日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
法学部/College of Law and PoliticsCollege of Law and Politics |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
EX659/EX659EX659 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
現代の国際政治を体系的に理解するために、歴史を押さえながら現状を分析する。 |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
| 授業形式/ Class StyleCampus |
演習・ゼミ/SeminarSeminar |
| 校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
| 学期/ SemesterSemester |
通年/Full yearFull year |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金4/Fri.4 Fri.4 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
44 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
LPX4910 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
その他登録/"Other" Registration"Other" Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇（履修中止可/ Eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
In this seminar the students will follow the historical development of the world order in international politics, acquire skills for analyzing current international politics, and even widen their perspective on the future in which we will live.
Is the 21st century we live in a new post-Cold War world? Or is it built on the remnants of the old empires, or a new order called "the defeat of the West"? The main theme of this seminar is how to understand contemporary international issues occurring around the world, such as the instability of the United States, the rise of China, and the war between Russia and Ukraine. To examine these matters, the students will first strengthen the foundation of knowledge and framework by reading technical books and discussing actively. Then, the students will themselves choose an issue for research and give a presentation with their own views. In this way the students will acquire a multidirectional understanding of contemporary international politics by active discussions in our seminar.
Students will be assigned chapters in the textbook and issues to present reports. After the report has been presented, the faculty member will add an explanation followed by a discussion among all the students based on the "preparatory notes" submitted by the students.
Note: The schedule can be changed depending on the scale of the class.
| 1 | ガイダンス |
| 2 | 共通文献輪読（１）：「ロシアの安定」 |
| 3 | 共通文献輪読（２）：「ウクライナの謎」 |
| 4 | 共通文献輪読（３）：「東欧におけるポストモダンのロシア嫌い」 |
| 5 | 共通文献輪読（４）：「「西欧」とは何か？」 |
| 6 | 共通文献輪読（５）：「自殺幇助による欧州の死」 |
| 7 | 共通文献輪読（６）：「「国家ゼロ」に突き進む英国−亡びよ、ブリタニア！」 |
| 8 | 共通文献輪読（７）：「北欧−フェミニズムから好戦主義へ」 |
| 9 | 共通文献輪読（８）：「米国の本質−寡頭制とニヒリズム」 |
| 10 | 共通文献輪読（９）：「ガス抜きをして米国経済の虚飾を正す」 |
| 11 | 共通文献輪読（１０）：「ワシントンのギャングたち」 |
| 12 | 共通文献輪読（１１）「その他の世界」がロシアを選んだ理由 |
| 13 | 共通文献輪読（１２）「米国は「ウクライナの罠」にいかに嵌まったか」 |
| 14 | 春学期の議論のまとめ |
| 15 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１） |
| 16 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（２） |
| 17 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（３） |
| 18 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（４） |
| 19 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（５） |
| 20 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（６） |
| 21 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（７） |
| 22 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（８） |
| 23 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（９） |
| 24 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１０） |
| 25 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１１） |
| 26 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１２） |
| 27 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１３） |
| 28 | まとめの議論 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
毎回のテキストの範囲を精読しておき、事例研究のテーマに関する情報を事前に収集する。コメントや疑問点、演習で議論したい論点などを整理した「準備メモ」（コメントカード）を作成して事前に必ず提出すること。また、世界情勢を把握するため、国際ニュースなどもこまめにチェックしておき、事例研究への準備を進めておくこと。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
報告と研究発表(60%) 準備メモ（コメントカード）と議論への積極的参加度など(40%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エマニュエル・トッド | 『西洋の敗北：日本と世界に何が起きるのか』 | 文藝春秋 | 2024 | 9784163919096 |
積極的に議論に参加し、現代国際政治について感じたことや考えたことなどを問題提起できる力を求めたい。
演習のレジュメはCanvas LMSにアップロードして配付する。「準備メモ」（コメントカード）もGoogle Classroomなどを活用して提出してもらうので、演習中に参照できる電子機器が必要となる。レジュメやコメントカードなどは各自で印刷出力して紙媒体で活用してもよいし、コンピューターやタブレットなどを利用してデジタルにノートテイキングをしてもよい。演習中にも電子機器の使用により資料などを閲覧したり、最新の国際情勢などを検索したりする。
＜選考方法＞
採用人数：25-30名程度
配当年次：3・4年次
選考方法：レポート
①題目：本演習を志望する理由と、国際政治で関心のある具体的なテーマについて自由に論じて下さい。
②字数：1200〜2000文字程度
演習論文：実施しない
演習での議論では、自由闊達かつ柔軟な視点が重要なので、遠慮なく切り込んで議論に挑んで欲しい。
本演習では、国際政治における秩序がどのような歴史的な経路を辿って今日に至っているのかを検討して、現在の国際政治を分析する能力を修得し、これから生きていく未来を見通す視座を広げる。
In this seminar the students will follow the historical development of the world order in international politics, acquire skills for analyzing current international politics, and even widen their perspective on the future in which we will live.
我々が生きているこの21世紀は冷戦後の新しい世界なのだろうか？それとも旧い「帝国」の残像、あるいは「西洋の敗北」という新しい秩序の上に成り立っているのだろうか。アメリカの揺らぎ、中国の台頭、そしてロシア・ウクライナ戦争など、世界で起こっている国際問題をどのように捉えるかを主なテーマとする。これらを検討するにあたって、基本作業として文献を精読して議論を行い、それにより本演習後半に向けての前提的知識や方法論の土台を固め、その後に各自で関心のある事例について調査研究を行い、自分の分析を加えたプレゼンテーションをしてもらう。それを基にクラスで積極的な議論を行うことで現代国際政治を多角的に把握することを目指す。演習では、受講生には報告を担当してもらうテキストの章と事例を割り当て、担当者の報告のあと教員が解説を加えてから、受講生が提出する「準備メモ」（コメントカード）をもとに全体で議論をする。
なお、履修者数によっては予定した演習内容を変更する可能性もある。
Is the 21st century we live in a new post-Cold War world? Or is it built on the remnants of the old empires, or a new order called "the defeat of the West"? The main theme of this seminar is how to understand contemporary international issues occurring around the world, such as the instability of the United States, the rise of China, and the war between Russia and Ukraine. To examine these matters, the students will first strengthen the foundation of knowledge and framework by reading technical books and discussing actively. Then, the students will themselves choose an issue for research and give a presentation with their own views. In this way the students will acquire a multidirectional understanding of contemporary international politics by active discussions in our seminar.
Students will be assigned chapters in the textbook and issues to present reports. After the report has been presented, the faculty member will add an explanation followed by a discussion among all the students based on the "preparatory notes" submitted by the students.
Note: The schedule can be changed depending on the scale of the class.
| 1 | ガイダンス |
| 2 | 共通文献輪読（１）：「ロシアの安定」 |
| 3 | 共通文献輪読（２）：「ウクライナの謎」 |
| 4 | 共通文献輪読（３）：「東欧におけるポストモダンのロシア嫌い」 |
| 5 | 共通文献輪読（４）：「「西欧」とは何か？」 |
| 6 | 共通文献輪読（５）：「自殺幇助による欧州の死」 |
| 7 | 共通文献輪読（６）：「「国家ゼロ」に突き進む英国−亡びよ、ブリタニア！」 |
| 8 | 共通文献輪読（７）：「北欧−フェミニズムから好戦主義へ」 |
| 9 | 共通文献輪読（８）：「米国の本質−寡頭制とニヒリズム」 |
| 10 | 共通文献輪読（９）：「ガス抜きをして米国経済の虚飾を正す」 |
| 11 | 共通文献輪読（１０）：「ワシントンのギャングたち」 |
| 12 | 共通文献輪読（１１）「その他の世界」がロシアを選んだ理由 |
| 13 | 共通文献輪読（１２）「米国は「ウクライナの罠」にいかに嵌まったか」 |
| 14 | 春学期の議論のまとめ |
| 15 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１） |
| 16 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（２） |
| 17 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（３） |
| 18 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（４） |
| 19 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（５） |
| 20 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（６） |
| 21 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（７） |
| 22 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（８） |
| 23 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（９） |
| 24 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１０） |
| 25 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１１） |
| 26 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１２） |
| 27 | 事例研究によるリサーチ・プレゼンテーション（１３） |
| 28 | まとめの議論 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
毎回のテキストの範囲を精読しておき、事例研究のテーマに関する情報を事前に収集する。コメントや疑問点、演習で議論したい論点などを整理した「準備メモ」（コメントカード）を作成して事前に必ず提出すること。また、世界情勢を把握するため、国際ニュースなどもこまめにチェックしておき、事例研究への準備を進めておくこと。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
報告と研究発表(60%) 準備メモ（コメントカード）と議論への積極的参加度など(40%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エマニュエル・トッド | 『西洋の敗北：日本と世界に何が起きるのか』 | 文藝春秋 | 2024 | 9784163919096 |
積極的に議論に参加し、現代国際政治について感じたことや考えたことなどを問題提起できる力を求めたい。
演習のレジュメはCanvas LMSにアップロードして配付する。「準備メモ」（コメントカード）もGoogle Classroomなどを活用して提出してもらうので、演習中に参照できる電子機器が必要となる。レジュメやコメントカードなどは各自で印刷出力して紙媒体で活用してもよいし、コンピューターやタブレットなどを利用してデジタルにノートテイキングをしてもよい。演習中にも電子機器の使用により資料などを閲覧したり、最新の国際情勢などを検索したりする。
＜選考方法＞
採用人数：25-30名程度
配当年次：3・4年次
選考方法：レポート
①題目：本演習を志望する理由と、国際政治で関心のある具体的なテーマについて自由に論じて下さい。
②字数：1200〜2000文字程度
演習論文：実施しない
演習での議論では、自由闊達かつ柔軟な視点が重要なので、遠慮なく切り込んで議論に挑んで欲しい。