日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Sociology
Course Code DK227
Theme・Subtitle 海洋環境と漁業、そして人
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Seminar
Campus Ikebukuro
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Mon.2
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Credits 2
Course Number SOX2540
Language Japanese
Class Registration Method Lottery Registration(定員:20人/ Capacity:20)
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes 2016年度以降入学者適用

【Course Objectives】

This course aims to let students experience and enjoy field surveys while learning know-hows to research.
Not only reading and summarizing techniques, but you also learn the importance of on-site visits and interviews for deeper understanding of subjects.

【Course Contents】

Students will build up experience in field surveys while focusing on sustainable fishing, with the keyword “food”.
The field include the marine products sections of wholesale markets in Tokyo and its environs (Toyosu, Funabashi, and Yokohama), Tsukiji and fishing ports (Funabashi, Shiba, and Misaki).
Students will analyze and report in their own way, keeping in mind the differences between interview-based information and information obtained from the internet and/or books.
In your reports, please discuss about each roles (ex. fishermen, intermediate wholesalers, retailer, restaurant operators and customers).
Welcome to my class and feel how multifaced the background behind food is.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 ガイダンス、日程調整
※前日までにメールをチェックして、指示された
 資料等をダウンロードしておくこと。
 日程調整の結果、4回目以降の授業内容を入れ替える場合がある。
2 データベース活用講習
PCを持参すること
以後、文献調査は各自進める。
3 ゲストスピーカーによる「経験に基づくフィールド調査の現実」を聴き、質疑応答
4 調査計画の立て方:レポートの構成を念頭に、写真や図版も含めて
5 インタビューの基礎1:アポイントの取り方、メールと手紙・電話の基礎
6 インタビューの基礎2:質問項目の立て方、順序、聞き方、メモの取り方
7 フィールド調査(1-1)
8 フィールド調査(1-2)
9 フィールド調査(2-1)
10 フィールド調査(2-2)
11 統計、参考文献を元に「美味しい魚の拙い話(水産の現状)」を知る
12 グラフや図表の表現法。引用、脚注、参考文献の書き方
13 レポート初稿提出、推敲
14 最終提出、講評 まとめ

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

補足事項 (Supplementary Items)
学外でのフィールドワークを積極的に行う。
早朝の現地集合や、土日に現地に赴くこともある。
土日に学外へ(特に遠方に)出る場合は、授業内で日程・場所を調整する。

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

1.水産資源の状況は、気候変動や乱獲の影響を受け、毎年状況が変わる。
  新聞などの報道に常に目をとおし、最新の情報を把握しておく。
2.ドキュメンタリー映画・番組を、取材手法に注目して観る。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 最終レポート(Final Report)(40%)
授業に対する積極的な参加態度(30%)
プレゼンテーションの内容(30%)
備考 (Notes)
無断欠席しないこと。

【テキスト / Textbooks】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 宮内泰介、上田昌文 『実践 自分で調べる技術』 岩波書店 2020 9784004318538
2 宮本 常一、安渓 遊地 『調査されるという迷惑―フィールドに出る前に読んでおく本』 みずのわ出版 2008 9784944173549
その他 (Others)
授業のなかで適宜紹介をしていく。
調査対象に関するニュース(新聞報道、テレビ、オンラインニュース)は、継続して確認すること。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 勝川俊雄 『魚が食べられなくなる日』 小学館 2016 9784098252787
2 海部健三 『結局、ウナギは食べていいのか問題』 岩波書店 2019 97840002968
3 井田徹治 『追いつめられる海』 岩波書店 2020 97840002969
4 勝川俊雄 『最新漁業の動向とカラクリがよ~くわかる本』 秀和システム 2020 9784798059211
5 片野歩、阪口功 『日本の水産資源管理:漁業衰退の真因と復活への道を探る』 慶應義塾大学出版会 2019 9784766425802
6 堤 未果 『ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか? 』 文藝春秋 2022 9784166613854
その他 (Others)
他、授業の中で適宜紹介する。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

いったん立てた調査計画を途中で立て直すこともありうる。それを厭わないこと。
現場では、想定外のことが起きる。柔軟性をもって臨むこと。
独自性を重視するので、ダメ元でも相談すること。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

データベース検索のできるPCもしくはタブレット
スマートフォンには、録音アプリを入れておく

【その他 / Others】

調査対象に選んだ水産物を、小売店やスーパーなどで日常的にチェックしておくこと。

【注意事項 / Notice】