日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
観光学部/College of TourismCollege of Tourism |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
HB086/HB086HB086 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
|
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
木5/Thu.5 Thu.5 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
TRC2200 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
From the perspective of the anthropology of religion, students will study the relationship between tourism, consumer society and religion.
Drawing on previous research and ethnographic studies in cultural anthropology, we consider the following questions:
1. What is "Religion"? Or, what has been discussed on "religion" in Cultural Anthropology and Sociology of Religion?
2. What are the social mechanisms by which "religion" is linked to tourism?
3. Is it possible to draw a boundary between "religion" and "tourism"?
1 | 「宗教」概念の再検討 |
2 | 世俗化と拡散宗教 |
3 | 巡礼とツーリズム |
4 | 聖地開発と文化遺産 |
5 | 物質宗教論と「聖」の商品化 |
6 | 「片付け術」に見る部屋とモノの宗教性 |
7 | 寺社参詣と政教分離:憲法判例を読む |
8 | 心霊スポットと「死」の観光 |
9 | スピリチュアリティと消費社会 |
10 | 陰謀論とスピリチュアリティ |
11 | 食と宗教 |
12 | 集合的沸騰(Collective Effervescence)(1):ポピュリズム、デマゴーグ |
13 | 集合的沸騰(Collective Effervescence)(2):祝祭、スポーツ、メディアイベント |
14 | 人類学から見たコンテンツツーリズムおよび「アニメ聖地巡礼」研究 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
資料・テキストの事前読解及びコメントの用意が必要な場合がある。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 70 | |
平常点 (In-class Points) | 30 |
中間レポートおよびコメントペーパー(30%) |
備考 (Notes) | ||
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
適宜資料を配布する。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
開講時に指示する。 |
①批判的思考:ここで言う「批判的」とは否定や批難を意味しない。批判的とはすなわち、ものごとを多角的に見ることでそれまで当たり前だと見なしてきたものを相対化し、自身の常識や社会的通念、規範に別の見方を獲得することである。こうした思考の形に対して積極的であったり、抵抗感がない姿勢は一種の「能力」として求められるが、既に備わっている必要はなく、むしろ学習していくものである。
②批判的思考を養うには、何にでも好奇心を持ち、いかなる事象にも見方によっては面白さが存在するということに気付くことである。面白さは自分自身にとっての新しさであり、ある種の違和感でもある。その違和感に耐え、面白さに変換していく姿勢が求められる。
なし
文化人類学の一ジャンルである宗教人類学の観点から、ツーリズムや消費社会と宗教との関連を学ぶ。
From the perspective of the anthropology of religion, students will study the relationship between tourism, consumer society and religion.
人類学における先行研究や事例研究をもとに以下の問いについて考え、人類学的宗教研究の知識を身につける。
1.「宗教」とは何か。または何であると議論されてきたか
2.「宗教」がツーリズムと結びつく社会的なメカニズムはどのようなものか
3.「宗教」と「観光」の境界を引くことは可能か
Drawing on previous research and ethnographic studies in cultural anthropology, we consider the following questions:
1. What is "Religion"? Or, what has been discussed on "religion" in Cultural Anthropology and Sociology of Religion?
2. What are the social mechanisms by which "religion" is linked to tourism?
3. Is it possible to draw a boundary between "religion" and "tourism"?
1 | 「宗教」概念の再検討 |
2 | 世俗化と拡散宗教 |
3 | 巡礼とツーリズム |
4 | 聖地開発と文化遺産 |
5 | 物質宗教論と「聖」の商品化 |
6 | 「片付け術」に見る部屋とモノの宗教性 |
7 | 寺社参詣と政教分離:憲法判例を読む |
8 | 心霊スポットと「死」の観光 |
9 | スピリチュアリティと消費社会 |
10 | 陰謀論とスピリチュアリティ |
11 | 食と宗教 |
12 | 集合的沸騰(Collective Effervescence)(1):ポピュリズム、デマゴーグ |
13 | 集合的沸騰(Collective Effervescence)(2):祝祭、スポーツ、メディアイベント |
14 | 人類学から見たコンテンツツーリズムおよび「アニメ聖地巡礼」研究 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
資料・テキストの事前読解及びコメントの用意が必要な場合がある。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 70 | |
平常点 (In-class Points) | 30 |
中間レポートおよびコメントペーパー(30%) |
備考 (Notes) | ||
その他 (Others) | |||||
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適宜資料を配布する。 |
その他 (Others) | |||||
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開講時に指示する。 |
①批判的思考:ここで言う「批判的」とは否定や批難を意味しない。批判的とはすなわち、ものごとを多角的に見ることでそれまで当たり前だと見なしてきたものを相対化し、自身の常識や社会的通念、規範に別の見方を獲得することである。こうした思考の形に対して積極的であったり、抵抗感がない姿勢は一種の「能力」として求められるが、既に備わっている必要はなく、むしろ学習していくものである。
②批判的思考を養うには、何にでも好奇心を持ち、いかなる事象にも見方によっては面白さが存在するということに気付くことである。面白さは自分自身にとっての新しさであり、ある種の違和感でもある。その違和感に耐え、面白さに変換していく姿勢が求められる。
なし