English
開講年度/ Academic Year |
2023 |
科目設置学部/ College |
現代心理学部/College of Contemporary Psychology |
科目コード等/ Course Code |
抽選登録/lottery registration |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・Subtitle |
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授業形態/ Class Format |
オンライン(全回オンライン)/Online (all classes are online) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items) |
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授業形式/ Class Style |
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校地/ Campus |
新座/Niiza |
学期/ Semester |
春学期/Spring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・Room |
金2/Fri.2 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ Credits |
2 |
科目ナンバリング/ Course Number |
PSY2320 |
使用言語/ Language |
日本語/Japanese |
履修登録方法/ Class Registration Method |
抽選登録/Lottery Registration |
配当年次/ Assigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other Colleges |
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履修中止可否/ Course Cancellation |
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オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree Policy |
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備考/ Notes |
(1)産業・組織心理学を体系的に学び、理解できるようになるようになる。
(2)卒業後の就職後に役立てるスキルを身につけるようになるようになる。
(3)公認心理師等カリキュラムにのっとり、「職場における諸問題(キャリア形成に関することを含む)にたいして必要な心理に関する支援」および「組織における人の行動」を理解することが出来るようになる。
(1)Students will be able to learn and understand industrial and organizational psychology systematically.
(2)Students will be able to acquire skills that will be useful after graduation and employment.
(3)Students will be able to understand "psychological support necessary for various problems in the workplace (including those related to career development)" and "human behavior in organizations" in accordance with the curriculum for “Certified (Public) Psychologists”.
産業・組織心理学とは、産業場面での人間行動を心理学的側面から考察する学問である。
この講義では、産業・組織心理学で扱ってきた研究を紹介し、職場環境に関わる諸問題を考えていく。
また担当教員の実務経験に基づいた、企業における実際のコンサルティング業務内容なども取り扱う予定である。知識を実践的に生かせる力を身に付けさせるために、ディスカッションや簡単な体験なども行う。今年度はオンライン開催となるがディスカッションと同等の効果につながるよう工夫する予定である。
*受講生の要望により授業内容を変更することもある。
Industrial and organizational psychology is the study of human behavior in industrial settings from a psychological perspective.
In this lecture, students will learn several researches that have been investigated in industrial and organizational psychology and will be requested to consider various issues related to the work environment.
The lecture will also cover the actual consulting work in companies based on the practical experience of the instructor in charge. In addition, discussions and simple experiences will be conducted in order for students to acquire the ability to apply their knowledge practically.
1 | 産業・組織心理学とは : 歴史と組織感の変遷(テーラーの科学管理法、ホーソン研究などを紹介) 重要研究Ⅰ: ①科学的管理法、時間研究と動作研究について(科学的に研究をすることの意義と手法紹介) ②ミュンスターベルグとホーソン研究(具体的研究内容と人間関係論の発展について) |
2 | 重要研究Ⅱ: 我が国における産業・組織心理学研究と日本的品質管理方法について 組織とは: 組織の定義と組織のとらえ方について |
3 | 【テーマ① 職場における問題に対する必要な審理に関する支援】 人事部門Ⅰ: 法制度と雇用 法制度:制度・法律・職種(労基法・安全衛生法・男女雇用機会均等法など) 雇用:新卒者および中途採用者の雇用に関わる諸問題を紹介。特に新卒者の採用要件に関する調査結果を紹介 |
4 | 人事部門Ⅱ: 倫理と教育 倫理:産業・組織分野での活動の倫理・個人情報と守秘義務について 教育:OJT、Off-JTなどを中心とした社員教育の問題を紹介 |
5 | 人事部門Ⅲ: 様々なアセスメントと適性検査 様々なアセスメント:人事アセスメント、労働環境のアセスメント 適性検査:SPI、文章完成法、クレペリンテスト、YG検査法など、就職活動の際に使用される検査内容を紹介し、人事担当者が求めてる人物像について考える |
6 | 組織行動&人事+α: ①キャリアとは~キャリア選択および企業が求める社会人基礎力 ②キャリアとメンターの問題について:メンターの存在がキャリア形成に及ぼす効果について |
7 | 消費者行動とマスメディア心理学: ①マーケティング ②様々な研究手法紹介:生理計測・質問紙調査・観察法など |
8 | ケーススタディ(日本企業の変革事例をもとに成功要因をディスカッション) |
9 | 【テーマ② 組織における人の行動】 組織行動Ⅰ(グループダイナミクスとモチベーション、職務満足): ①モラールとモチベーションの視点から見た組織へのコミットメント ②リーダーシップとコミュニケーション(PM理論、ontingency Model) |
10 | 組織行動Ⅱ(グループダイナミクスとチームワーク、組織風土): ③職場集団の構造と動態(インフォーマル集団の形成と役割、規範の成立と逸脱・凝集性) ④組織内の文化(コーポレート・カルチャー)の形成・定着 |
11 | 産業・組織分野における心理学的援助:医学・臨床心理学・キャリアデベロップメントについて (産業カウンセリング、キャリアコンサルティング、産業医、安全衛生、労働環境改善、職場ストレス予防とマネジメント、復職支援) |
12 | 作業部門Ⅰ: 産業災害について(産業毎の災害特徴を整理し、共通する対策や産業別対策を紹介) |
13 | 作業部門Ⅱ: 失敗と事故 ①認知心理学の視点から見た失敗(ヒューマン・エラーとルール違反、不安全行動) ②組織心理学の視点から見た失敗(集団浅慮、責任の分散、組織事故) |
14 | 前期のまとめと質疑応答・期末テスト |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
テキストを事前に読み、次回授業のテーマに関する基礎的情報を確認すること(60分)。
授業の配付資料やノートを元に授業の要点を復習しておく(30分)。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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平常点 (In-class Points) | 100 |
最終テスト(Final Test)(40%) 出席及び授業への取り組み(30%) 小テスト(30%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 金井 篤子 他 | 産業・組織心理学を学ぶ: 心理職のためのエッセンシャルズ (産業・組織心理学講座 第1巻) | 北大路書房 | 2019 | 10 4762830747 |