日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
観光学部/College of TourismCollege of Tourism |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
HB119/HB119HB119 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
人を分ける「境界線」を問いなおす |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
木3/Thu.3 Thu.3 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
TRC2200 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
In this course, students will be able to:
1) understand that the boundaries that demarcate groups and cultures, such as ethnicity, are socially constructed.
2) critically examine existing boundaries, especially from the perspective of those who are socially marginalized.
First, we will learn how globalization has been changing society, culture, and nation states. Next, we will learn how different categories of human groups are constructed through the aspects of nation-states, indigenous peoples, conflicts, refugees, statelessness, and racism. Based on these examples, students will gain knowledge to examine how objects and human groups are constructed as resources for tourism.
1 | イントロダクション:比較・分類と社会の秩序 |
2 | グローバル化:国境をこえた世界の繋がり方 |
3 | ローカル化:文化はいかに根付くのか |
4 | 周縁社会からみたグローバル化 |
5 | 文化のとらえ方:消滅の語りと生成の語り |
6 | 人間集団のカテゴリー(1):先住民とはだれか? |
7 | 人間集団のカテゴリー(2):日本人とはだれか? |
8 | 人間集団のカテゴリー(3):国民国家とナショナリズム |
9 | 人間集団のカテゴリー(4):「民族」紛争はいかに生じるのか |
10 | 人間集団のカテゴリー(5):難民とはだれか? |
11 | 人間集団のカテゴリー(6):無国籍と複数国籍 |
12 | 人間集団のカテゴリー(7):レイシズム |
13 | グローバル時代の共生と観光 |
14 | まとめと展望 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
---|
上記はシラバス執筆時の予定であり、変更する場合がある。履修許可者は初回授業までにCanvas LMSにログインして詳細を確認すること。 |
授業前に課す問いに答えること。授業を踏まえた課題に回答すること。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
授業後に提示する課題(35%) 授業への参加度(35%) 事前学習・授業前の問いへの回答(30%) |
備考 (Notes) | ||
授業への参加は、授業中の質問に答えることで加点される。出席点ではない。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
使用しない。適宜、文献を紹介する。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 伊豫谷登士翁 | 『グローバリゼーション—移動から現代を読みとく』 | 筑摩書房 | 2021 | 9784480074485 |
2 | 内藤直樹・山北輝裕(編) | 『社会的包摂/排除の人類学—開発・難民・福祉』 | 昭和堂 | 2014 | 9784812213414 |
3 | 西川克之・岡本亮輔・奈良雅史(編著) | 『フィールドから読み解く観光文化学—「体験」を「研究」にする16章』 | ミネルヴァ書房 | 2019 | 9784623085859 |
人類学的なアプローチでは、すぐに答えがでないテーマや問題に向き合うことができる知的な態度が求められる。「タイパ」「コスパ」とは真逆の姿勢が求められる。
授業資料は、Canvas LMSをとおして穴埋め形式になったPDFファイルで配布する。教室では配付しない。
各自で印刷するかPDFファイルに書き込みができるタブレットやPCを持参すること。
予習、復習や授業中にGoogle フォームや、その他のオンラインツールを用いて質問をしたり理解度をたずねる。質問やコメントについては、翌週にフィードバックする。また授業中に聴取した質問や意見をもとに、ディスカッションやペアワークなどを実施することもある。授業内容はシラバス執筆時のものである。時勢に応じて、若干、内容に変更が生じることがある。
この授業の到達目標は、次のとおりである。
1)エスニシティなど集団や文化を分ける境界線が、社会的に構築されたものであることを理解すること。
2)特に社会的に周縁化された人の視点から、既存の境界線のあり方を批判的に考察できるようになること。
In this course, students will be able to:
1) understand that the boundaries that demarcate groups and cultures, such as ethnicity, are socially constructed.
2) critically examine existing boundaries, especially from the perspective of those who are socially marginalized.
この授業では、まずグローバル化がいかに社会、文化、国家のあり方を変化させるのかを学ぶ。次に国民国家、先住民、紛争、難民、無国籍、レイシズムといった切り口から、どのように人間集団が創られるのかを学ぶ。これらの事例をもとに、観光資源となるモノや人間集団がいかに構築されるのかを考察するための知識を得る。
First, we will learn how globalization has been changing society, culture, and nation states. Next, we will learn how different categories of human groups are constructed through the aspects of nation-states, indigenous peoples, conflicts, refugees, statelessness, and racism. Based on these examples, students will gain knowledge to examine how objects and human groups are constructed as resources for tourism.
1 | イントロダクション:比較・分類と社会の秩序 |
2 | グローバル化:国境をこえた世界の繋がり方 |
3 | ローカル化:文化はいかに根付くのか |
4 | 周縁社会からみたグローバル化 |
5 | 文化のとらえ方:消滅の語りと生成の語り |
6 | 人間集団のカテゴリー(1):先住民とはだれか? |
7 | 人間集団のカテゴリー(2):日本人とはだれか? |
8 | 人間集団のカテゴリー(3):国民国家とナショナリズム |
9 | 人間集団のカテゴリー(4):「民族」紛争はいかに生じるのか |
10 | 人間集団のカテゴリー(5):難民とはだれか? |
11 | 人間集団のカテゴリー(6):無国籍と複数国籍 |
12 | 人間集団のカテゴリー(7):レイシズム |
13 | グローバル時代の共生と観光 |
14 | まとめと展望 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
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上記はシラバス執筆時の予定であり、変更する場合がある。履修許可者は初回授業までにCanvas LMSにログインして詳細を確認すること。 |
授業前に課す問いに答えること。授業を踏まえた課題に回答すること。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
授業後に提示する課題(35%) 授業への参加度(35%) 事前学習・授業前の問いへの回答(30%) |
備考 (Notes) | ||
授業への参加は、授業中の質問に答えることで加点される。出席点ではない。 |
その他 (Others) | |||||
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使用しない。適宜、文献を紹介する。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 伊豫谷登士翁 | 『グローバリゼーション—移動から現代を読みとく』 | 筑摩書房 | 2021 | 9784480074485 |
2 | 内藤直樹・山北輝裕(編) | 『社会的包摂/排除の人類学—開発・難民・福祉』 | 昭和堂 | 2014 | 9784812213414 |
3 | 西川克之・岡本亮輔・奈良雅史(編著) | 『フィールドから読み解く観光文化学—「体験」を「研究」にする16章』 | ミネルヴァ書房 | 2019 | 9784623085859 |
人類学的なアプローチでは、すぐに答えがでないテーマや問題に向き合うことができる知的な態度が求められる。「タイパ」「コスパ」とは真逆の姿勢が求められる。
授業資料は、Canvas LMSをとおして穴埋め形式になったPDFファイルで配布する。教室では配付しない。
各自で印刷するかPDFファイルに書き込みができるタブレットやPCを持参すること。
予習、復習や授業中にGoogle フォームや、その他のオンラインツールを用いて質問をしたり理解度をたずねる。質問やコメントについては、翌週にフィードバックする。また授業中に聴取した質問や意見をもとに、ディスカッションやペアワークなどを実施することもある。授業内容はシラバス執筆時のものである。時勢に応じて、若干、内容に変更が生じることがある。