日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会学部/College of SociologyCollege of Sociology |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
DE511/DE511DE511 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
若者とメディア |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
水4/Wed.4 Wed.4 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CMS3210 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
抽選登録/Lottery RegistrationLottery Registration(定員:50人/ Capacity:50) |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
他学部生抽選登録用.社会学部生は科目コード登録. |
To understand what is happening in the world and how our culture is changing through thinking about the activity of young generation and media.
Reviewing how the middle class culture has been changing after WWW.
1 | はじめに ・評価方法とこの授業のルール ・宇野の自己紹介 ・この授業で扱うこと ・テキストの紹介 |
2 | 「境界のない世界」をめぐって ・2016年の「敗北」ーートランプとブレグジット ・政治と経済のパワーバランス ・開く国家と閉ざされる都市 ・グローバリゼーションの功罪ーー「ファクトフルネス」に考える ・「境界のない世界」は「境界のある世界」飲み込めるか ・チームラボの挑戦と三つの境界線 |
3 | 戦争と平和の現在形ーーメディア論から考える ・「映像の世紀」と世界大戦/冷戦 ・テロとインターネット ・テロリズムは日常性を切断し得るかーーアニメから戦争を考える ・平和マーケティングの可能性 |
4 | 「昼の世界」から「夜の世界」へ ・日本的インターネットの歴史ーーimode、2ちゃんねる、ニコ動、そして衰退 ・ゲーミフィケーションと「中間のもの」 ・日本的想像力と新しい人間性 ・消極性研究から考える |
5 | 戦後中流からマイルドヤンキー/新しいホワイトカラーへ ・東京が「西」へ伸びたころーー戦後中流の時代 ・郊外化とマイルドヤンキー/都心回帰とあたらしいホワイトカラー ・ランナーの視点から都市を考える |
6 | 「動員の革命」はなぜ失敗したか ・平成というテレビポピュリズムの時代 ・「アラブの春」と「動員の革命」 ・テレビの従属物と化したインターネット ・いま必要なのは「もっと遅いインターネット」だ |
7 | 映像の世紀とその終わり ・ハリウッドと「映像の世代」ーースターウォーズと妖怪ウォッチ ・「笑っていいとも」はなぜ飽きられたのか ・「映像の世紀」から「ネットワークの世紀」へ |
8 | ディズニーとグーグルのあいだで ・ 「情報から体験へ」「他人の物語から自分の物語」へ ・ 音楽市場は三世紀の中国大陸 ーーいま、音楽に何が求められているか ・ 20世紀型ディズニーVS21世紀型Google ・ もはや「検索」の時代ではない ・ ジョン・ハンケと「大きなゲーム」 |
9 | ネット社会の衣食住 ・ インターネットは「食」をどう変えたかー「食べログ」と「クックパッド」 ・ ノームコアと五体満足主義 ・ なぜ若いサラリーマンはアウトドアウェアで出勤するのか ・ 西海岸のギークカルチャーと東京のオタクカルチャー ・ 不動産情報サイトと「空き家大国ニッポン」 |
10 | メイカーズムーブメントとその日本的展開 ・ ソニーはなぜ負けたか ・ 日本的ものづくりの敗北とメイカーズムーブメント ・ DMM.make AKIBAの挑戦 ーーOpen Share Join ・ ドラえもんはジョブズを超えた? ・ モータリゼーションの20世紀からMASSの21世紀へ |
11 | 地理と文化のシーソーゲーム ・ ストリートが何も生まない時代ーー情報社会の地理と文化 ・ 国家から都市へーーグローバリゼーションの主役は誰か ・ 福岡とグローカル戦略 ・ 「地方創世」は可能かーーほんとうに「地方が生き残る」とは |
12 | 消費社会から情報社会へ ・ 國分功一郎「暇と退屈の倫理学」 ・ 「モノ」から「コト」へーー消費社会から情報社会へ ・ 「ほぼ日」の達成とその弱点 ・ キッチュであることの意味 ・ 戦後ロボットアニメと男性的身体 |
13 | 出版の未来 ・ 紙の本が終わるとき ーーおぢいさんのランプ2016 ・ 幻冬舎と箕輪編集室ーー「本」の変質 ・ 本とWikipediaの間のもの ・ 日本語の散文はインターネットで変質する? |
14 | TOKYO2020 ーーオリンピックから考える近未来日本 ・ ビジョンなき五輪のその後ーー2020年を総括する ・ 多様性のためのオリンピックーー近代五輪/スポーツを解体せよ ・ レガシーとしての「東京5分割計画」 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
テキスト、参考文献を熟読しておくことが望ましい
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 100 | |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 宇野常寛 | 『遅いインターネット』 | 幻冬舎 | 2020 | |
2 | 宇野常寛 | 『砂漠と異人たち』 | 朝日新聞出版 | 2022 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 宇野常寛 責任編集 | PLANETS vol.8 | PLANETS/第二次惑星開発委員会 | 2012 | |
2 | 宇野常寛 責任編集 | PLANETS.vol.9 | PLANETS/第二次惑星開発委員会 | 2015 | |
3 | 宇野常寛 責任編集 | PLANETS.vol.10 | PLANETS/第二次惑星開発委員会 | 2018 |
若者論/メディア論/文化論を横断し、現代社会と文化の全体像を掴む
To understand what is happening in the world and how our culture is changing through thinking about the activity of young generation and media.
情報化以降、あるいは戦後中流文化の解体以降の文化状況の批評を行う。
Reviewing how the middle class culture has been changing after WWW.
1 | はじめに ・評価方法とこの授業のルール ・宇野の自己紹介 ・この授業で扱うこと ・テキストの紹介 |
2 | 「境界のない世界」をめぐって ・2016年の「敗北」ーートランプとブレグジット ・政治と経済のパワーバランス ・開く国家と閉ざされる都市 ・グローバリゼーションの功罪ーー「ファクトフルネス」に考える ・「境界のない世界」は「境界のある世界」飲み込めるか ・チームラボの挑戦と三つの境界線 |
3 | 戦争と平和の現在形ーーメディア論から考える ・「映像の世紀」と世界大戦/冷戦 ・テロとインターネット ・テロリズムは日常性を切断し得るかーーアニメから戦争を考える ・平和マーケティングの可能性 |
4 | 「昼の世界」から「夜の世界」へ ・日本的インターネットの歴史ーーimode、2ちゃんねる、ニコ動、そして衰退 ・ゲーミフィケーションと「中間のもの」 ・日本的想像力と新しい人間性 ・消極性研究から考える |
5 | 戦後中流からマイルドヤンキー/新しいホワイトカラーへ ・東京が「西」へ伸びたころーー戦後中流の時代 ・郊外化とマイルドヤンキー/都心回帰とあたらしいホワイトカラー ・ランナーの視点から都市を考える |
6 | 「動員の革命」はなぜ失敗したか ・平成というテレビポピュリズムの時代 ・「アラブの春」と「動員の革命」 ・テレビの従属物と化したインターネット ・いま必要なのは「もっと遅いインターネット」だ |
7 | 映像の世紀とその終わり ・ハリウッドと「映像の世代」ーースターウォーズと妖怪ウォッチ ・「笑っていいとも」はなぜ飽きられたのか ・「映像の世紀」から「ネットワークの世紀」へ |
8 | ディズニーとグーグルのあいだで ・ 「情報から体験へ」「他人の物語から自分の物語」へ ・ 音楽市場は三世紀の中国大陸 ーーいま、音楽に何が求められているか ・ 20世紀型ディズニーVS21世紀型Google ・ もはや「検索」の時代ではない ・ ジョン・ハンケと「大きなゲーム」 |
9 | ネット社会の衣食住 ・ インターネットは「食」をどう変えたかー「食べログ」と「クックパッド」 ・ ノームコアと五体満足主義 ・ なぜ若いサラリーマンはアウトドアウェアで出勤するのか ・ 西海岸のギークカルチャーと東京のオタクカルチャー ・ 不動産情報サイトと「空き家大国ニッポン」 |
10 | メイカーズムーブメントとその日本的展開 ・ ソニーはなぜ負けたか ・ 日本的ものづくりの敗北とメイカーズムーブメント ・ DMM.make AKIBAの挑戦 ーーOpen Share Join ・ ドラえもんはジョブズを超えた? ・ モータリゼーションの20世紀からMASSの21世紀へ |
11 | 地理と文化のシーソーゲーム ・ ストリートが何も生まない時代ーー情報社会の地理と文化 ・ 国家から都市へーーグローバリゼーションの主役は誰か ・ 福岡とグローカル戦略 ・ 「地方創世」は可能かーーほんとうに「地方が生き残る」とは |
12 | 消費社会から情報社会へ ・ 國分功一郎「暇と退屈の倫理学」 ・ 「モノ」から「コト」へーー消費社会から情報社会へ ・ 「ほぼ日」の達成とその弱点 ・ キッチュであることの意味 ・ 戦後ロボットアニメと男性的身体 |
13 | 出版の未来 ・ 紙の本が終わるとき ーーおぢいさんのランプ2016 ・ 幻冬舎と箕輪編集室ーー「本」の変質 ・ 本とWikipediaの間のもの ・ 日本語の散文はインターネットで変質する? |
14 | TOKYO2020 ーーオリンピックから考える近未来日本 ・ ビジョンなき五輪のその後ーー2020年を総括する ・ 多様性のためのオリンピックーー近代五輪/スポーツを解体せよ ・ レガシーとしての「東京5分割計画」 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
テキスト、参考文献を熟読しておくことが望ましい
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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筆記試験 (Written Exam) | 100 | |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 宇野常寛 | 『遅いインターネット』 | 幻冬舎 | 2020 | |
2 | 宇野常寛 | 『砂漠と異人たち』 | 朝日新聞出版 | 2022 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 宇野常寛 責任編集 | PLANETS vol.8 | PLANETS/第二次惑星開発委員会 | 2012 | |
2 | 宇野常寛 責任編集 | PLANETS.vol.9 | PLANETS/第二次惑星開発委員会 | 2015 | |
3 | 宇野常寛 責任編集 | PLANETS.vol.10 | PLANETS/第二次惑星開発委員会 | 2018 |