日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
観光学部/College of TourismCollege of Tourism |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
HA386/HA386HA386 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
|
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
対面科目 |
| 授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
| 校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
| 学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
水2/Wed.2 Wed.2 ログインして教室を表示する（Log in to view the classrooms.） |
| 単位/ CreditsCredits |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
TRS3100 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇（履修中止可/ Eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
- This course outlines purposes, business fields, and the way of conduct of hotel asset management as a management from hotel owners’ perspective.
- Course participants are expected to learn basic knowledge of hotel management which is required at international hotel operators, developers, and professional hotel investors.
Hotel Asset Management is to manage profits and real estate of a hotel together with the hotel operator led by General Manager in charge. A hotel asset manager aims to increase the hotel asset value with the operator. This course is designed to pick up the following topics in the lecture.
- The management environment where hotel asset management can be introduced
- Business fields of hotel asset management
- Required skill-set for hotel asset managers
- Frameworks used for hotel asset management
- Real Estate Investment Structure and asset valuation methods
| 1 | ホテルアセットマネジメントとは何か i.そもそも、アセットマネジメントとは何か ii.ホテルアセットマネジメントとは何か iii.どんな会社があるか iv.ホテル・マネジメント・トライアングル v.ホテルアセットマネジメントの目的 vi.「ホテルコンサルタント」との違い vii.サービス・プロフィットチェーン |
| 2 | ホテル事業における運営・経営・所有の分離 i.ホテル経営ストラクチャーの類型 ii.MC主流の世界趨勢に対してガラパゴス島化していた日本 iii.オペレーターとオーナーの利益相反関係 iv.ホテルアセットマネジメントが成り立つ経営環境 |
| 3 | ホテルアセットマネジャーの帰属先と守備範囲 i.オーナーはそもそも何故ホテルに投資をしているのか ii.ホテル投資理由とホテルアセットマネジメント方針 iii.雇用主は誰か iv.守備範囲 v.必要な資質は何か vi.個人か、法人か |
| 4 | ケーススタディ1: ゲストスピーカー１ i.ホテルREITのアセットマネジャー |
| 5 | ユニフォーム会計 i.会計とは何か ii.管理会計とは何か iii.管理会計は何故必要か iv.ユニフォーム会計（米国ホテル会計基準） v.日本における普及状況と阻害要因 |
| 6 | KPI分析 i.Key Performance Indicatorとは何か ii.KPIの重要性 iii.主要なKPI |
| 7 | 予算管理 i.予算作成の重要性 ii.予算作成方法（経費率方式、積上げ方式、前年踏襲方式） iii.予算承認プロセス iv.予実管理と軌道修正 |
| 8 | ケーススタディ2: ゲストスピーカー２ i.私募投資ファンドのホテルアセットマネジャー |
| 9 | マーケティングレビュー i.マーケティングとは何か ii.ターゲット顧客認識 iii.需要把握と商品造成 iv.ゲストミックスと売上構成％ v.チャンネルミックス vi.競合先認識とポジショニング vii.リポジショニング |
| 10 | 修繕・改装・リブランディング i.「経年劣化」と「時代遅れ」の違い ii.長期修繕計画 iii.リノベーション iv.ケーススタディ：ユニットバス更新投資判断 v.資金手当 vi.リブランディング |
| 11 | ファイナンス i.資金調達とは何か ii.エクイティとデットの違い iii.デットファイナンス iv.レバレッジ効果 v.リファイナンス vi.エクイティファイナンス vii.現金勘定 |
| 12 | コンプライアンスとリスクマネジメント i.何故、コンプライアンスは重要か ii.ホテル事業における主な適用法令 iii.コンプライアンス手法 iv.リスクとは何か v.リスクマネジメント手法 vi.保険 |
| 13 | 買収と売却 i.ホテル買収における手順、留意点 ii.ホテル売却における手順、留意点 |
| 14 | ホテルアセットマネジメントとは何か（２） i.実務経験から語れること ii.Above GOP, Below GOP iii.必須スキルセットの整理 iv.キャリアパス |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
・授業時間外の学習に関する指示は、必要に応じて別途行なわれる
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
リアクションペーパー(30%) 小テスト(30%) 期末レポート(40%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 沢柳知彦 | もてなしだけではもう食えない | オータパブリケイションズ | 2021 | 9784903721910 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 仲谷秀一・テイラー雅子・中村光信 | ホテル・ビジネス・ブック第２版 | 中央経済社 | 2016 | 9784502181412 |
| 2 | 日本ホスピタリティ・アセットマネージャー協会（HAMA Japan） | 資産価値向上のためのホテルアセットマネジメント実務資料集 | 綜合ユニコム | 2023 | 9784881507735 |
| 3 | グレッグ・デントン他 | ホテルアセットマネジメント | 立教大学出版会 | 2014 | 9784901988261 |
PC
・講義資料は毎回指導教員によって作成・配布され、その資料は講義中にプロジェクターで表示される
・知識の定着および思考能力の向上を目指し、毎回受講生からのリアクションペーパー提出もしくは小テストの実施を行なう。次回講義にて指導教官が受講生からの回答に解説を加えることで、インタラクティブなクラス運営を目指す
・講義内容には会計およびファイナンス分野の知識が必要となる部分があるが、未履修者向けの説明を加える
・本講受講にあたり、HA352宿泊産業論の事前受講を推奨する（必須ではない）
・ホテルオーナーの資産管理手法であるホテルアセットマネジメントの目的、業務領域、および手法を理解する
・外資系ホテルオペレーター、デベロッパー、もしくはプロフェッショナルなホテル所有者・投資家で働く際に必要なホテル経営学のフレームワークを実践できる素養を身に付ける
- This course outlines purposes, business fields, and the way of conduct of hotel asset management as a management from hotel owners’ perspective.
- Course participants are expected to learn basic knowledge of hotel management which is required at international hotel operators, developers, and professional hotel investors.
ホテルアセットマネジメントとは、（オペレーター/総支配人ではなく）ホテルオーナーにおける収益と不動産の管理を行なう業務を指す。ホテルアセットマネジャーは総支配人を代表とするホテルオペレーターと協力してホテルの資産価値向上を目指す。本講ではホテルアセットマネジメントに関する以下の項目につき講義を行なう
・導入環境
・業務領域
・ホテルアセットマネジャーの資質
・ホテルアセットマネジメントを実行するためのフレームワーク
・不動産投資ストラクチャーおよび資産価値評価手法
Hotel Asset Management is to manage profits and real estate of a hotel together with the hotel operator led by General Manager in charge. A hotel asset manager aims to increase the hotel asset value with the operator. This course is designed to pick up the following topics in the lecture.
- The management environment where hotel asset management can be introduced
- Business fields of hotel asset management
- Required skill-set for hotel asset managers
- Frameworks used for hotel asset management
- Real Estate Investment Structure and asset valuation methods
| 1 | ホテルアセットマネジメントとは何か i.そもそも、アセットマネジメントとは何か ii.ホテルアセットマネジメントとは何か iii.どんな会社があるか iv.ホテル・マネジメント・トライアングル v.ホテルアセットマネジメントの目的 vi.「ホテルコンサルタント」との違い vii.サービス・プロフィットチェーン |
| 2 | ホテル事業における運営・経営・所有の分離 i.ホテル経営ストラクチャーの類型 ii.MC主流の世界趨勢に対してガラパゴス島化していた日本 iii.オペレーターとオーナーの利益相反関係 iv.ホテルアセットマネジメントが成り立つ経営環境 |
| 3 | ホテルアセットマネジャーの帰属先と守備範囲 i.オーナーはそもそも何故ホテルに投資をしているのか ii.ホテル投資理由とホテルアセットマネジメント方針 iii.雇用主は誰か iv.守備範囲 v.必要な資質は何か vi.個人か、法人か |
| 4 | ケーススタディ1: ゲストスピーカー１ i.ホテルREITのアセットマネジャー |
| 5 | ユニフォーム会計 i.会計とは何か ii.管理会計とは何か iii.管理会計は何故必要か iv.ユニフォーム会計（米国ホテル会計基準） v.日本における普及状況と阻害要因 |
| 6 | KPI分析 i.Key Performance Indicatorとは何か ii.KPIの重要性 iii.主要なKPI |
| 7 | 予算管理 i.予算作成の重要性 ii.予算作成方法（経費率方式、積上げ方式、前年踏襲方式） iii.予算承認プロセス iv.予実管理と軌道修正 |
| 8 | ケーススタディ2: ゲストスピーカー２ i.私募投資ファンドのホテルアセットマネジャー |
| 9 | マーケティングレビュー i.マーケティングとは何か ii.ターゲット顧客認識 iii.需要把握と商品造成 iv.ゲストミックスと売上構成％ v.チャンネルミックス vi.競合先認識とポジショニング vii.リポジショニング |
| 10 | 修繕・改装・リブランディング i.「経年劣化」と「時代遅れ」の違い ii.長期修繕計画 iii.リノベーション iv.ケーススタディ：ユニットバス更新投資判断 v.資金手当 vi.リブランディング |
| 11 | ファイナンス i.資金調達とは何か ii.エクイティとデットの違い iii.デットファイナンス iv.レバレッジ効果 v.リファイナンス vi.エクイティファイナンス vii.現金勘定 |
| 12 | コンプライアンスとリスクマネジメント i.何故、コンプライアンスは重要か ii.ホテル事業における主な適用法令 iii.コンプライアンス手法 iv.リスクとは何か v.リスクマネジメント手法 vi.保険 |
| 13 | 買収と売却 i.ホテル買収における手順、留意点 ii.ホテル売却における手順、留意点 |
| 14 | ホテルアセットマネジメントとは何か（２） i.実務経験から語れること ii.Above GOP, Below GOP iii.必須スキルセットの整理 iv.キャリアパス |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
・授業時間外の学習に関する指示は、必要に応じて別途行なわれる
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
リアクションペーパー(30%) 小テスト(30%) 期末レポート(40%) |
| 備考 (Notes) | ||
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 沢柳知彦 | もてなしだけではもう食えない | オータパブリケイションズ | 2021 | 9784903721910 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 仲谷秀一・テイラー雅子・中村光信 | ホテル・ビジネス・ブック第２版 | 中央経済社 | 2016 | 9784502181412 |
| 2 | 日本ホスピタリティ・アセットマネージャー協会（HAMA Japan） | 資産価値向上のためのホテルアセットマネジメント実務資料集 | 綜合ユニコム | 2023 | 9784881507735 |
| 3 | グレッグ・デントン他 | ホテルアセットマネジメント | 立教大学出版会 | 2014 | 9784901988261 |
PC
・講義資料は毎回指導教員によって作成・配布され、その資料は講義中にプロジェクターで表示される
・知識の定着および思考能力の向上を目指し、毎回受講生からのリアクションペーパー提出もしくは小テストの実施を行なう。次回講義にて指導教官が受講生からの回答に解説を加えることで、インタラクティブなクラス運営を目指す
・講義内容には会計およびファイナンス分野の知識が必要となる部分があるが、未履修者向けの説明を加える
・本講受講にあたり、HA352宿泊産業論の事前受講を推奨する（必須ではない）