日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
異文化コミュニケーション学部/College of Intercultural CommunicationCollege of Intercultural Communication |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
DM601/DM601DM601 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
多角的な視点から実践的な英語教育を考える |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
| 授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
| 校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
| 学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
木2/Thu.2 Thu.2 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
ICC3140 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇（履修中止可/ Eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
In this class, students will aim to achieve the following goals:
(1) Understand the nature of the English language, its characteristics, and position in the world, and explain its status in Japanese society from historical and policy perspectives
(2) Understand how human cognition, affect, and behavior relate to language acquisition and apply this understanding to their English learning and English education in Japan.
(3) Deepen consideration of teaching materials and assessment in English education, understand various teaching methods based on theoretical backgrounds, and propose specific teaching methods
In this class, students will examine (1) what kind of language English is, (2) how we learn English, and (3) how we teach English by overviewing the linguistic aspect of English, cultural and historical backgrounds, educational policies, theories of second language acquisition, foreign language teaching methods, materials, and evaluation in English education. Through group activities, students will proactively explore and deepen their understanding of various topics and issues related to English pedagogy. Students will acquire the fundamentals and theories of English pedagogy in Japan and put them into practice.
| 1 | ガイダンス：この授業の進め方・英語教育学とは何か |
| 2 | 英語の特質：どのような英語を学び教えるのか 英語という言語の特徴や世界における言語の位置づけや使われ方を考える |
| 3 | 日本社会における英語の歴史と必要性：日本の英語教育史 なぜ日本で英語を学ばれるようになったのかを歴史，政治経済，グローバル化の観点から考える |
| 4 | 日本の外国語教育政策：育成するべき英語力 学習指導要領とは何か，日本の外国語教育は何を目指しているのかを議論する |
| 5 | 英語教育と異文化コミュニケーション：コミュニケーション能力の資質と育成 コミュニケーションはどのような文化的影響を受けているのかを理解し，目的や場面に応じたコミュニケーション能力の育成について議論する |
| 6 | 英語をどのように学ぶか：第二言語習得のプロセス 我々はどのように英語を習得するのか，そのメカニズムに関する諸理論を概観し，教室内で英語を効果的に教えるのかを議論する |
| 7 | 外国語教授法：外国語をどのように教えるべきか さまざまな教授法を概観し，各種教授法の特徴について議論する |
| 8 | 学習者個人内要因：言語適性・性格・年齢・学習スタイル 諸要因を概観し，なぜ英語の習得ペースや成果が個人で異なるのかを議論する |
| 9 | 学習者個人内要因：動機づけ・意欲・興味・価値 諸要因を概観し，なぜ人によって意欲が異なるのか，状況によってやる気の高低が生まれるのかを議論する |
| 10 | 学習者個人内要因：学習方略・自己調整学習・自己概念 諸要因を概観し，どのように英語を勉強するべきかを議論する |
| 11 | マイクロティーチング１：教科書と教材の活用 教材とは何か，どのような教材があるのか，教材をどのように活用するのかについて議論する |
| 12 | マイクロティーチング２：学習評価と測定 評価の方法やテストを作成することにどのような意義や方法があるのか，また学習評価と指導が一体化するために必要な工夫を議論する |
| 13 | マイクロティーチング３：英語指導の理論と実践 中学校・高等学校における英語教育が目指す目標を確認し，その内容に基づく具体的な指導方法や授業展開について議論する |
| 14 | 授業のまとめ・最終筆記テスト |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
本学では1単位あたりの学修時間を45時間としています（授業時間を含む）。この点をふまえた上で、履修者は事前学修・事後学修を行ってください。
テキストの指定箇所を事前に読む，授業内での議論のために事前に疑問点を整理する，授業内で指示のあった課題を実施する，グループ活動のために必要な準備をするといった学習が想定されます。授業時間外の学習に関する具体的な指示は，必要に応じて別途指示します。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
小テスト(25%) グループ発表(30%) 最終テスト(Final Test)(35%) 積極的参加(10%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 酒井英樹・廣森友人・吉田達弘編著 | 『「学ぶ・教える・考える」ための実践的英語科教育法』 | 大修館書店 | 2018 | 9784469246223 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 久保田章・林伸昭編 | 『授業力アップのための英語教育学の基礎知識』 | 開拓社 | 2019 | |
| 2 | 鳥飼玖美子・鈴木希明・綾部保志・榎本剛士編著 | 『よくわかる英語教育学』 | ミネルヴァ書房 | 2021 |
将来英語教員を目指している学生，英語教育関連の職業を志望する学生，英語教育学に関連する大学院を志望する学生の受講を想定していますが，日本の英語教育や日々の英語の勉強方法などに関心がある方も受講を歓迎します。授業ではディスカッションやペア・グループによる活動などが頻繁に行われるため，そういった学習活動への主体的な参加による貢献が求められます。
遅刻・欠席の扱いについては第1回講義のガイダンスで説明します。
この授業では，以下の項目を達成することを目標とする：
（１）英語とはどのような言語なのか，その特質や世界における位置づけを理解し，また日本社会における英語教育の位置づけを歴史的・政策的な視点から説明することができる
（２）人間の認知・情意・行動がどのように言語習得にかかわっているのかを理解し，実際に英語をどのように学べばよいかについて自身の英語学習や日本の英語教育に応用することができる
（３）英語教育における教材や評価について考察を深め，理論的背景に基づいたさまざまな教授法を理解し，具体的な指導法を提案することができる
In this class, students will aim to achieve the following goals:
(1) Understand the nature of the English language, its characteristics, and position in the world, and explain its status in Japanese society from historical and policy perspectives
(2) Understand how human cognition, affect, and behavior relate to language acquisition and apply this understanding to their English learning and English education in Japan.
(3) Deepen consideration of teaching materials and assessment in English education, understand various teaching methods based on theoretical backgrounds, and propose specific teaching methods
この授業では，言語の特質や文化・歴史的背景，教育政策，第二言語習得理論，外国語教授法，学校での英語教育における教材・指導・評価について概観し，「英語とはいったいどのような言語なのか」「英語をどのように学ぶのか」「英語をどのように教えるのか」について考察します。英語教育学に関するさまざまな問題や論点について，グループ活動を通して学生が主体となって検討し，その理解を深めます。英語教育学に関する基礎や理論を身につけ，実践的な言語活動につなげていきます。
In this class, students will examine (1) what kind of language English is, (2) how we learn English, and (3) how we teach English by overviewing the linguistic aspect of English, cultural and historical backgrounds, educational policies, theories of second language acquisition, foreign language teaching methods, materials, and evaluation in English education. Through group activities, students will proactively explore and deepen their understanding of various topics and issues related to English pedagogy. Students will acquire the fundamentals and theories of English pedagogy in Japan and put them into practice.
| 1 | ガイダンス：この授業の進め方・英語教育学とは何か |
| 2 | 英語の特質：どのような英語を学び教えるのか 英語という言語の特徴や世界における言語の位置づけや使われ方を考える |
| 3 | 日本社会における英語の歴史と必要性：日本の英語教育史 なぜ日本で英語を学ばれるようになったのかを歴史，政治経済，グローバル化の観点から考える |
| 4 | 日本の外国語教育政策：育成するべき英語力 学習指導要領とは何か，日本の外国語教育は何を目指しているのかを議論する |
| 5 | 英語教育と異文化コミュニケーション：コミュニケーション能力の資質と育成 コミュニケーションはどのような文化的影響を受けているのかを理解し，目的や場面に応じたコミュニケーション能力の育成について議論する |
| 6 | 英語をどのように学ぶか：第二言語習得のプロセス 我々はどのように英語を習得するのか，そのメカニズムに関する諸理論を概観し，教室内で英語を効果的に教えるのかを議論する |
| 7 | 外国語教授法：外国語をどのように教えるべきか さまざまな教授法を概観し，各種教授法の特徴について議論する |
| 8 | 学習者個人内要因：言語適性・性格・年齢・学習スタイル 諸要因を概観し，なぜ英語の習得ペースや成果が個人で異なるのかを議論する |
| 9 | 学習者個人内要因：動機づけ・意欲・興味・価値 諸要因を概観し，なぜ人によって意欲が異なるのか，状況によってやる気の高低が生まれるのかを議論する |
| 10 | 学習者個人内要因：学習方略・自己調整学習・自己概念 諸要因を概観し，どのように英語を勉強するべきかを議論する |
| 11 | マイクロティーチング１：教科書と教材の活用 教材とは何か，どのような教材があるのか，教材をどのように活用するのかについて議論する |
| 12 | マイクロティーチング２：学習評価と測定 評価の方法やテストを作成することにどのような意義や方法があるのか，また学習評価と指導が一体化するために必要な工夫を議論する |
| 13 | マイクロティーチング３：英語指導の理論と実践 中学校・高等学校における英語教育が目指す目標を確認し，その内容に基づく具体的な指導方法や授業展開について議論する |
| 14 | 授業のまとめ・最終筆記テスト |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
本学では1単位あたりの学修時間を45時間としています（授業時間を含む）。この点をふまえた上で、履修者は事前学修・事後学修を行ってください。
テキストの指定箇所を事前に読む，授業内での議論のために事前に疑問点を整理する，授業内で指示のあった課題を実施する，グループ活動のために必要な準備をするといった学習が想定されます。授業時間外の学習に関する具体的な指示は，必要に応じて別途指示します。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
小テスト(25%) グループ発表(30%) 最終テスト(Final Test)(35%) 積極的参加(10%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 酒井英樹・廣森友人・吉田達弘編著 | 『「学ぶ・教える・考える」ための実践的英語科教育法』 | 大修館書店 | 2018 | 9784469246223 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 久保田章・林伸昭編 | 『授業力アップのための英語教育学の基礎知識』 | 開拓社 | 2019 | |
| 2 | 鳥飼玖美子・鈴木希明・綾部保志・榎本剛士編著 | 『よくわかる英語教育学』 | ミネルヴァ書房 | 2021 |
将来英語教員を目指している学生，英語教育関連の職業を志望する学生，英語教育学に関連する大学院を志望する学生の受講を想定していますが，日本の英語教育や日々の英語の勉強方法などに関心がある方も受講を歓迎します。授業ではディスカッションやペア・グループによる活動などが頻繁に行われるため，そういった学習活動への主体的な参加による貢献が求められます。
遅刻・欠席の扱いについては第1回講義のガイダンスで説明します。