日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Law and Politics
Course Code EX624
Theme・Subtitle 法学部の学修と社会を繋ぐ ~まちづくりを題材に~
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Seminar
Campus Ikebukuro
Semester Full year
DayPeriod・Room Tue.4
ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.)
Credits 4
Course Number LPX4910
Language Japanese
Class Registration Method "Other" Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

Law is one type of social norm, and it has an effect on "people." Therefore, "studying in the College of Law and Politics" requires students to have an uncommon level of interest in society and people as well as to continue learning. In this class, students will use "real problems faced by local communities" as subject material to cultivate the ability to think logically, learn how to align opposing interests, and increase their interest in society and people through their studies in the College of Law and Politics. In addition, the objectives for this academic year are to have students "discover" issues faced by local communities, think about the state of regional development from various perspectives including tourism policy, and cultivate the ability to derive "solutions" to the issues.

【Course Contents】

1. Students will think from various angles about "how studying in the College of Law and Politics is connected to society." Through studying in the College of Law and Politics, students will cultivate various abilities which are required in society such as the ability to think logically, gather information, and align different interests. The objective is to become able to effectively apply these skills which can be learned in the College of Law and Politics under real-world conditions. This will enhance various abilities which were cultivated through previous studies in the College of Law and Politics.
2. The materials covered in the seminar are based on "real issues faced by local communities" which are among the most complex problems occurring in the real world and are believed to be difficult to solve. The reason why "real issues faced by local communities" are being used as material is because there are multiple "interested parties (stakeholders)," and the interests are entangled in complex ways, which naturally makes it difficult to align interests and derive a solution. Using "real issues faced by local communities" as material to analyze and examine the statements and situations surrounding each stakeholder will enable the students to learn and master various abilities which cannot be learned in the typical seminar such as the abilities to discover issues, analyze, resolve issues, take action, and communicate.
3. In order to cultivate fundamental knowledge and the perspectives required to analyze community planning, students in this class will examine the literature about legal systems (the three community planning laws, etc.), city center revitalization, tourism policy, and the formation and revitalization of regional communities in addition to acquiring knowledge about the external environment (social problems such as the low birthrate and aging society and technology innovations of the Fourth Industrial Revolution).
4. In order to develop the perspectives required to discover the problems and issues faced by local communities and search for solutions, students will conduct interview surveys of regions introduced as precedents for regional revitalization and regional development. The interviews will be conducted by breaking into six groups for each interested party (government, private companies & tourism association, Chamber of Commerce and Industry & banks, shopping district, incorporated NPOs, and residents (including primary industries)).
5. Continuing from the previous academic year, this year’s seminar(the previous academic year conducted in Shiki city, Kawagoe City,Ogano town(Saitama Prefecture) and Yokosuka City (Kanagawa Prefecture)) ,Katsushika city(Tokyo Prefecture)) is scheduled to survey and analyze the present state of city center revitalization and the structure of revitalization as well as making and implementing specific suggestions for regional revitalization together with people from the regions (details about the cooperating companies and target regions will be posted as needed on the official seminar Facebook page).
6. In order to cultivate the abilities required to make concrete proposals, sub-seminars and study sessions will be separately convened outside of the seminar class hours.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 ガイダンス
2 地域創生に関する分析手法を学ぶ
3 課題解決のための考え方、分析手法を学ぶ
4 課題解決のための考え方、提案・企画書の作成法を学ぶ
5 まちづくりに関連する法的基礎知識を学ぶ(1)
6 まちづくりに関連する法的基礎知識を学ぶ(2)
7 まちづくりに関連する法的基礎知識を学ぶ(3)
8 まちづくりに関する先行事例研究・報告(1)
9 まちづくりに関する先行事例研究・報告(2)
課題調査地域の確定
10 現地調査に関する報告及び検討(1)
11 現地調査に関する報告及び検討(2)
12 現地調査に関する報告及び検討(3)
13 中間報告会
14 前期のまとめ
15 現地調査に関する報告(5)
16 現地調査に関する報告(6)
17 外部環境について学ぶ
18 外部環境について学ぶ
19 社会のニーズ、世の中の動向を知る
20 日本の現状を知る(少子高齢化問題等)
21 地域が抱える課題の検討&提案(1)
22 地域が抱える課題の検討&提案(2)
23 地域が抱える課題の検討&提案(3)
24 地域が抱える課題の検討&提案(4)
25 グループによる報告会(1)
26 グループによる報告会(2)
27 最終報告会
28 まとめ

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

【授業時間外の学習】 
・報告、調査はグループ毎に行うため、サブゼミ、ヒアリング等、相当の準備を要する。
また、4限の開講科目であるが、毎回、5限まで延長するため(18:50終了予定)、時間的に余裕のない人の受講は絶対に勧めない。

・グループ毎の調査とは別にゼミ単位での現地調査及びゼミ合宿も予定している。日程は、第一次調査(5月又は6月)と第二次調査(夏期休暇中)、第三次調査(秋休み又は2、3月)に合宿を予定。
 
・本ゼミでは事前の文献調査、報告のみならず、現地調査も実施する予定である。演習外でも相当な準備を必要とするため、受け身ではなく、積極的、能動的な態度を持って臨むことを要する。

・個人の理解度を知り、グループへの貢献度を測るため、各自の学修進度、理解の程度を知るためにコメントペーパーの提出を毎回義務付ける。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 出席点・コメントペーパー(30%)
平常の授業態度(30%)
グループによる報告内容,グループへの貢献度(20%)
ヒアリング調査への参加,調査報告内容(20%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

その他 (Others)
 今年度は、特に指定しない。講義で取り扱う書籍、文献、資料は適宜、指示する。
 その他、自身のキャリアを形成し、ステークホルダーとのコミュニケーション力を養うために、適宜、資料を配布し、スキルトレーニングも取り入れる予定。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 バーバラ ミント 考える技術・書く技術 新版―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 ダイヤモンド社 1999 9784478490273
2 竹本昌史 地方創生まちづくり大事典 国書刊行会 2016 9784336059758
3 小地沢将之 まちづくりプロジェクトの教科書 森北出版 2020 9784532321116
4 上野 千鶴子 情報生産者になる 筑摩書房 2018 9784480071675
5 渡辺政之 (監修) カラー版 マンガでわかる 事業計画書のつくり方 西東社 2017 9784791625109
6 加藤希尊 はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ 翔泳社 2018 9784798153759
7 中村善貞 図解 新規事業を創出する方法 言視社 2018 9784865651164
その他 (Others)
・内閣府「RESAS 地域経済分析システム」〈https://resas.go.jp/#/11/11365
・地方創生カレッジ eラーニング講座〈https://chihousousei-college.jp
・まちづくりの推進(METI/経済産業省)  〈http://www.meti.go.jp/policy/sme_chiiki/town_planning/
・中心市街地活性化資料集・事例集-国土交通省  〈http://www.mlit.go.jp/crd/index/case/
・「観光地域づくり」(国土交通省 観光庁HP) 〈http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kankochi/index.html〉  
・観光地域づくり事例集〈http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kankochi/ikiiki.html
・地域づくり活動のリーダー育成のためのカリキュラム(成23年)-総務省-
 〈http://www.soumu.go.jp/main_content/000115383.pdf

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

1 本演習は、経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」すべてを身に着けることができるプログラムである。
① 一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力(「主体性」「働きかけ力」「実行力」)
② 疑問を持ち、考え抜く力(「課題発見力」「計画力」「創造力」)
③ 多様な人々とともに、目標に向けて協力する力(「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」)
2 もっとも、現在、上記能力を身に着けたい、あるいはさらに伸ばしたいと考えていれば、履修時には好奇心と行動力を身に着けていれば足りると考える。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

授業や課題提出に必要な情報機器(PC、タブレットなど)

【その他 / Others】

<選考方法>
◇ 採用人数:40名
◇ 配当年次:2~4年次
◇ 選考方法:レポート及び任意面談

1)レポート
  題目:①自己PR、②本演習の志望理由、③これまで経験してきた中で最も大変であったことについて、a)その内容、b)なぜ大変であったと考えたか、その理由、c)これをどのように乗り越えることができたか(あるいは乗り越えることができなかった場合には、今後、同様の事態に遭遇した場合に備えて、どのようなことを身に着けるように努力しているか)、d)この経験を本演習の活動で活かすことができるか、できるとしたならば、どのような形で活かせるかについて具体的に記すこと。
字数:1,500字以上(①②③合計で1,500字以上あれば、字数を問わない)。

2)任意面談
  本ゼミは、様々な社会人(行政、民間企業を問わず)の方々と交流します。
 このため、挨拶をはじめとするマナーを重視すると同時に、演習内容を理解してもらうために、初めて履修を希望する学生を対象として、「任意」面談を行います。とくにゼミの活動内容、合宿、雰囲気などについて話を聞きたい方は、メールで連絡を下さい(yakushimaru0625@rikkyo.ac.jp)。面談の日時は、相談の上、随時実施します。
  なお、面談は「任意」ではあるが、応募者が募集人員を超えた場合には、面談受講生を優先することもあるので、その際はご容赦ください。

<演習論文>
 実施しない

<その他>
① このゼミの目的の一つに、「自らの望む人生及びキャリアを、自らが選択して、切り拓いていける力を養い、実行できる人物を育てること。」があります。社会の変化が目まぐるしいこれからの時代において、「どのような能力や資質が必要か」について自分で考えることができるようになることを目指していますので、好奇心、冒険心の旺盛な方は、遺憾なくこれらの能力を発揮してください!

② 皆さんの生きていく社会は「正解のない社会」であり、すべてを自分で考えながら、行動していかなければらないため、フィールドワークで気づいたことを基に、主体的に行動し、各自で書籍を調べ、試行錯誤しながら行動するようにしてください。グループワークが中心となりますので、途中で無責任に自分の役割を投げ出す傾向のある人は履修を控えてください。

③ 今年度は、前半の時間では、指定テキストについてグループ報告を行うとともに、テーマへの理解を深めるための議論を行います。
 後半の時間は、ディベート、グループ活動報告、その他、「企画」の立て方、キャリアデザインに関するテキストを選び、読み進める予定です。
 なお、今年度の地域活性化活動は、別の講義【EX730】キャリアデザイン〜インターンシップの学生(希望者)、他学部の学生と合同で行う予定である。

④ 現時点で、ゼミで調査する地域は東京都豊島区、葛飾区、練馬区、埼玉県志木市、小鹿野町、川越市、どを予定。そのほか希望があれば、ゼミ生の意見を取り入れながら考えていきます。これまでのゼミ活動の一部がFacebookに紹介されていますので、ご参照下さい<https://www.facebook.com/rikkyolawyakushimaru/〉。

⑤ 本ゼミの内容は、複数の行政機関及び民間企業、そして様々な方々の協力を頂きながら実施しています。大学生であっても、社会人としてのマナーを大切に守るように意識して臨んで下さい。

⑥ ゼミを通して、キャリア教育支援も行います。具体的には、各種社会人との交流会、イベント、学術会議等の企画・運営への参加をはじめ、社会人基礎力等の基本的資質・能力やコンピテンシーを分析し、演習や大学生活を通して、どのような力や能力が身に付いたかについて振り返り等も行います。 

⑦ ゼミ活動は課題解決をするため、多くの人々を巻き込みながら、行う活動である。課題解決するうえで、情報発信力も重視する。特に動画作成、SNSを用いての情報発信などに関心のある人も参加して欲しい。

⑧ 3月上旬にゼミ活動の最終報告会を実施する予定です。開催日など詳細は決まり次第、Facebook、TwitterなどのSNSを通じて告知するので、ゼミに興味のある学生は、雰囲気を掴むために参照してください。
  そのほか、ゼミ活動について知りたい方は、2023年1月にゼミ紹介企画で行ったゼミ生による紹介動画を参照してください。〈https://www.youtube.com/watch?v=37ukCSrfxBc

【注意事項 / Notice】