日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
現代心理学部/College of Contemporary PsychologyCollege of Contemporary Psychology |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
HM321/HM321HM321 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
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授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金2/Fri.2 Fri.2 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
PSY2320 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
Students taking this course will learn the impact of social and societal environments in human behaviors.
Human-beings do not think and behave in a social vacuum. They are strongly influenced by their social and societal surroundings, but hardly recognize the influence. This ignorance sometimes causes a social discrimination. During this course, students will learn ideas regarding the origin of social nature of human beings. Based on the ideas, students also will learn theories and empirical evidences regarding social influences on judgments, social and societal influences on well-being, and impacts of family socio-economical status on educational and vocational attainment.
1 | イントロ なぜ社会的影響が重要か |
2 | 社会性の進化的起源1 社会脳仮説 |
3 | 社会性の進化的起源2 色覚の社会性 |
4 | 社会性の進化的起源3 同調の利益とジレンマ |
5 | 社会性の進化的起源4 模倣と文化 |
6 | 同調的社会行動 そのジレンマ |
7 | subjective well-beingと社会環境1 ミクロ要因とソーシャル要因 |
8 | subjective well-beingと社会環境2 社会的比較と格差の影響 |
9 | subjective well-beingと社会環境3 政策はヒトを救うか |
10 | subjective well-beingと社会環境4 上位者となることの心理的影響 |
11 | 社会関係と社会環境1 関係構築の制約 |
12 | 社会関係と社会環境2 同類的社会環境の影響 |
13 | 職業的達成と社会環境 |
14 | 学力と社会環境 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
適宜紹介する参考文献を読んでいってください。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 100 | |
備考 (Notes) | ||
なし/None
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
数が多いので、リストを配布する他、適宜、授業中に追加していきます。 |
この授業は、公認心理師資格における「社会・集団・家族心理学」に含まれる内容のうち、以下を3単元すべてを含み、公認心理師資格取得に必要な単位として認定されます。
①対人関係並びに集団における人の意識及び行動についての心の過程
②人の態度及び行動
③家族、集団及び文化が個人に及ぼす影響
ただし、臨床的な意味での家族心理学的な内容は含みません。この授業で取り上げられる家庭環境の影響は、主として学業や認知的発達に対する影響と、その階層差、地域差となります。
なお、シラバスはあくまでも計画です。参加者には積極的に質問等のかたちで授業に参加してもらいたいと思っていますし、学生と議論することで、シラバスの内容すべてを紹介することができないとしても、やむをえないと考えています。
レポートについては剽窃に厳しくあたりますので、その点について理解しておいてください。剽窃は本質的に曖昧ですので、認定は石黒が行い、異議は認めません。
ヒトの心理と行動における社会的影響を、個体、集団、マクロ社会構造の3つのレベルから理解する。
Students taking this course will learn the impact of social and societal environments in human behaviors.
ヒトの態度や行動は、社会的な環境の制約を受け、また社会的環境への適応として生じます。そのため、ヒトの思考や行動は、社会的環境から強い影響を受けています。こうした影響力を自覚するのは困難であり、それが差別、偏見をはじめとする社会問題の原因ともなっています。この授業では、ヒトが社会的環境の影響を受けやすい理由をヒトの生物としての進化の歴史から考えるアイディアを紹介した後、集団からの影響と、出身世帯の社会経済的地位というソシエタルな環境の影響について紹介します。
具体的なキーワードは、以下の通りです。社会性によるヒトの進化、集団の同調的影響力、well-beingへの社会的影響、社会関係ネットワークへのソシエタルな要因の影響、教育・職業的達成の階層・地域差。
Human-beings do not think and behave in a social vacuum. They are strongly influenced by their social and societal surroundings, but hardly recognize the influence. This ignorance sometimes causes a social discrimination. During this course, students will learn ideas regarding the origin of social nature of human beings. Based on the ideas, students also will learn theories and empirical evidences regarding social influences on judgments, social and societal influences on well-being, and impacts of family socio-economical status on educational and vocational attainment.
1 | イントロ なぜ社会的影響が重要か |
2 | 社会性の進化的起源1 社会脳仮説 |
3 | 社会性の進化的起源2 色覚の社会性 |
4 | 社会性の進化的起源3 同調の利益とジレンマ |
5 | 社会性の進化的起源4 模倣と文化 |
6 | 同調的社会行動 そのジレンマ |
7 | subjective well-beingと社会環境1 ミクロ要因とソーシャル要因 |
8 | subjective well-beingと社会環境2 社会的比較と格差の影響 |
9 | subjective well-beingと社会環境3 政策はヒトを救うか |
10 | subjective well-beingと社会環境4 上位者となることの心理的影響 |
11 | 社会関係と社会環境1 関係構築の制約 |
12 | 社会関係と社会環境2 同類的社会環境の影響 |
13 | 職業的達成と社会環境 |
14 | 学力と社会環境 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
適宜紹介する参考文献を読んでいってください。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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レポート試験 (Report Exam) | 100 | |
備考 (Notes) | ||
なし/None
その他 (Others) | |||||
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数が多いので、リストを配布する他、適宜、授業中に追加していきます。 |
この授業は、公認心理師資格における「社会・集団・家族心理学」に含まれる内容のうち、以下を3単元すべてを含み、公認心理師資格取得に必要な単位として認定されます。
①対人関係並びに集団における人の意識及び行動についての心の過程
②人の態度及び行動
③家族、集団及び文化が個人に及ぼす影響
ただし、臨床的な意味での家族心理学的な内容は含みません。この授業で取り上げられる家庭環境の影響は、主として学業や認知的発達に対する影響と、その階層差、地域差となります。
なお、シラバスはあくまでも計画です。参加者には積極的に質問等のかたちで授業に参加してもらいたいと思っていますし、学生と議論することで、シラバスの内容すべてを紹介することができないとしても、やむをえないと考えています。
レポートについては剽窃に厳しくあたりますので、その点について理解しておいてください。剽窃は本質的に曖昧ですので、認定は石黒が行い、異議は認めません。