日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
異文化コミュニケーション学部/College of Intercultural CommunicationCollege of Intercultural Communication |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
DM627/DM627DM627 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
文化的多様性の観点から (In light of cultural diversity) |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
火2/Tue.2 Tue.2 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
ICC3340 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
The course is designed for students to learn some major features of group and organizational phenomena from the perspectives of communication and cultural diversity. For that purpose, the students will learn key concepts and theories regarding group and organizational communication in order to analyze actual instances of group and organizational communication.
The course will cover relevant concepts and theories of group and organizational communication as well as a wide range of topics such as leadership and corporate social responsibilities.
The course will provide students with many opportunities to discuss and collaboratively analyze cases of communicative and cultural issues observed in groups and organizations.
1 | オリエンテーション: グループ&組織コミュニケーション研究という分野について(組織ディスコース研究を中心に) |
2 | 集団・組織と文化: グループ規範とスピーチコミュニティ |
3 | 文化的多様性の影響: X/Y理論、個人/集団主義、権力格差 |
4 | 記号としての集団・組織の活動: 記号化(エンコーディング)と解読(ディコーディング) |
5 | 文化的多様性のメリット・デメリット: 会話スタイルとメタメッセージ |
6 | マルチカルチャー・グループとは: 企業組織の形態とグループタイプ |
7 | リーダーシップとフォロワーシップ: リーダータイプ、意思決定、フォロワーの能動性 |
8 | ファシリテーション: 多様性を活かすコミュニケーション |
9 | 組織と外部環境: オープンシステム、CSR、ステークホールダ―、 |
10 | 集団・組織における交渉: 交渉スタイル、交渉戦略 |
11 | 多文化組織・チームの日本人リーダーの課題 |
12 | 事例研究発表(1) |
13 | 事例研究発表(2) |
14 | 事例研究発表(3)および総括 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
授業前は、事前に配布される資料に目を通しておくこと。授業後は、組織コミュニケーションの理解を助けるキーワードや分析概念を復習し、それらが当てはまる実際の事例を自分なりに探し、事例を分析・考察した内容をリサーチ・ノートにまとめておくこと。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
最終レポート(Final Report)(40%) 事例研究発表(30%) リサーチノートの提出(3回)(30%) |
備考 (Notes) | ||
リサーチノートは、集団・組織に関する事例を探し、その事例を授業を学んだ概念や理論で分析、考察した内容をワードでタイプしたものである。3回の提出日は、初回の授業にて指示する。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
なし。授業にてプリントを配布する。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | Cooren, F. | Organizational Discourse: Communication and Constitution | Polity | 2015 | |
2 | Adler, N.J., & Gundersen, A. | International Dimensions of Organizational Behavior, 5th ed. | Cengage Learning | 2007 | |
3 | Griffin, E., Ledbetter, A., & Sparks, G. | A First Look at Communication Theory | McGraw-Hill | 2019 | |
4 | 石黒武人 | 『多文化組織の日本人リーダー像:ライフストーリー・インタビューからのアプローチ』 | 春風社 | 2012 | |
5 | Schwarz, R. M. | The Skilled Facilitator (2nd ed.) | Jossey-Bass | 2002 | |
6 | 石黒武人 | 『多文化チームと日本人リーダーの動的思考プロセス:グラウンデッドセオリーからのアプローチ』 | 春風社 | 2020 | |
その他 (Others) | |||||
Cooren(2015)は本授業で紹介する組織ディスコース研究の概説書である。Adler&Gundersen(2007)は文化的多様性と組織の関係について理解するうえで役立つ。Griffin (2019)らの第3部では、グループ&組織コミュニケーションの理論が紹介されている。石黒(2012)には本授業の内容と重なる部分が多くある。Schwarz (2002)は、授業で紹介するファシリテーションを詳説したものである。石黒(2020)は多文化チームで実際に働く日本人リーダーの思考プロセスに関する研究書である。 |
毎回、ディスカッションを行いますので、積極的な姿勢で臨んでください。
各授業前に、資料をCanvasLMSへアップロードするので、各自印刷するか、パソコン等で読めるようにし、授業で参照できるようにしておいてください。
本授業は、受講生が集団・組織の現象についてコミュニケーションと文化的多様性という観点から学ぶためのものである。また、受講生は、集団・組織における様々な現象を分析、考察するうえで有用なコミュニケーションと文化的多様性に関する鍵概念や理論を学び、それらを用いて特定の集団・組織について分析、考察できるようになることを目標とする。
The course is designed for students to learn some major features of group and organizational phenomena from the perspectives of communication and cultural diversity. For that purpose, the students will learn key concepts and theories regarding group and organizational communication in order to analyze actual instances of group and organizational communication.
集団・組織コミュニケーションの研究に関わる諸概念・理論ならびに幅広いトピック(例:リーダーシップ、企業の社会的責任)を扱う。とりわけ、コミュニケーションや文化が関わる諸問題に焦点を当て、それらの原因について考えるうえで役立つ学問的知見をカバーする。授業では、講義やグループディスカッションに加え、受講生には、グループで分析・考察した内容について発表をしてもらい、その内容について他の受講生や教員と議論し、理解を深めていく。
The course will cover relevant concepts and theories of group and organizational communication as well as a wide range of topics such as leadership and corporate social responsibilities.
The course will provide students with many opportunities to discuss and collaboratively analyze cases of communicative and cultural issues observed in groups and organizations.
1 | オリエンテーション: グループ&組織コミュニケーション研究という分野について(組織ディスコース研究を中心に) |
2 | 集団・組織と文化: グループ規範とスピーチコミュニティ |
3 | 文化的多様性の影響: X/Y理論、個人/集団主義、権力格差 |
4 | 記号としての集団・組織の活動: 記号化(エンコーディング)と解読(ディコーディング) |
5 | 文化的多様性のメリット・デメリット: 会話スタイルとメタメッセージ |
6 | マルチカルチャー・グループとは: 企業組織の形態とグループタイプ |
7 | リーダーシップとフォロワーシップ: リーダータイプ、意思決定、フォロワーの能動性 |
8 | ファシリテーション: 多様性を活かすコミュニケーション |
9 | 組織と外部環境: オープンシステム、CSR、ステークホールダ―、 |
10 | 集団・組織における交渉: 交渉スタイル、交渉戦略 |
11 | 多文化組織・チームの日本人リーダーの課題 |
12 | 事例研究発表(1) |
13 | 事例研究発表(2) |
14 | 事例研究発表(3)および総括 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
授業前は、事前に配布される資料に目を通しておくこと。授業後は、組織コミュニケーションの理解を助けるキーワードや分析概念を復習し、それらが当てはまる実際の事例を自分なりに探し、事例を分析・考察した内容をリサーチ・ノートにまとめておくこと。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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平常点 (In-class Points) | 100 |
最終レポート(Final Report)(40%) 事例研究発表(30%) リサーチノートの提出(3回)(30%) |
備考 (Notes) | ||
リサーチノートは、集団・組織に関する事例を探し、その事例を授業を学んだ概念や理論で分析、考察した内容をワードでタイプしたものである。3回の提出日は、初回の授業にて指示する。 |
その他 (Others) | |||||
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なし。授業にてプリントを配布する。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | Cooren, F. | Organizational Discourse: Communication and Constitution | Polity | 2015 | |
2 | Adler, N.J., & Gundersen, A. | International Dimensions of Organizational Behavior, 5th ed. | Cengage Learning | 2007 | |
3 | Griffin, E., Ledbetter, A., & Sparks, G. | A First Look at Communication Theory | McGraw-Hill | 2019 | |
4 | 石黒武人 | 『多文化組織の日本人リーダー像:ライフストーリー・インタビューからのアプローチ』 | 春風社 | 2012 | |
5 | Schwarz, R. M. | The Skilled Facilitator (2nd ed.) | Jossey-Bass | 2002 | |
6 | 石黒武人 | 『多文化チームと日本人リーダーの動的思考プロセス:グラウンデッドセオリーからのアプローチ』 | 春風社 | 2020 | |
その他 (Others) | |||||
Cooren(2015)は本授業で紹介する組織ディスコース研究の概説書である。Adler&Gundersen(2007)は文化的多様性と組織の関係について理解するうえで役立つ。Griffin (2019)らの第3部では、グループ&組織コミュニケーションの理論が紹介されている。石黒(2012)には本授業の内容と重なる部分が多くある。Schwarz (2002)は、授業で紹介するファシリテーションを詳説したものである。石黒(2020)は多文化チームで実際に働く日本人リーダーの思考プロセスに関する研究書である。 |
毎回、ディスカッションを行いますので、積極的な姿勢で臨んでください。
各授業前に、資料をCanvasLMSへアップロードするので、各自印刷するか、パソコン等で読めるようにし、授業で参照できるようにしておいてください。