日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会学部/College of SociologyCollege of Sociology |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
DK206/DK206DK206 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
社会的認知、情報の伝播、対人関係の心理学 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
火2/Tue.2 Tue.2 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
SOX2710 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
Among the research areas of social psychology, this course focuses on the social cognition domain (how people perceive other people, social phenomena, and social groups, and make judgments based on these perceptions). In addition, the course will also focus on the transmission of information within social groups, including rumors and false rumors on the Internet, RTs on X(former Twitter), fake news, and flames on SNS, and the differences between the online and offline worlds in terms of their mechanisms. In addition, the course will focus on interpersonal relationships, focusing on the process of building and maintaining or disintegrating intimate interpersonal relationships.
In this class, students will study social psychological findings on interpersonal cognition, social reasoning, information diffusion in the real world and on the Internet including rumors, and intimate interpersonal relationships, especially romantic relationships. In the class, students will learn the mechanisms of these topics while experiencing actual research methods. Furthermore, we will explore how to apply them in real life.
1 | 社会心理学の研究視点、研究方法、研究倫理 |
2 | 対人認知1:印象形成の古典的理論および重視される手掛かり |
3 | 対人認知2:対人記憶、記憶の精緻化、厭世的記憶、印象形成の歪み(期待効果・アクセシビリティ・プライミング) |
4 | 対人認知3:ステレオタイプと印象形成、印象形成における2過程モデル |
5 | 対人認知4:対人認知の個人差、歪みの解決法(そもそも歪みとは?) |
6 | 社会的推論1:原因帰属とその心理学理論、自発的特性推論 |
7 | 社会的推論2:原因帰属と責任帰属、公正世界仮説、推論のエラーとバイアス、ヒューリスティックス |
8 | 社会的推論3:推論の誤りがもたらすもの、推論の歪みは修正可能? |
9 | 情報伝播の社会心理学1:情報としてのうわさを研究するとは?~人、内容、状況、うわさの公式 |
10 | 情報伝播の社会心理学2:うわさの伝播のメカニズム、うわさ研究の難しさ、商業伝説 |
11 | 情報伝播の社会心理学3:企業をめぐるうわさの管理と対処法、口コミの力、インターネット時代の生き残るうわさやデマ |
12 | 情報伝播の社会心理学4:X(旧Twitter)上での大量リツイート現象(バズ)、ネット時代のチェーンメール、フェイクニュースへの対処法 |
13 | 人と付き合う1:対人魅力とは、対人魅力を高める要因、親密な関係の維持と崩壊 |
14 | 人と付き合う2:親密な対人関係の諸相、恋愛の類型、全体のまとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
授業の前日までに、レジュメを授業支援システム(Canvas LMS等)にアップします。
そちらを事前に一読し、プリントアウト、またはタブレット等で持参のうえ、授業に臨んでください。
学期途中に課される中間レポートに備え、各授業回終了後、授業内容をまとめるようにしてください。
(試験は持ち込み可を予定していますが、電子データの持ち込みができないため、レジュメは予習または復習の段階、いずれかでプリントアウトすることを推奨します。)
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
授業内のコメント、アンケート回答(20%) ミニレポート(20%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 池上知子・遠藤由美 | 『グラフィック社会心理学(第2版)』 | サイエンス社 | 2008 | 4781911919 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 市川伸一 | 『認知心理学 4 思考』 | 東京大学出版会 | 1996 | 4130151045 |
2 | 川上善郎 | 『うわさが走る』 | サイエンス社 | 1997 | 4781908403 |
3 | 山田一成・北村英哉・結城雅樹 | 『よくわかる社会心理学』 | ミネルヴァ書房 | 2007 | 4623048128 |
4 | 北村英哉・内田由紀子 | 『社会心理学概論』 | ナカニシヤ出版 | 2016 | 4779510597 |
5 | 池田謙一・唐沢穣・工藤恵理子・村本由紀子 | 『社会心理学』補訂版 | 有斐閣 | 2010 | 4641053871 |
その他 (Others) | |||||
その他、随時、授業内で紹介。 |
予備知識等は必要ありませんが、型にはまった思考にとらわれず、柔軟に物事を見ることができる心構えを持って、受講してください。また、社会調査士関連科目を履修されていると、研究結果の理解が進むと思います。
授業内で、Googleフォームによるアンケート課題に回答することがあるため、モバイル通信端末(スマートフォン、カメラ機能つきのタブレット等)を持参してください。
社会心理学の研究領域のうち、社会的認知領域(人が他者、社会現象、社会集団をどのように認知し、それに基づき判断するのか)を中心に学習する。また、社会集団の中に伝わる情報の伝播について、インターネット上でのうわさやデマ、X(旧Twitter)でのRT、フェイクニュースやSNS上での炎上などもに言及し、そのメカニズムとオンライン世界とオフライン世界での相違点についても学習する。さらに、対人関係について、親密な対人関係の構築と維持・崩壊までのプロセスを中心に学ぶ。
Among the research areas of social psychology, this course focuses on the social cognition domain (how people perceive other people, social phenomena, and social groups, and make judgments based on these perceptions). In addition, the course will also focus on the transmission of information within social groups, including rumors and false rumors on the Internet, RTs on X(former Twitter), fake news, and flames on SNS, and the differences between the online and offline worlds in terms of their mechanisms. In addition, the course will focus on interpersonal relationships, focusing on the process of building and maintaining or disintegrating intimate interpersonal relationships.
この授業では、対人認知、社会的推論、うわさを含む現実世界とインターネット上での情報拡散、親密な対人関係(特に恋愛関係を中心)についての社会心理学的知見を学習する。授業では、実際の研究方法を体験しつつ、そのメカニズムを学習する。さらに、それらの実生活での応用方法を模索する。
In this class, students will study social psychological findings on interpersonal cognition, social reasoning, information diffusion in the real world and on the Internet including rumors, and intimate interpersonal relationships, especially romantic relationships. In the class, students will learn the mechanisms of these topics while experiencing actual research methods. Furthermore, we will explore how to apply them in real life.
1 | 社会心理学の研究視点、研究方法、研究倫理 |
2 | 対人認知1:印象形成の古典的理論および重視される手掛かり |
3 | 対人認知2:対人記憶、記憶の精緻化、厭世的記憶、印象形成の歪み(期待効果・アクセシビリティ・プライミング) |
4 | 対人認知3:ステレオタイプと印象形成、印象形成における2過程モデル |
5 | 対人認知4:対人認知の個人差、歪みの解決法(そもそも歪みとは?) |
6 | 社会的推論1:原因帰属とその心理学理論、自発的特性推論 |
7 | 社会的推論2:原因帰属と責任帰属、公正世界仮説、推論のエラーとバイアス、ヒューリスティックス |
8 | 社会的推論3:推論の誤りがもたらすもの、推論の歪みは修正可能? |
9 | 情報伝播の社会心理学1:情報としてのうわさを研究するとは?~人、内容、状況、うわさの公式 |
10 | 情報伝播の社会心理学2:うわさの伝播のメカニズム、うわさ研究の難しさ、商業伝説 |
11 | 情報伝播の社会心理学3:企業をめぐるうわさの管理と対処法、口コミの力、インターネット時代の生き残るうわさやデマ |
12 | 情報伝播の社会心理学4:X(旧Twitter)上での大量リツイート現象(バズ)、ネット時代のチェーンメール、フェイクニュースへの対処法 |
13 | 人と付き合う1:対人魅力とは、対人魅力を高める要因、親密な関係の維持と崩壊 |
14 | 人と付き合う2:親密な対人関係の諸相、恋愛の類型、全体のまとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
授業の前日までに、レジュメを授業支援システム(Canvas LMS等)にアップします。
そちらを事前に一読し、プリントアウト、またはタブレット等で持参のうえ、授業に臨んでください。
学期途中に課される中間レポートに備え、各授業回終了後、授業内容をまとめるようにしてください。
(試験は持ち込み可を予定していますが、電子データの持ち込みができないため、レジュメは予習または復習の段階、いずれかでプリントアウトすることを推奨します。)
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
授業内のコメント、アンケート回答(20%) ミニレポート(20%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 池上知子・遠藤由美 | 『グラフィック社会心理学(第2版)』 | サイエンス社 | 2008 | 4781911919 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 市川伸一 | 『認知心理学 4 思考』 | 東京大学出版会 | 1996 | 4130151045 |
2 | 川上善郎 | 『うわさが走る』 | サイエンス社 | 1997 | 4781908403 |
3 | 山田一成・北村英哉・結城雅樹 | 『よくわかる社会心理学』 | ミネルヴァ書房 | 2007 | 4623048128 |
4 | 北村英哉・内田由紀子 | 『社会心理学概論』 | ナカニシヤ出版 | 2016 | 4779510597 |
5 | 池田謙一・唐沢穣・工藤恵理子・村本由紀子 | 『社会心理学』補訂版 | 有斐閣 | 2010 | 4641053871 |
その他 (Others) | |||||
その他、随時、授業内で紹介。 |
予備知識等は必要ありませんが、型にはまった思考にとらわれず、柔軟に物事を見ることができる心構えを持って、受講してください。また、社会調査士関連科目を履修されていると、研究結果の理解が進むと思います。
授業内で、Googleフォームによるアンケート課題に回答することがあるため、モバイル通信端末(スマートフォン、カメラ機能つきのタブレット等)を持参してください。