日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
法学部/College of Law and PoliticsCollege of Law and Politics |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
EX853/EX853EX853 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
『ドラキュラ』の政治学ーー外部、異物、内部の敵に対する恐怖の仕組みを学ぶ |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
全回対面 |
| 授業形式/ Class StyleCampus |
演習・ゼミ/SeminarSeminar |
| 校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
| 学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
木4/Thu.4 Thu.4 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
LPX2910 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
その他登録/"Other" Registration"Other" Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇（履修中止可/ Eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
Bram Stoker's Dracula, written in late 19th-century Britain (the author was Irish), is more than just a novel of horror; it is the work that implies political and social issues that are still important and pressing in the twenty-first century. In this seminar, we will use this material to examine and discuss issues such as immigration, xenophobia, anti-semitism, masculine perspective, psychiatry, war, the decline of the British Empire and the rise of the United States, and sanitary and pandemic.
In this seminar, we will read Tanji Ai's Dracula Syndrome, a critical and research book that examines Stoker's Dracula in detail, rather than Stoker's Dracula itself. It is recommended, but not required, that students read Stoker's original work by the beginning of the fall semester. The first and second classes will be devoted to an introduction to the content and historical background of Dracula. Thereafter, we will read Dracula Syndrome.
| 1 | イントロダクション |
| 2 | 『ドラキュラ』に関する前提知識を学ぶ |
| 3 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む（1・2章） |
| 4 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第3章 前半） |
| 5 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第3章 後半） |
| 6 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第4章 前半） |
| 7 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第4章 後半） |
| 8 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第5章 前半） |
| 9 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第5章 後半） |
| 10 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第6章） |
| 11 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第7章） |
| 12 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第8章 前半） |
| 13 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第8章 後半） |
| 14 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （おわりに） 、全体の振り返り |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
全受講者は毎回、文献の指定範囲を読んだ状態で出席してください。
各回の報告担当者は内容要約のレジュメを準備してください。
報告者以外も簡潔なコメントを授業前・授業中に提出してもらうことがあります。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
報告担当時の報告内容(40%) 出席・毎回の議論への貢献(30%) コメントペーパーの提出・内容(30%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 丹治愛 | ドラキュラ・シンドローム：外国を恐怖する英国ヴィクトリア朝 | 講談社 | 2023 | 9784065338308 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ブラム・ストーカー | ドラキュラ | 光文社 | 2023 | 9784334100858 |
| 2 | Bram Stoker | Draclura, Norton Critical Edition, 2nd ed. | W.W. Norton | 2021 | 9780393679205 |
| 3 | ジョン・サザーランド | ヒースクリフは殺人犯か？：19世紀小説の34の謎 | みすず書房 | 1998 | 9784622046516 |
基礎文献講読で学んでいるはずの履修者には、文献の精読、要約の作成・発表、資料の調査（図書館の利用法、データベースの使い方等）を前提として要求します。
ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を夏休みや授業開始前に読んでおくことを推奨しますが、必須ではありません。邦訳は最新のもの（『ドラキュラ』、唐戸信嘉訳、光文社、2023年）を推奨します。原文に挑戦してみたいという方は、 Skal and Browning eds., 2021, Dracula, Norton Critical Edition, 2nd edition を推奨します。
授業時にラップトップ、タブレット等を持参して、その場で情報を調べることができるとよいです。
＜選考方法＞
採用人数： 10〜15名程度
配当年次： 2年次
選考方法： レポート
①題目： この演習の志望理由や関心のある学問テーマについて
②字数： 800〜1,200字程度
演習論文：実施しない。
19世紀末英国で書かれた（著者はアイルランド人）、ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』は単なる怪奇小説を超えて、21世紀の今日でも大変アクチュアルな政治・社会問題を暗示した作品です。本演習では、『ドラキュラ』を題材として、移民、外国人嫌悪、ユダヤ人差別、男性による女性支配目線、精神医療、戦争、大英帝国の没落とアメリカ合衆国の台頭、公衆衛生と感染症、といったテーマについて考え、議論します。
Bram Stoker's Dracula, written in late 19th-century Britain (the author was Irish), is more than just a novel of horror; it is the work that implies political and social issues that are still important and pressing in the twenty-first century. In this seminar, we will use this material to examine and discuss issues such as immigration, xenophobia, anti-semitism, masculine perspective, psychiatry, war, the decline of the British Empire and the rise of the United States, and sanitary and pandemic.
本演習では、ストーカーの『ドラキュラ』そのものではなく、この『ドラキュラ』について詳細に検討している批評・研究書である丹治愛『ドラキュラ・シンドローム』を講読します。履修者には秋学期開始前に『ドラキュラ』本作を読んでおくことを推奨しますが、必須ではありません。授業初回と2回目はイントロダクションとして、『ドラキュラ』の内容や時代背景などについて学びます。以後は『ドラキュラ・シンドローム』を輪読していきます。
In this seminar, we will read Tanji Ai's Dracula Syndrome, a critical and research book that examines Stoker's Dracula in detail, rather than Stoker's Dracula itself. It is recommended, but not required, that students read Stoker's original work by the beginning of the fall semester. The first and second classes will be devoted to an introduction to the content and historical background of Dracula. Thereafter, we will read Dracula Syndrome.
| 1 | イントロダクション |
| 2 | 『ドラキュラ』に関する前提知識を学ぶ |
| 3 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む（1・2章） |
| 4 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第3章 前半） |
| 5 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第3章 後半） |
| 6 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第4章 前半） |
| 7 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第4章 後半） |
| 8 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第5章 前半） |
| 9 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第5章 後半） |
| 10 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第6章） |
| 11 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第7章） |
| 12 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第8章 前半） |
| 13 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （第8章 後半） |
| 14 | 『ドラキュラ・シンドローム』を読む （おわりに） 、全体の振り返り |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
全受講者は毎回、文献の指定範囲を読んだ状態で出席してください。
各回の報告担当者は内容要約のレジュメを準備してください。
報告者以外も簡潔なコメントを授業前・授業中に提出してもらうことがあります。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
報告担当時の報告内容(40%) 出席・毎回の議論への貢献(30%) コメントペーパーの提出・内容(30%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 丹治愛 | ドラキュラ・シンドローム：外国を恐怖する英国ヴィクトリア朝 | 講談社 | 2023 | 9784065338308 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ブラム・ストーカー | ドラキュラ | 光文社 | 2023 | 9784334100858 |
| 2 | Bram Stoker | Draclura, Norton Critical Edition, 2nd ed. | W.W. Norton | 2021 | 9780393679205 |
| 3 | ジョン・サザーランド | ヒースクリフは殺人犯か？：19世紀小説の34の謎 | みすず書房 | 1998 | 9784622046516 |
基礎文献講読で学んでいるはずの履修者には、文献の精読、要約の作成・発表、資料の調査（図書館の利用法、データベースの使い方等）を前提として要求します。
ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を夏休みや授業開始前に読んでおくことを推奨しますが、必須ではありません。邦訳は最新のもの（『ドラキュラ』、唐戸信嘉訳、光文社、2023年）を推奨します。原文に挑戦してみたいという方は、 Skal and Browning eds., 2021, Dracula, Norton Critical Edition, 2nd edition を推奨します。
授業時にラップトップ、タブレット等を持参して、その場で情報を調べることができるとよいです。
＜選考方法＞
採用人数： 10〜15名程度
配当年次： 2年次
選考方法： レポート
①題目： この演習の志望理由や関心のある学問テーマについて
②字数： 800〜1,200字程度
演習論文：実施しない。