日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
法学部/College of Law and PoliticsCollege of Law and Politics |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
EX241/EX241EX241 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
現代朝鮮半島の政治・国際関係の展開 |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
対面科目 |
| 授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
| 校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
| 学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金1/Fri.1 Fri.1 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
LPX3700 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇（履修中止可/ Eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
Korea, or the Korean Peninsula consisting of South Korea (ROK: The Republic of Korea) and North Korea (DPRK: The Democratic People's Republic of Korea) is regarded as very important for Japan in terms of its history and geopolitics. We can develop our understanding of Korea's contemporary history (mainly 1945 afterwards) in terms of its political development and international relations and then we can develop our structural understanding of the East Asia or the world including Japan.
Korea was liberated from the Japanese colonial rule after the WWⅡ, but was divided into North and South Korea and at last the Korean War broke out. Korean division has been continued despite the fact that the global cold war ended. Although South Korea was inferior to North Korea in terms of its regime's performance until the 1960s, afterwards South Korea succeeded in the achievement of its regime's superiority over North Korea by achieving economic development, political democracy, and diplomatic superiority. North Korea, however, has regarded its regime's survival as more important than the regime's competition against South Korea, and then has promoted its nuclear and missile development and its diplomacy bypassing South Korea. As the result, the international political tensions have been aggravated. South Korean politics, even though its democracy has been consolidated by experiencing the several power transition between the conservatives and the liberals, were suffered from the three presidential impeachments and it is hard to say the Korean political institutionalization has been promoted smoothly. We think about the political and international dynamism which has concluded these transformations by inquiring into its historical development.
| 1 | 第１回／オリエンテーション（本講義の目的と概要） 本講義の目的と概要、具体的な授業方法について説明する。さらに、南北朝鮮の現在の状況について概観する。 |
| 2 | 第２回／南北分断体制の成立と朝鮮戦争 朝鮮半島における南北分断体制がいかに成立したのか、そして朝鮮戦争（1950～1953）に関して、ビデオなどを利用して理解を深める。 |
| 3 | 第３回／1950年代の南北朝鮮 朝鮮戦争の停戦以後の南北朝鮮の政治経済外交に関して、比較しながら説明する。 |
| 4 | 第４回／1960年代の南北朝鮮 1960年代初頭の韓国の政治変動（4月革命・5・16軍事クーデター）を中心に、韓国の朴正煕政権前半期の政治的動態と同時期の北朝鮮政治の展開について説明する。 |
| 5 | 第５回／日韓国交正常化交渉 1965年の日韓国交正常化に至る過程をビデオなどを利用して説明するとともに、それが、それ以後の日韓関係、さらには、日朝関係にどのような意味を持ったのかを明らかにする。 |
| 6 | 第６回／1970年代韓国維新体制下の内政と外交 1970年代韓国の政治変動を、1972年の維新体制の成立とその後の展開、そして1979年朴正煕大統領の死に伴う維新体制の終焉を通して明らかにする。さらに、いったんは終焉を迎えた維新体制が、民主化の挫折を契機として1980年に再び権威主義体制へ回帰する過程を明らかにする。さらに1970年代初頭の米中和解は、朝鮮半島を取り巻く状況に大きな変化をもたらしたが、それが南北それぞれの政治体制、経済発展戦略、外交、南北関係、日韓関係、米韓関係、中朝関係、日朝関係などにどのような帰結をもたらしたのかを多角的に明らかにする。そして、東アジア冷戦の変容が朝鮮半島冷戦に及ぼした影響とその限界について理解を深める。 |
| 7 | 第７回／韓国における民主主義体制への移行と韓国の北方外交の展開 1980年代の権威主義体制が、1987年6月民主化抗争を契機として民主主義体制へ移行する過程を、民主化の比較政治学を念頭に置きながら明らかにする。また、同時期、韓国は、北朝鮮に対する体制優位を背景に、それまで北朝鮮を支持してきた中国やソ連、その他東欧社会主義諸国との関係改善を、北方外交という名の下に指向する。その北方外交の展開についても考察する。 |
| 8 | 第８回／民主化以後の韓国政治の展開➀ 1990年代以降、民主化後の韓国政治の展開を、大統領選挙および国会議員選挙に焦点を当て、地域割拠的政党システムと保守ー進歩リベラルの対立図式という観点から考察する。 |
| 9 | 第９回／民主化以後の韓国政治の展開② 2016年以降の朴槿恵大統領の弾劾・罷免と文在寅進歩リベラル政権の登場、そして尹錫悦保守政権への政権交代、さらに、尹錫悦大統領の弾劾訴追と職務停止、その後の韓国政治の展開を含む、韓国政治の現状について考察を加える。 |
| 10 | 第１０回／冷戦の終焉と朝鮮半島：韓国の北方外交、第1次核危機、第1次南北首脳会談、第2次核危機、6者協議、第2次南北首脳会談 1990年代グローバルな冷戦の終焉は朝鮮半島冷戦の終焉を帰結せず、むしろ、北朝鮮の核開発を契機として新たな緊張が高まることになる。朝鮮半島をめぐる国際政治を南北関係の展開とそれを取り巻く国際政治の展開の双方から明らかにする。 |
| 11 | 第１１回／21世紀の国際政治と朝鮮半島： 2008年以後、米国におけるオバマ政権の登場、韓国における保守の李明博・朴槿恵政権の登場、北朝鮮における金正恩体制の登場以後、一方で、それまで蓄積されてきた南北の協力事業が中断するだけでなく、南北間の軍事的な挑発が具体的な形で現れるなど、南北間の緊張は高まる。さらに、2017年トランプと金正恩との間で緊張が高まったが、翌18年には平昌オリンピックを契機に、2月の北朝鮮のオリンピック参加、4月板門店南北首脳会談、6月米朝シンガポール首脳会談、9月平壌南北首脳会談と北朝鮮の非核化と朝鮮半島平和体制をめぐる交渉は進展を示した。しかし、2019年2月の米朝ハノイ会談の決裂を契機にこのプロセスは停滞、後退を余儀なくされている。この過程について考察する。 |
| 12 | 第１２回／朝鮮半島をめぐる国際政治の現在 北朝鮮は、冷戦期のような中朝ロの連帯を自ら誇示しながら、核ミサイル開発に邁進する状況が続く。この背景には、ロシア・ウクライナ戦争の長期化、米中対立の激化、韓国の政権交代に伴う韓国外交の変化、などのさまざまな要因が働いている。こうした朝鮮半島を取り巻く国際関係の現状について考察する。 |
| 13 | 第１３回／日韓国交正常化以後の日韓関係の展開と日韓関係の現在 1965年の日韓国交正常化以後約60年を経過した日韓関係の、非対称・相互補完関係から、対称・相互競争関係へという構造変容を、それを取り巻く東アジアのパワーシフトの中で考察する。 |
| 14 | 第１４回／授業のまとめ 授業の理解度を確認することも含めて、授業全体に関する総括を行う。 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| 事前に、授業内容を理解するために重要だと考えられる映像資料を、各自教員のグーグルドライブなどにアクセスして見てもらう。 |
事前にテキスト指定範囲を熟読しておくこと。また、授業に関するレポートを3回出すので、それに回答すること。こうした各回の予習、復習にはそれぞれ2時間程度を要する。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 筆記試験 (Written Exam) | 50 | |
| 平常点 (In-class Points) | 50 |
授業内のレポート3回(50%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 木宮正史 | 『日韓関係史』 | 岩波書店 | 2021 | 9784004318866 |
| その他 (Others) | |||||
| なお、その他の教科書、木宮正史『国際政治のなかの韓国現代史』山川出版、絶版、に関してはPDFファイルで授業前に配布する。 | |||||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 授業の参考文献リストについては、初回授業の時に電子ファイルで配布する。 |
対象となる朝鮮半島、韓国、北朝鮮などに関する知的関心と、それを理解するための政治学や国際関係論などに関する基本的な理解（但し、これは必須ではなく、授業の中でも相当程度説明する。）
PC および ダウンロードした映像を見ることができるソフトウェア
日本にとって歴史的にも地政学的にも重要な比重を占める朝鮮（半島）：南北朝鮮（南北韓：大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国）に関して、その現代（主として1945年以降）における政治および国際関係の展開に関して理解を深める。それを通して、日本を含む東アジア、さらには世界に関する構造的な理解に取り組む。
Korea, or the Korean Peninsula consisting of South Korea (ROK: The Republic of Korea) and North Korea (DPRK: The Democratic People's Republic of Korea) is regarded as very important for Japan in terms of its history and geopolitics. We can develop our understanding of Korea's contemporary history (mainly 1945 afterwards) in terms of its political development and international relations and then we can develop our structural understanding of the East Asia or the world including Japan.
第２次大戦後、朝鮮は日本の植民地から「解放」されたが、冷戦の制約によって南北に分断され、朝鮮戦争を経て、グローバルな冷戦が終焉したにもかかわらず、現在でも南北分断が続く。韓国は、1960年代までは、北朝鮮に対する体制の劣勢を余儀なくされたが、冷戦の制約をむしろ機会として利用することにより、経済発展、政治的民主化、外交競争優位を達成するなど、北朝鮮に対する体制優位を確実なものとした。しかし、その後、北朝鮮は韓国との体制競争における優位よりも自体制の生存を優先目標として設定し、核ミサイル開発と韓国を迂回する外交に邁進する。その中で朝鮮半島をめぐる緊張は、冷戦期よりもむしろ激化する様相を示す。また、韓国政治も、保守と進歩リベラルとの与野党政権交代などを通して民主主義を堅固化したとは言え、3回の大統領弾劾訴追を経験するなど、政治的制度化が順調に進むとは言い難い状況である。こうした変容を帰結させた政治ダイナミズム、さらに国際関係のダイナミズムについて、その歴史的展開を中心に考察する。
Korea was liberated from the Japanese colonial rule after the WWⅡ, but was divided into North and South Korea and at last the Korean War broke out. Korean division has been continued despite the fact that the global cold war ended. Although South Korea was inferior to North Korea in terms of its regime's performance until the 1960s, afterwards South Korea succeeded in the achievement of its regime's superiority over North Korea by achieving economic development, political democracy, and diplomatic superiority. North Korea, however, has regarded its regime's survival as more important than the regime's competition against South Korea, and then has promoted its nuclear and missile development and its diplomacy bypassing South Korea. As the result, the international political tensions have been aggravated. South Korean politics, even though its democracy has been consolidated by experiencing the several power transition between the conservatives and the liberals, were suffered from the three presidential impeachments and it is hard to say the Korean political institutionalization has been promoted smoothly. We think about the political and international dynamism which has concluded these transformations by inquiring into its historical development.
| 1 | 第１回／オリエンテーション（本講義の目的と概要） 本講義の目的と概要、具体的な授業方法について説明する。さらに、南北朝鮮の現在の状況について概観する。 |
| 2 | 第２回／南北分断体制の成立と朝鮮戦争 朝鮮半島における南北分断体制がいかに成立したのか、そして朝鮮戦争（1950～1953）に関して、ビデオなどを利用して理解を深める。 |
| 3 | 第３回／1950年代の南北朝鮮 朝鮮戦争の停戦以後の南北朝鮮の政治経済外交に関して、比較しながら説明する。 |
| 4 | 第４回／1960年代の南北朝鮮 1960年代初頭の韓国の政治変動（4月革命・5・16軍事クーデター）を中心に、韓国の朴正煕政権前半期の政治的動態と同時期の北朝鮮政治の展開について説明する。 |
| 5 | 第５回／日韓国交正常化交渉 1965年の日韓国交正常化に至る過程をビデオなどを利用して説明するとともに、それが、それ以後の日韓関係、さらには、日朝関係にどのような意味を持ったのかを明らかにする。 |
| 6 | 第６回／1970年代韓国維新体制下の内政と外交 1970年代韓国の政治変動を、1972年の維新体制の成立とその後の展開、そして1979年朴正煕大統領の死に伴う維新体制の終焉を通して明らかにする。さらに、いったんは終焉を迎えた維新体制が、民主化の挫折を契機として1980年に再び権威主義体制へ回帰する過程を明らかにする。さらに1970年代初頭の米中和解は、朝鮮半島を取り巻く状況に大きな変化をもたらしたが、それが南北それぞれの政治体制、経済発展戦略、外交、南北関係、日韓関係、米韓関係、中朝関係、日朝関係などにどのような帰結をもたらしたのかを多角的に明らかにする。そして、東アジア冷戦の変容が朝鮮半島冷戦に及ぼした影響とその限界について理解を深める。 |
| 7 | 第７回／韓国における民主主義体制への移行と韓国の北方外交の展開 1980年代の権威主義体制が、1987年6月民主化抗争を契機として民主主義体制へ移行する過程を、民主化の比較政治学を念頭に置きながら明らかにする。また、同時期、韓国は、北朝鮮に対する体制優位を背景に、それまで北朝鮮を支持してきた中国やソ連、その他東欧社会主義諸国との関係改善を、北方外交という名の下に指向する。その北方外交の展開についても考察する。 |
| 8 | 第８回／民主化以後の韓国政治の展開➀ 1990年代以降、民主化後の韓国政治の展開を、大統領選挙および国会議員選挙に焦点を当て、地域割拠的政党システムと保守ー進歩リベラルの対立図式という観点から考察する。 |
| 9 | 第９回／民主化以後の韓国政治の展開② 2016年以降の朴槿恵大統領の弾劾・罷免と文在寅進歩リベラル政権の登場、そして尹錫悦保守政権への政権交代、さらに、尹錫悦大統領の弾劾訴追と職務停止、その後の韓国政治の展開を含む、韓国政治の現状について考察を加える。 |
| 10 | 第１０回／冷戦の終焉と朝鮮半島：韓国の北方外交、第1次核危機、第1次南北首脳会談、第2次核危機、6者協議、第2次南北首脳会談 1990年代グローバルな冷戦の終焉は朝鮮半島冷戦の終焉を帰結せず、むしろ、北朝鮮の核開発を契機として新たな緊張が高まることになる。朝鮮半島をめぐる国際政治を南北関係の展開とそれを取り巻く国際政治の展開の双方から明らかにする。 |
| 11 | 第１１回／21世紀の国際政治と朝鮮半島： 2008年以後、米国におけるオバマ政権の登場、韓国における保守の李明博・朴槿恵政権の登場、北朝鮮における金正恩体制の登場以後、一方で、それまで蓄積されてきた南北の協力事業が中断するだけでなく、南北間の軍事的な挑発が具体的な形で現れるなど、南北間の緊張は高まる。さらに、2017年トランプと金正恩との間で緊張が高まったが、翌18年には平昌オリンピックを契機に、2月の北朝鮮のオリンピック参加、4月板門店南北首脳会談、6月米朝シンガポール首脳会談、9月平壌南北首脳会談と北朝鮮の非核化と朝鮮半島平和体制をめぐる交渉は進展を示した。しかし、2019年2月の米朝ハノイ会談の決裂を契機にこのプロセスは停滞、後退を余儀なくされている。この過程について考察する。 |
| 12 | 第１２回／朝鮮半島をめぐる国際政治の現在 北朝鮮は、冷戦期のような中朝ロの連帯を自ら誇示しながら、核ミサイル開発に邁進する状況が続く。この背景には、ロシア・ウクライナ戦争の長期化、米中対立の激化、韓国の政権交代に伴う韓国外交の変化、などのさまざまな要因が働いている。こうした朝鮮半島を取り巻く国際関係の現状について考察する。 |
| 13 | 第１３回／日韓国交正常化以後の日韓関係の展開と日韓関係の現在 1965年の日韓国交正常化以後約60年を経過した日韓関係の、非対称・相互補完関係から、対称・相互競争関係へという構造変容を、それを取り巻く東アジアのパワーシフトの中で考察する。 |
| 14 | 第１４回／授業のまとめ 授業の理解度を確認することも含めて、授業全体に関する総括を行う。 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| 事前に、授業内容を理解するために重要だと考えられる映像資料を、各自教員のグーグルドライブなどにアクセスして見てもらう。 |
事前にテキスト指定範囲を熟読しておくこと。また、授業に関するレポートを3回出すので、それに回答すること。こうした各回の予習、復習にはそれぞれ2時間程度を要する。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 筆記試験 (Written Exam) | 50 | |
| 平常点 (In-class Points) | 50 |
授業内のレポート3回(50%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 木宮正史 | 『日韓関係史』 | 岩波書店 | 2021 | 9784004318866 |
| その他 (Others) | |||||
| なお、その他の教科書、木宮正史『国際政治のなかの韓国現代史』山川出版、絶版、に関してはPDFファイルで授業前に配布する。 | |||||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 授業の参考文献リストについては、初回授業の時に電子ファイルで配布する。 |
対象となる朝鮮半島、韓国、北朝鮮などに関する知的関心と、それを理解するための政治学や国際関係論などに関する基本的な理解（但し、これは必須ではなく、授業の中でも相当程度説明する。）
PC および ダウンロードした映像を見ることができるソフトウェア