日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会学部/College of SociologyCollege of Sociology |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
DK145/DK145DK145 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
現代文化と社会 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金4/Fri.4 Fri.4 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
SOX2210 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
By the end of the course you should:
1. Be able to explain the relationship between contemporary culture and society, using basic theoretical terms and concepts.
2. Understand the roles of contemporary culture in society today.
3. Aspire to further explore contemporary culture
This course provides an opportunity to examine various practices of contemporary culture and their relationship with social factors such as the spaces, politics, media, and economy surrounding them.
The lecture will examine how contemporary culture is constituted in society and what social, economic, and political roles it plays in today's changing social structures. This course will also examine the social, economic, and political roles of contemporary culture.
In addition, practical projects and the reviewing of films will be introduced to encourage students to deepen their understanding. Through these activities, you should gain an understanding of the relationship between contemporary culture and society, and expand your thinking on how society can practically act as a bearer of contemporary culture.
This lecture is also an introductory course for future research in the field of contemporary culture.
1 | オリエンテーション(自己紹介、授業の概要・進め方について など) |
2 | 【文化とは何か?】文化概念の誕生/国民国家成立と文化の制度化 ほか |
3 | 【文化とは何か?】大衆文化の登場と産業化 ほか |
4 | 【文化とは何か?】抵抗文化としてのサブカルチャー/多趣味化する現代文化 ほか |
5 | 【現代文化と空間】文化をめぐる場/公共圏 ほか |
6 | 【現代文化と空間】ジェントリフィケーションと文化 ほか |
7 | 【現代文化と政治】文化の政治利用/生-権力と文化 ほか |
8 | 【現代文化と政治】文化産業とソフトパワー ほか |
9 | 【現代文化とメディア】複製技術と芸術/文化帝国主義・メディア帝国主義批判/エンコーディング/デコーディングモデル ほか |
10 | 【現代文化とメディア】メディア変容と文化/現代におけるコンヴァージェンスカルチャーの台頭 ほか |
11 | プロジェクト&ディスカッション |
12 | 【現代文化とエコノミー】現代文化と資本主義・人新世 ほか |
13 | 【現代文化とエコノミー】DIY思想に基づくカルチャー ほか |
14 | 全体まとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
---|
主にスライド(動画、音楽などを含む)によって講義型の授業を進める。一部、補足的な形での板書や、任意によるリサーチ発表、ディスカッション、課外でのフィールドワーク課題を導入する場合がある。 |
授業内で示す課題への取り組みや、授業内容の復習のほか、現代文化と社会の関係性にかかわる理論・実践などについて、積極的に授業外においても調査研究に取り組んでいくことが求められる。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
授業への積極的参加、コメントシート(60%) 授業内課題(40%) |
備考 (Notes) | ||
なし/None
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 吉見俊哉 | 『現代文化論―新しい人文知とは何か』 | 東京 : 有斐閣 | 2018 | 9784641220768 |
2 | 井上俊・長谷正人 編著 | 『文化社会学入門―テーマとツール』 | 京都 : ミネルヴァ書房 | 2010 | 9784623058242 |
3 | 毛利嘉孝 | 『はじめてのDiY―何でもお金で買えると思うなよ』 | 東京 : ブルース・インターアクションズ | 2008 | 9784860202705 |
この講義で扱うのは、社会から自律した存在としての狭義の「文化」、あるいは「芸術」などではありません。そうではなく、現代社会における社会活動の一側面としての「現代文化」です。この授業を通じて、生きる人々のあいだから文化を考察し、そしてみなさん自らが現代文化の担い手の一員として、社会のなかでの自分の立ち位置や今後に向けた理念を見出してもらえればと考えています。
※なお上記の授業計画内容は、プロジェクト等の進捗状況によって、一部、順番が変わったり、内容を変更したりする可能性があります。
(1)現代文化と社会の関係性について、基本的な用語や概念を用いながら説明できること。
(2)今日における現代文化の社会的役割について理解すること。
(3)現代文化のさらなる探究を志すこと。
By the end of the course you should:
1. Be able to explain the relationship between contemporary culture and society, using basic theoretical terms and concepts.
2. Understand the roles of contemporary culture in society today.
3. Aspire to further explore contemporary culture
本講義では、現代文化の諸実践と、それらをめぐる社会的要素(例として、空間や政治、メディア、エコノミー)との関係性について考察していく。
講義では、今日の社会構造の変化のなかでいかに現代文化が構成されているのか、また、現代文化がどのような社会的・経済的・政治的役割を果たしうるのかについて考察していく。さらに、プロジェクト(履修者の関心や人数により、ゲストトーク、アートプロジェクトなどを実施)やビジュアル資料の視聴・批評なども導入しながら、履修者が理解を深めることを促していく。
それらによって、現代文化と社会との関わりについて理解し、さらには自らが現代文化の担い手として実践的に活動しうる方法論について考察を拡げていってほしい。
なお、本講義は、現代文化領域を今後研究していくための導入科目ともなっている。
This course provides an opportunity to examine various practices of contemporary culture and their relationship with social factors such as the spaces, politics, media, and economy surrounding them.
The lecture will examine how contemporary culture is constituted in society and what social, economic, and political roles it plays in today's changing social structures. This course will also examine the social, economic, and political roles of contemporary culture.
In addition, practical projects and the reviewing of films will be introduced to encourage students to deepen their understanding. Through these activities, you should gain an understanding of the relationship between contemporary culture and society, and expand your thinking on how society can practically act as a bearer of contemporary culture.
This lecture is also an introductory course for future research in the field of contemporary culture.
1 | オリエンテーション(自己紹介、授業の概要・進め方について など) |
2 | 【文化とは何か?】文化概念の誕生/国民国家成立と文化の制度化 ほか |
3 | 【文化とは何か?】大衆文化の登場と産業化 ほか |
4 | 【文化とは何か?】抵抗文化としてのサブカルチャー/多趣味化する現代文化 ほか |
5 | 【現代文化と空間】文化をめぐる場/公共圏 ほか |
6 | 【現代文化と空間】ジェントリフィケーションと文化 ほか |
7 | 【現代文化と政治】文化の政治利用/生-権力と文化 ほか |
8 | 【現代文化と政治】文化産業とソフトパワー ほか |
9 | 【現代文化とメディア】複製技術と芸術/文化帝国主義・メディア帝国主義批判/エンコーディング/デコーディングモデル ほか |
10 | 【現代文化とメディア】メディア変容と文化/現代におけるコンヴァージェンスカルチャーの台頭 ほか |
11 | プロジェクト&ディスカッション |
12 | 【現代文化とエコノミー】現代文化と資本主義・人新世 ほか |
13 | 【現代文化とエコノミー】DIY思想に基づくカルチャー ほか |
14 | 全体まとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
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主にスライド(動画、音楽などを含む)によって講義型の授業を進める。一部、補足的な形での板書や、任意によるリサーチ発表、ディスカッション、課外でのフィールドワーク課題を導入する場合がある。 |
授業内で示す課題への取り組みや、授業内容の復習のほか、現代文化と社会の関係性にかかわる理論・実践などについて、積極的に授業外においても調査研究に取り組んでいくことが求められる。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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平常点 (In-class Points) | 100 |
授業への積極的参加、コメントシート(60%) 授業内課題(40%) |
備考 (Notes) | ||
なし/None
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 吉見俊哉 | 『現代文化論―新しい人文知とは何か』 | 東京 : 有斐閣 | 2018 | 9784641220768 |
2 | 井上俊・長谷正人 編著 | 『文化社会学入門―テーマとツール』 | 京都 : ミネルヴァ書房 | 2010 | 9784623058242 |
3 | 毛利嘉孝 | 『はじめてのDiY―何でもお金で買えると思うなよ』 | 東京 : ブルース・インターアクションズ | 2008 | 9784860202705 |
この講義で扱うのは、社会から自律した存在としての狭義の「文化」、あるいは「芸術」などではありません。そうではなく、現代社会における社会活動の一側面としての「現代文化」です。この授業を通じて、生きる人々のあいだから文化を考察し、そしてみなさん自らが現代文化の担い手の一員として、社会のなかでの自分の立ち位置や今後に向けた理念を見出してもらえればと考えています。
※なお上記の授業計画内容は、プロジェクト等の進捗状況によって、一部、順番が変わったり、内容を変更したりする可能性があります。