日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College University-wide Liberal Arts Courses (Comprehensive Courses)
Course Code FC113
Theme・Subtitle 「日常と非日常」、「象徴」、「不可視」の美術
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Spring Semester
DayPeriod・Room Tue.2
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Credits 2
Course Number CMP2300
Language Japanese
Class Registration Method Exceptional Lottery Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

Students are to be introduced art works with specific themes in Western Art history. Deepen the knowledge of Art history and understand universality and variety of the works.

【Course Contents】

Seeing Western Art history from the point of each theme;Things Usual and unusual,Drawn Symbols,Invisibility.Analysis and consideration is needed according to each themes.The era that we mainly deal with is Medieval. Ancient and Contemporary Art will be introdiuced as comparision.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 日常と非日常1ギリシア神話と美術―パンアテナイア祭などの神々の祭り、オリンピック、神話の表現。
2 日常と非日常2ローマ建築と美術:ポンペイ遺跡の日常、コロセウム、墓廟、凱旋門などの建築。
3 日常と非日常3キリスト教美術と終末論:古代末期から中世末期までを通じた神の再臨と最後の審判。
4 日常と日非常4旅と巡礼:ロマネスク期の聖遺物崇敬や巡礼路の教会建築を見る。
5 日常と日非常5祝祭の美術:クリスマスや謝肉祭の源流を古代から中世まで辿る。
6 美術と象徴1象徴的な表現とは:記号的表現から象徴主義、近現代美術まで。
7 美術と象徴2動物の象徴性:供犠の獣、古代ギリシアのフィシオロゴスから中世のベスティアリまで。
8 美術と象徴3植物の象徴性:古代ギリシアやイスラムの建築、アールヌーボー、ジャポニスムと、自然というキーワードも併せて考察対象とする。
9 美術と象徴4擬人化表現:獣と人との混合、古代メソポタミアからギリシア・ローマの「古典」まで。
10 不可視の美術1神の表現:キリスト教を中心にどのような表現で神が表されたかを見る。
11 不可視の美術2夢の表現:旧約聖書のお告げから近代の幻想までを見る。
12 不可視の美術3天使と魂の表現:古代から近現代までの天使、聖霊、霊の表現を見る。
13 不可視の美術4悪魔と地獄、怪物の表現:キリスト教を中心に古代から19世紀末まで追う。
14 不可視の美術5驚異の表現:世界地図と中世の東方譚からオリエンタリズムの考察まで。

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

全カリ科目であるため、美術史の通史を修めている必要はないが、高校世界史程度の知識があるほうが望ましい。授業後に歴史的背景の復習を行うと理解が深まるだろう。
授業で扱ったテーマを用いたミニレポートを出題するので、興味をもった作品をより深く調べておくとよい。レポートには参考文献、信頼できる資料を添えることを条件とするので、早い時点で資料を集めておくことが望ましい。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 最終テスト(Final Test)(30%)
最終レポート(Final Report)(30%)
各回のリアクションペーパー(40%)
備考 (Notes)
レポ―トの課題は「いずれかの回のテーマを選び、具体的な作品を一つ以上挙げて独自に調査を行い、レポート形式に整えて1500-2000字にまとめる」を予定している。必ず参考文献を付して提出すること。 リアクションペーパーも加点対象であるため、小問を出す場合がある。

【テキスト / Textbooks】

その他 (Others)
適宜レジュメで関連文献や資料を紹介する。

【参考文献 / Readings】

その他 (Others)
適宜レジュメで紹介する。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

西洋美術史を中心に扱うので、高校レベルの世界史の知識が必要です。世界史を全く履修していない場合は少し難しいかもしれません。リアクションペーパーでは授業の内容を簡単にまとめる力が、レポートでは情報収集と考察を加える力が問われます。授業最後に行われるテストは持ち込み可ですが、ネットの使用は不可です。知識問題、授業の話題が出題されるので、授業に参加し、講師の話を聞き、レジュメの内容を理解する能力が問われます。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

授業内容はリアクションや質疑、学生の方からの希望によって変更されることもある。上記のシラバス内容はあくまで目安である。

【注意事項 / Notice】

2016年度以降入学者:多彩な学び
2015年度以前入学者:主題別A