日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
全学共通科目・全学共通カリキュラム（総合系）/University-wide Liberal Arts Courses (Comprehensive Courses)University-wide Liberal Arts Courses (Comprehensive Courses) |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
FH133/FH133FH133 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
美学——美や芸術をめぐる諸問題 |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
| 授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
| 校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
| 学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
水5/Wed.5 Wed.5 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CMP1100 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
抽選他/Exceptional Lottery RegistrationExceptional Lottery Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
|
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇（履修中止可/ Eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
In this course, students will learn what the field of aesthetics is, and what matters it deals with. Students will become aware of the fact that our understanding of beauty and art is a peculiar thing, restrained by various historical limitations. They will realize that there are various mysteries and paradoxes surrounding the words we use to describe art and experience in the arts. Furthermore, students will learn the fun in pondering philosophical issues using their own mind and debating those with opinions that differ from their own.
In this course, questions such as “What is art,” “What is the correct way of appreciating a work,” “What is art useful for,” and “How does one acquire a sense of creativity?” will be posed to the students. Students will contemplate these issues with each other as well as together with the writings by prominent scholars of the past. To put it differently, this course does not intend to boil down various methods of appreciating paintings and music and teach them to students. Rather, the goal of this course is to provide students with an opportunity to obtain some common knowledge regarding the arts and critically reevaluate their understanding while learning the pleasure of philosophical thinking. Both literature and audiovisual materials will be utilized during the lectures.
| 1 | イントロダクション——古代・近代・現代の美の哲学 （授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 2 | 芸術はなぜ特別か ①——芸術否定論および科学としての芸術 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 3 | 芸術はなぜ特別か ②——神による創造と人間の制作 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 4 | 芸術はなぜ特別か ③——天才と想像力 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 5 | 美的判断について ①——趣味と無関心性 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 6 | 美的判断について ②——キッチュとかわいい （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 7 | 美的判断について ③——人間の美（進化論） （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 8 | 美的判断について ④——人間の美（美容行為） （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 9 | フィクションの経験 ①——芸術における不快 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 10 | フィクションの経験 ②——悲劇とホラー作品 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 11 | フィクションの経験 ③——芸術と教育 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 12 | フィクションの経験 ④——美的価値と道徳的価値 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 13 | 社会のなかの芸術 ①——芸術とジェンダー （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 14 | 社会のなかの芸術 ②——集合的行為、協働、分業 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| 毎回の授業でプリントを配布します。 |
授業時間外の学習については、そのつど指示を出します。リアクションペーパーを記入、提出してください（任意）。
特定の芸術作品（映画や小説）を鑑賞してくることなどもそのなかには含まれます。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 筆記試験 (Written Exam) | 80 | |
| 平常点 (In-class Points) | 20 |
リアクションペーパー(20%) |
| 備考 (Notes) | ||
| リアクションペーパーを提出することにより加点します。提出は任意です（詳細は授業の際に説明します）。 | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用しません。毎回プリントを配布します。 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 佐々木健一 | 『美学への招待』 | 中公新書 | 2004 | 4121017412 |
| 2 | 小田部胤久 | 『西洋美学史』 | 東京大学出版会 | 2009 | 9784130120586 |
| 3 | カロル・タロン＝ユゴン | 『美学への手引き』 | 白水社 | 2015 | 9784560510025 |
| 4 | 西村清和 | 『現代アートの哲学』 | 産業図書 | 1995 | 9784782802021 |
| 5 | 井奥陽子 | 『近代美学入門』 | ちくま新書 | 2023 | 9784480075840 |
| その他 (Others) | |||||
| 各回ごとに主題に応じて参考文献を紹介します。 | |||||
高校世界史（西洋史）の知識があると、授業内容が理解しやすいと思われます。ただし、誰にでも理解できるように説明を行うつもりなので、文系理系の別を問わず受講することができます。考えることが好きな人、常識の外部に出てみたい人の受講を歓迎します。
Canvas LMSを利用する環境を整えてください（少なくとも自宅で利用することができれば問題はありません）。
本授業は「対面科目」です。
講師と学生のコミュニケーションツールとしてCanvas LMSを活用しますので、授業前には必ずCanvas LMSを確認するようにしてください。
2016年度以降1年次入学者対象科目
学びの精神科目
美学とはいかなる学問で、どのような問題を扱っているのかを知る。美や芸術に関する自分たちの理解が、歴史的な制約を受けた特殊なものであることを自覚する。芸術を語ることばや芸術経験のうちには、謎やパラドクスが含まれていることに気づく。哲学的問題をみずからの頭で考えることや、意見の異なる他人と討論することの楽しさを知る。
In this course, students will learn what the field of aesthetics is, and what matters it deals with. Students will become aware of the fact that our understanding of beauty and art is a peculiar thing, restrained by various historical limitations. They will realize that there are various mysteries and paradoxes surrounding the words we use to describe art and experience in the arts. Furthermore, students will learn the fun in pondering philosophical issues using their own mind and debating those with opinions that differ from their own.
本授業は、「芸術とは何か」「作品の正しい鑑賞法は存在するか」「芸術は何の役に立つのか」「どうすれば創造性を獲得できるのか」といった問いを参加者に投げかけ、参加者と共に、また先達たちと共に、これらの問題を考えていこうとするものです。言い換えれば、本授業は、たとえば絵画や音楽の鑑賞法を知識として伝授するものではなく、芸術にかんする常識や自分なりの理解を批判的にとらえ直す機会を提供し、参加者を哲学的思索の快楽へといざなうことを目指しています。授業では文献資料および視聴覚資料をもちいます。
In this course, questions such as “What is art,” “What is the correct way of appreciating a work,” “What is art useful for,” and “How does one acquire a sense of creativity?” will be posed to the students. Students will contemplate these issues with each other as well as together with the writings by prominent scholars of the past. To put it differently, this course does not intend to boil down various methods of appreciating paintings and music and teach them to students. Rather, the goal of this course is to provide students with an opportunity to obtain some common knowledge regarding the arts and critically reevaluate their understanding while learning the pleasure of philosophical thinking. Both literature and audiovisual materials will be utilized during the lectures.
| 1 | イントロダクション——古代・近代・現代の美の哲学 （授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 2 | 芸術はなぜ特別か ①——芸術否定論および科学としての芸術 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 3 | 芸術はなぜ特別か ②——神による創造と人間の制作 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 4 | 芸術はなぜ特別か ③——天才と想像力 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 5 | 美的判断について ①——趣味と無関心性 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 6 | 美的判断について ②——キッチュとかわいい （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 7 | 美的判断について ③——人間の美（進化論） （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 8 | 美的判断について ④——人間の美（美容行為） （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 9 | フィクションの経験 ①——芸術における不快 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 10 | フィクションの経験 ②——悲劇とホラー作品 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 11 | フィクションの経験 ③——芸術と教育 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 12 | フィクションの経験 ④——美的価値と道徳的価値 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 13 | 社会のなかの芸術 ①——芸術とジェンダー （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
| 14 | 社会のなかの芸術 ②——集合的行為、協働、分業 （前回授業で提示された問題について自分なりに考えてみてください。授業後に、配布されたプリントを再読するようにしてください。） |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| 毎回の授業でプリントを配布します。 |
授業時間外の学習については、そのつど指示を出します。リアクションペーパーを記入、提出してください（任意）。
特定の芸術作品（映画や小説）を鑑賞してくることなどもそのなかには含まれます。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 筆記試験 (Written Exam) | 80 | |
| 平常点 (In-class Points) | 20 |
リアクションペーパー(20%) |
| 備考 (Notes) | ||
| リアクションペーパーを提出することにより加点します。提出は任意です（詳細は授業の際に説明します）。 | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用しません。毎回プリントを配布します。 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 佐々木健一 | 『美学への招待』 | 中公新書 | 2004 | 4121017412 |
| 2 | 小田部胤久 | 『西洋美学史』 | 東京大学出版会 | 2009 | 9784130120586 |
| 3 | カロル・タロン＝ユゴン | 『美学への手引き』 | 白水社 | 2015 | 9784560510025 |
| 4 | 西村清和 | 『現代アートの哲学』 | 産業図書 | 1995 | 9784782802021 |
| 5 | 井奥陽子 | 『近代美学入門』 | ちくま新書 | 2023 | 9784480075840 |
| その他 (Others) | |||||
| 各回ごとに主題に応じて参考文献を紹介します。 | |||||
高校世界史（西洋史）の知識があると、授業内容が理解しやすいと思われます。ただし、誰にでも理解できるように説明を行うつもりなので、文系理系の別を問わず受講することができます。考えることが好きな人、常識の外部に出てみたい人の受講を歓迎します。
Canvas LMSを利用する環境を整えてください（少なくとも自宅で利用することができれば問題はありません）。
本授業は「対面科目」です。
講師と学生のコミュニケーションツールとしてCanvas LMSを活用しますので、授業前には必ずCanvas LMSを確認するようにしてください。
2016年度以降1年次入学者対象科目
学びの精神科目