日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
法学部/College of Law and PoliticsCollege of Law and Politics |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
EX221/EX221EX221 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
グローバル・ヒストリーとナショナル・ヒストリーのあいだ |
授業形態/ Class FormatClass Format |
オンライン(全回オンライン)/Online (all classes are online)Online (all classes are online) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
発話を伴う授業を学内で受講する場合は8201教室の利用可。 |
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
通年/Full yearFull year |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
月1/Mon.1 Mon.1 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
44 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
LPX2800 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
○○ |
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
Where did the international environment currently surrounding Japan come from? The objective of this course is to understand a bird’s‐eye view of the political and foreign policy history of Japan which is necessary to understand the contemporary world as a "Japanese person." Moreover, students will learn that there are multiple historical views within a specific historical process.
The classes will explore what kinds of foreign relations Japan built with "Asia" and the "West" from before modern times as part of the history of the formation and destruction of the "Empire of Japan" and how that developed into Japan's postwar foreign policy. The classes will revolve around Japan's relationship with the "West" and Japan's relationship with "Asia." The lectures are scheduled to follow the aforementioned syllabus, but the lectures will be presented based on an awareness of problems which are currently happening while observing the response of the students, so please understand that there may be some changes in intensity and speed of the class pacing.
1 | 00はじめに グローバル・ヒストリーとナショナル・ヒストリー |
2 | 第一章 「日本型華夷秩序」の形成 01 東アジア秩序の中の「日本」 |
3 | 02 「将軍権力」の確立 |
4 | 03 日本型華夷秩序の成立 |
5 | 04 「徳川による平和」 |
6 | 第二章 「西洋の衝撃」から「帝国」建設へ 05 「西洋の衝撃」 |
7 | 06 「尊王攘夷」運動から倒幕・維新へ |
8 | 07 明治維新とは何だったのか(1) |
9 | 08 明治維新とは何だったのか(2) |
10 | 09 明治維新政府による外交再編(1) |
11 | 10 明治維新政府による外交再編(2) |
12 | 第三章 日本の「西洋型帝国化」とアジア 11 日清戦争への道 |
13 | 12 日清戦争後の「文明」と台湾植民地 |
14 | 13 日露戦争への道 |
15 | 14 日露戦争と朝鮮植民地化 |
16 | 15 日露戦争の意味 |
17 | 16 第一次世界大戦と国際環境の変化 |
18 | 17 政党政治と植民地政策の転換 |
19 | 第四章 アジア主義の台頭と「帝国」原理の変質 18 満州事変への道 |
20 | 19 「帝国」への対抗としての満州事変 |
21 | 20 満州事変後の帝国再編 |
22 | 21 満州事変後の国体変化 |
23 | 22 日中戦争の勃発 |
24 | 23 日中戦争収拾の試みと反英運動 |
25 | 24 「大東亜戦争」再考(1) |
26 | 25 「大東亜戦争」再考(2) |
27 | 第五章 「戦後日本」の形成 26 敗戦から講和へ |
28 | 27 復興・高度成長から現代へ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
Canvas LMSを使用する予定。学生は質問やコメントを提出することができ,それに適宜教員が応答する。
授業で紹介された文献や映画を積極的に利用して学習することが期待される。
高校の日本史・世界史の知識を持つことが望ましいが,必要条件でも十分条件でもない。現実の政治・外交,歴史や政治学に興味を持つ学生を歓迎する。試験前にレジメを集めただけで単位を取るのは困難だが,毎回授業に出て話を理解しようとし,考える習慣をつければ,何とかなるようにしたい。一貫してきちんと授業に参加する者の数は少ないため、彼らのほとんどは「SまたはA」を取る。「CやD」はきちんと授業に出ていなかった者がほとんどである。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 50 | |
平常点 (In-class Points) | 50 |
中間レポート(20%) リアクション・メール(30%) |
備考 (Notes) | ||
平常点のうち30%は、授業内容に対して提出される質問・コメントへの評価である。詳しくは初回の授業で説明する。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
テキストとして使うものは、ない。授業の中で、下記の参考文献を含め、参照文献を紹介する。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 松浦正孝 | 『「大東亜戦争」はなぜ起きたのか』 | 名古屋大学出版会 | 2010 | 9784815809522 |
2 | 坂野潤治 | 『日本近代史』 | 筑摩書房 | 2012 | 9784480066428 |
3 | 三谷太一郎 | 『日本の近代とは何であったか』 | 岩波書店 | 2017 | 9784004316503 |
4 | 北岡伸一 | 『日本政治史 外交と権力』 | 有斐閣 | 2017 | 9784641149199 |
5 | 川島真・服部龍二 | 『東アジア国際政治史』 | 名古屋大学出版会 | 2007 | 9784815805616 |
集中力保持のため、授業の中間で休憩を入れる予定。
パワーポイントを利用するほか、適宜映像資料なども利用したい。
オンライン授業は、授業後1週間程度は録画で視聴できるようにする予定である。
また、提出物や「お知らせ」などは、Canvas LMS を利用する。
現在日本を取り巻いている国際環境はどこから来たのか?「日本人」として現代を理解するために必要な日本の政治史・外交史の鳥瞰図を理解する。また,具体的な歴史過程の中で,多様な歴史観があることを学ぶ。
Where did the international environment currently surrounding Japan come from? The objective of this course is to understand a bird’s‐eye view of the political and foreign policy history of Japan which is necessary to understand the contemporary world as a "Japanese person." Moreover, students will learn that there are multiple historical views within a specific historical process.
近代以前からの日本が,「アジア」や「西洋」との間で如何なる対外関係を構築していったのかを,「大日本帝国」の形成と崩壊の歴史として,また戦後日本外交への展開として探る。「西洋」と日本,「アジア」と日本の関係が,授業の軸となる。概ね下記の授業計画に沿って講義を行う予定であるが,現在起こっている問題を意識し,受講生の反応を見ながら講義を行うので,授業の進行に多少の濃淡やスピードの変化が生まれることを理解されたい。
The classes will explore what kinds of foreign relations Japan built with "Asia" and the "West" from before modern times as part of the history of the formation and destruction of the "Empire of Japan" and how that developed into Japan's postwar foreign policy. The classes will revolve around Japan's relationship with the "West" and Japan's relationship with "Asia." The lectures are scheduled to follow the aforementioned syllabus, but the lectures will be presented based on an awareness of problems which are currently happening while observing the response of the students, so please understand that there may be some changes in intensity and speed of the class pacing.
1 | 00はじめに グローバル・ヒストリーとナショナル・ヒストリー |
2 | 第一章 「日本型華夷秩序」の形成 01 東アジア秩序の中の「日本」 |
3 | 02 「将軍権力」の確立 |
4 | 03 日本型華夷秩序の成立 |
5 | 04 「徳川による平和」 |
6 | 第二章 「西洋の衝撃」から「帝国」建設へ 05 「西洋の衝撃」 |
7 | 06 「尊王攘夷」運動から倒幕・維新へ |
8 | 07 明治維新とは何だったのか(1) |
9 | 08 明治維新とは何だったのか(2) |
10 | 09 明治維新政府による外交再編(1) |
11 | 10 明治維新政府による外交再編(2) |
12 | 第三章 日本の「西洋型帝国化」とアジア 11 日清戦争への道 |
13 | 12 日清戦争後の「文明」と台湾植民地 |
14 | 13 日露戦争への道 |
15 | 14 日露戦争と朝鮮植民地化 |
16 | 15 日露戦争の意味 |
17 | 16 第一次世界大戦と国際環境の変化 |
18 | 17 政党政治と植民地政策の転換 |
19 | 第四章 アジア主義の台頭と「帝国」原理の変質 18 満州事変への道 |
20 | 19 「帝国」への対抗としての満州事変 |
21 | 20 満州事変後の帝国再編 |
22 | 21 満州事変後の国体変化 |
23 | 22 日中戦争の勃発 |
24 | 23 日中戦争収拾の試みと反英運動 |
25 | 24 「大東亜戦争」再考(1) |
26 | 25 「大東亜戦争」再考(2) |
27 | 第五章 「戦後日本」の形成 26 敗戦から講和へ |
28 | 27 復興・高度成長から現代へ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
Canvas LMSを使用する予定。学生は質問やコメントを提出することができ,それに適宜教員が応答する。
授業で紹介された文献や映画を積極的に利用して学習することが期待される。
高校の日本史・世界史の知識を持つことが望ましいが,必要条件でも十分条件でもない。現実の政治・外交,歴史や政治学に興味を持つ学生を歓迎する。試験前にレジメを集めただけで単位を取るのは困難だが,毎回授業に出て話を理解しようとし,考える習慣をつければ,何とかなるようにしたい。一貫してきちんと授業に参加する者の数は少ないため、彼らのほとんどは「SまたはA」を取る。「CやD」はきちんと授業に出ていなかった者がほとんどである。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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筆記試験 (Written Exam) | 50 | |
平常点 (In-class Points) | 50 |
中間レポート(20%) リアクション・メール(30%) |
備考 (Notes) | ||
平常点のうち30%は、授業内容に対して提出される質問・コメントへの評価である。詳しくは初回の授業で説明する。 |
その他 (Others) | |||||
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テキストとして使うものは、ない。授業の中で、下記の参考文献を含め、参照文献を紹介する。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 松浦正孝 | 『「大東亜戦争」はなぜ起きたのか』 | 名古屋大学出版会 | 2010 | 9784815809522 |
2 | 坂野潤治 | 『日本近代史』 | 筑摩書房 | 2012 | 9784480066428 |
3 | 三谷太一郎 | 『日本の近代とは何であったか』 | 岩波書店 | 2017 | 9784004316503 |
4 | 北岡伸一 | 『日本政治史 外交と権力』 | 有斐閣 | 2017 | 9784641149199 |
5 | 川島真・服部龍二 | 『東アジア国際政治史』 | 名古屋大学出版会 | 2007 | 9784815805616 |
集中力保持のため、授業の中間で休憩を入れる予定。
パワーポイントを利用するほか、適宜映像資料なども利用したい。
オンライン授業は、授業後1週間程度は録画で視聴できるようにする予定である。
また、提出物や「お知らせ」などは、Canvas LMS を利用する。