日本語

Course Code etc
Academic Year 2026
College College of Sociology
Course Code DK179
Theme・Subtitle 日常生活の社会学
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Mon.4
ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.)
Credits 2
Course Number SOX2410
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
https://www.rikkyo.ac.jp/about/disclosure/educational_policy/sociology.html
Notes

【Course Objectives】

Students will become familiar with the analytical approach of ethnomethodology and learn its basic concepts. They will also learn how to ask questions about everyday social phenomena from an ethnomethodological perspective, and how to analyze and explain these phenomena.

【Course Contents】

In this course, students will become familiar with the basic ideas of ethnomethodology, a field of sociology, by actually analyzing data from everyday social life.The data include video recordings of everyday conversations, as well as familiar materials such as television commercials and films.
Throughout the course, there will be frequent opportunities for discussion among students based on data.Through these discussions, students are expected to learn how to conduct basic analyses using ethnomethodological concepts and how to explain their own analyses to others.
To check students’ understanding, assigned readings will be given when necessary. Students will read selected texts related to the course content and answer a list of questions prepared by the instructor.
In the written report assignments and group presentation sessions, students will be evaluated on their understanding of the basic concepts covered in class, as well as their ability to analyze data and clearly explain their analysis based on what they have learned.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 エスノメソドロジーとはなにか
エスノメソドロジーが、どのような学問であるのか、他の社会学的手法との違いを理論的な観点から説明します。
社会学における記述の問題について検討するための第1回読書課題を提示します。
2 どのように、人々の行為や活動を記述するか
行為や活動を研究者の側で定義するのではなく、人々の把握に即して、行為や活動を記述する重要性を学びます。
3 カテゴリー化実践の分析(1):どのように、人々はカテゴリーを用いているか
「成員カテゴリー化装置」について、映画の1シーンを分析しながら学び、基礎的な考え方を習得します。
4 カテゴリー化実践の分析(2):どのように、人々はカテゴリー同士の関係を理解しているか
日常的な人物カテゴリーの理解を形作っている「一貫性規則」概念を用いて、広告を分析します。
5 カテゴリー化実践の分析(3):自分たちの呼び方を決めることで、なにが成し遂げられているか
自分たちを分類するカテゴリーを自分たちで作り出す「革命的カテゴリー」概念を習得します。
6 第1回読書課題の解説:社会学における記述とカテゴリー化の問題
第1回読書課題の解説を通して、記述と、成員カテゴリー化分析の論点を整理します。
7 会話分析(1):会話分析は、人々の行為をどのように捉えるか
質問と応答、提案と受諾といった、行為同士のペアからなる隣接ペア概念を学び、分析します。
8 会話分析(2):人々は、どうやって話したいことを切り出すか・答える前に確認するか
会話分析の「先行連鎖」「挿入連鎖」概念を使って、実際のデータの分析でどう使えるのかを検討します。
9 会話分析(3):どのように、人々は物語を語るか
日常生活のなかで語られる物語がどのように形作られているのかを、事例の分析を通して分析します。
レポート形式での分析課題を提示します。
10 マルチモーダル分析(1):身体を使って、どう行為を組み立てているか
発話だけではなく、身体の関係性のなかで、行為の基本的な記述ができるようになることを目指します。
マルチモーダル分析の研究に関する第2回読書課題を提示します。
11 マルチモーダル分析(2):身体を使って、どう活動を組み立てているか
社会的活動と身体の関係性を学び、身体の分析から活動を記述する基本的な方法を身につけます。
受講者の関心に応じて、アーヴィング・ゴッフマンの社会学についても学びます。
12 ・第2回読書課題の解説:社会的な状況を捉えること
第2回読書課題の解説を通して、社会的状況に着目した分析とマルチモーダル分析の関係性を整理します。
・グループワーク(1)
これまでの授業で取り扱った概念を踏まえて、少人数のグループごとに、自分たちで選んだデータを分析してもらいます。
13 グループワーク(2):エスノメソドロジーの問いの立て方
さまざまなフィールドでの研究を例に、参加者たちの実践的な課題に即して問いを立てることについて学びます。
グループを通して分析に関する議論を深めてもらいます。
14 グループワーク:発表
各グループごとに、グループ課題をプレゼンテーションしてもらいます。

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

この授業は、予習・復習に、それなりの時間がかかる授業です。
それを踏まえた上で履修するようにしてください。

予習・復習に関わる各課題は、進捗に応じて、以下の要領で課します。
・「読書課題」
授業内容と関連する論文を読み、こちらが用意した質問リストに答えていただく読書課題を出します。
文献は、受講者の関心を鑑みつつ、指定した教科書の中に再録されている文献をいくつか取り扱う予定です。

・「個人レポート課題」
授業で取り扱った概念を使って、自身が選んだデータを分析してもらうレポート課題を出します。

・「グループワーク課題」
授業終盤ではグループワーク形式での学習を実施します。各グループごとに、自分たちで分析したい映像データを収集し、授業 で取り扱った概念を用いて分析してもらいます。分析した内容は、最終週にグループごとにまとめてもらい、それぞれで発表し てもらいます。 予習・復習にそれなりの時間を取ることが求められる授業であることを理解した上で、履修するようにしてください。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 授業中の議論への参加姿勢(25%)
リアクションペーパーの内容(15%)
読書課題(15%)
レポート課題(20%)
グループワーク(25%)
備考 (Notes)
遅刻・欠席は大きな減点とするので注意してください。
4回以上の欠席、または、2回以上の無断欠席をした場合は(やむを得ぬ特別な事情があった場合を除いて)単位を認めません。グループワークやディスカッションの進捗に関わるため、欠席の場合は事前に連絡をするようにしてください。
また、一つでも課題の提出がない場合は、単位を認めません。
グループワークについては、グループ課題の最終成果だけではなく、進捗過程でグループの発表準備に貢献できたかを踏まえて、総合的に評価します。


【テキスト / Textbooks】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 山崎敬一ら編 『エスノメソドロジー・会話分析ハンドブック』 新曜社 2023 9784788517943
その他 (Others)
読書課題で使います。各自入手しておいてください。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 前田泰樹/水川善文/岡田光弘編 『エスノメソドロジー:人びとの実践から学ぶ』 新曜社 2007 9784788510623

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

発言を求める機会が非常に多い授業になります。
最終週のグループワーク遂行にあたっては、グループメンバーと協働して一つの発表を準備する能力が必要です。
読書課題遂行にあたっては、日本語で書かれた論文を読みます。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

視聴覚資料の分析をすることが多いです。
wordファイル等の文章ファイルが編集・作成可能で、なおかつ、映像データが再生できるパソコンを準備するようにしてください。

【その他 / Others】

受講者の関心・理解度に合わせて、授業トピックの順序・各回の内容について若干の調整することがあります。
履修にあたって心配な点・分からないことがあれば、授業支援システム(CanvasLMS)でご連絡ください。

【注意事項 / Notice】