなぜ、どのように、誰によって形成され、普及したのかを分析する。さらには、1960年代以降、いわゆるフェミニスト・アートのアーティストたちが、主流の文化によって与えられた記号的なイメージに対抗して、どのような自己イメージを形成し、どのように差異のイメージ化について発信してきたかについて考える。
This course examines major issues of gender in modern and contemporary American art and visual culture. By focusing on images of women in fine arts, films, commercial advertisements, music videos, and mass media, we will discuss the involvement of“the gaze” and gendered practices of looking concerning construction of women’s identity and their roles. Analyzing some stereotypes of women in paintings, ads, moving images, and photographs will lead us to question how, by whom, and why these images have been produced, presented, and circulated in visual culture. We will also look at "feminist art" practices since the 1960s intended to “deconstruct” stereotypes and create their own images to address the issues of differences.
1 | ガイダンスおよびイントロダクション:なぜ女性の「巨匠」はいなかったのか |
2 | 視線の政治学(1):概論――メアリー・カサット、モナ・ハートゥム、ピピロッティ・リスト、草間彌生など |
3 | 視線の政治学(2):ディスカッション |
4 | 視線の政治学(3):ライティング |
5 | 身体、扮装(1):概論――フリーダ・カーロ、ダイアン・アーバス、シンディ・シャーマン、フランチェスカ・ウッドマン、やなぎみわなど |
6 | 身体、扮装(2):ディスカッション |
7 | 身体、扮装(3):ライティング |
8 | イメージとテキスト(1):概論――バーバラ・クルーガー、メアリー・ケリー、ソフィー・カル、キャリー・メイ・ウィームズなど |
9 | イメージとテキスト(2):ディスカッション |
10 | イメージとテキスト(3):ライティング |
11 | 「歴史」と「小さな」物語(1):概論――ジュディ・シカゴ、レイチェル・ホワイトリード、ベティ・サール、カラ・ウォーカー、塩田千春など |
12 | 「歴史」と「小さな」物語(2):ディスカッション |
13 | 「歴史」と「小さな」物語(3):ライティング |
14 | 総括 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
予習として各回で取り上げられるトピックの関連文献を読み、あるいは作品を鑑賞することを要求する。復習としては講義時に取り上げられたトピックや専門用語の内容を整理し、ディスカッションの内容をふまえて、自分なりの見解や議論を300字程度で書くことを勧める。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
ディスカッションへの貢献(20%) ライティング(20%) |
備考 (Notes) | ||
その他 (Others) | |||||
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プリントを授業時に配布します。 |
その他 (Others) | |||||
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授業時に適宜紹介します。 |
英語文献を課題として読む場合があるので、英語の読解力が必要となります。
教材として使用するアート作品には性的な描写や暴力的なシーンが含まれる場合があります。作品を観る人に、不快感や恐怖心などを与える可能性があります。この点も考慮にいれて受講するかどうかを決めてください。