日本語 English
| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20262026 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
現代心理学部/College of Contemporary PsychologyCollege of Contemporary Psychology |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
HN132/HN132HN132 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
映画ジャンル論 |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
| 授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
| 校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
| 学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金4/Fri.4 Fri.4 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
| 単位/ CreditsCredits |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
BEC2120 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
| 配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 https://www.rikkyo.ac.jp/about/disclosure/educational_policy/cp.html |
| 備考/ NotesNotes |
When we discuss a film, we cannot ignore the industrial conditions that establish the film. It is the category of genre that strongly reflects the industrial dimension in cinema. This class will focus primarily on American films of the period known as “Classical Hollywood” to provide students with a basic knowledge of how to think about film genres. The aim of the course is to develop skills in analyzing films from historical and aesthetic perspectives and to examine the relation between the cinema and our society, based on the knowledge of film genre theory.
After introducing the historical/stylistic concept of the “classical Hollywood cinema,” we will examine some aspects of western, melodrama, and suspense films, which can be regarded as the representative genres of Hollywood, through the analyses of some specific films. At the same time, we will examine what it means to see films based on the epistemological framework of genre. Furthermore, through the analyses of films made in the 1950s and 1960s, when the studio system on which the “classical Hollywood cinema” depended was in decline, we will examine the characteristics of the film.
| 1 | イントロダクション ジャンル映画とは何か |
| 2 | 古典的ハリウッド映画の成立 |
| 3 | スタジオ・システム |
| 4 | 西部劇 ジョン・フォード① |
| 5 | 西部劇 ジョン・フォード② |
| 6 | 西部劇 50年代以後の変質 |
| 7 | メロドラマ キング・ヴィダー① |
| 8 | メロドラマ キング・ヴィダー② |
| 9 | メロドラマ ニコラス・レイ or ダグラス・サーク① |
| 10 | メロドラマ ニコラス・レイ or ダグラス・サーク② |
| 11 | サスペンス フリッツ・ラング① |
| 12 | サスペンス フリッツ・ラング② |
| 13 | サスペンス アルフレッド・ヒッチコック① |
| 14 | サスペンス アルフレッド・ヒッチコック② |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
特定の映画作品の観覧や、文献の熟読を課す場合がある。作品の観覧にあたっては、図書館やレンタルショップ、動画配信サイトなどを活用すること。それらの活用方法に関しては、授業内で詳しく説明する。なお、授業で紹介された作品や文献をはじめ、興味を持った作品や文献を自発的に観覧したり、読んだりする姿勢が望ましい。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
| 平常点 (In-class Points) | 40 |
ミニテスト(40%) |
| 備考 (Notes) | ||
| 【平常点】 平常点はミニテストで計測する(40点満点)。 各回、授業終了後にミニテストを実施する(web上で提出=googleフォームを予定)。 授業をよく聞いていれば答えられる内容とする(逆に言えば、聞いていないと答えられない)。 生成系AIでは正答が出力しづらい解像度の問題が出題される。 各回3点前後で、14回の授業を通して合計約40点となる。 平常点については、単位取得条件としての最低点を設ける。 平常点が最低点を上回り、かつレポート試験との合計点が60点を上回った場合、単位取得となる(合計60点でC)。詳細は初回で説明する。 つまり、たんに出席回数を満たしていれば自ずと単位取得できる授業ではない。 なお、間違えた場合や欠席した場合も次回以降で十分に挽回可能なため、心配は無用。 【レポート試験について】 学期末にレポート試験の提出を課す(60点満点)。 不正行為(剽窃、主に生成系AIの未熟な使用に基づく架空・虚偽の記述など)については厳しく対処する。 【出席回数について】 欠席の回数それ自体は成績評価には影響しない。あくまで獲得した得点によって評価する。 配慮申請や特別な事情が大学側に認められた場合を除き、原則として欠席の場合の代替課題は与えられない。出席した回のミニテストを頑張ること。 あるいは、おまけ課題を出して加点のチャンスが与えられる場合もある。適宜、授業内で通達する。 欠席の連絡も原則不要。詳細は初回授業で説明する。 【その他】 成績評価の方針は初回授業で改めて提示する。初回授業に必ず出席すること。 初回に出席できない場合(追加登録含む)は、資料や録画などを共有するので確認すること。 初回の説明を理解している前提で成績評価を行う。 | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| なし |
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 授業内で適宜指示する。なお、ひとまず参考資料として以下を挙げておく。 ジョン・マーサー、マーティン・シングラー『メロドラマ映画を学ぶ』中村秀之、河野真理江訳、フィルムアート社、2013年。 バリー・キース・グラント『映画ジャンル論の冒険——生成と変容のダイアレクティクス』土屋武久訳、晃洋書房、2025年。 |
■レジュメまたはPowerPointを用いた講義形式で、映像資料も適宜使用する。
■上記「授業計画」はあくまで暫定的なものであり、受講者の意向や関心に応じて臨機応変に調整することがある。
■《※注意》暴力的・性的にやや過激な描写を含む作品を取り扱う場合がある。そうした場合は上映前にアナウンスをする等、一定の配慮をするが、そのような描写が極端に苦手な方は受講の際に注意すること。
■専門や学年を問わず、映画に関心を持つ者を歓迎する。ただし、「好き/嫌い」や「共感できる/できない」などといったアマチュア的な態度はいったん脇に置いてもらう。この授業では、具体的な画面や音を手掛かりに、映画を読み解いて「思考する」ための方法を学ぶ。あらかじめ映画に詳しい必要はないが、ほとんど共感しがたいもの、自分の理解を超えたもの、わけのわからないもの、一見すると古びて見えるもの等に対して自らを開き、未知なる何かとの遭遇を喜ぶことのできる感性を求めたい。映画を観ることは、未知なる何かとの遭遇を通じて、自分がこれまでとは違う何者かへと変貌してしまう体験にほかならない。
■映画の画面や音響を「見る」「聴く」という具体的な行為が要求される授業である。映画の具体性に向き合う意欲のある学生にとっては単位取得は決して難しくなく、実りある授業となるはずだ。しかし、「映像を扱う授業だからなんとなく楽そうだ、話半分で聞いていればいいだろう」という態度で受講する学生にとっては得点しづらい設計になっており、きわめて「コスパ」の悪い授業となるだろう。ミニテストやレポートにおいては、既存の文献や授業資料などの文字情報を脊髄反射的にまとめることではなく、能動的に「見て」「聴いて」いなければわからない具体的なことに基づいて自分の頭で考えることが要求される。こうした前提を踏まえたうえで履修すること。
一本の映画作品を語ろうとするとき、その作品を成立させている産業的な条件を無視することはできない。映画における産業的側面を色濃く反映しているのが、ジャンルというカテゴリーである。この授業では、主に「古典的ハリウッド映画」と呼ばれる時期のアメリカ映画を対象に、映画ジャンルについて考えるための基礎的な知識を学ぶ。映画ジャンル論の知識を踏まえたうえで、歴史的および美学的な観点から映画作品を具体的に分析するための能力を身につけ、映画とわたしたちの社会の関係を検証することを目標とする。
When we discuss a film, we cannot ignore the industrial conditions that establish the film. It is the category of genre that strongly reflects the industrial dimension in cinema. This class will focus primarily on American films of the period known as “Classical Hollywood” to provide students with a basic knowledge of how to think about film genres. The aim of the course is to develop skills in analyzing films from historical and aesthetic perspectives and to examine the relation between the cinema and our society, based on the knowledge of film genre theory.
「古典的ハリウッド映画」という歴史概念/様式概念を導入したのち、その代表的なジャンルとみなすことのできる西部劇、メロドラマ、サスペンスの特徴について、具体的な作品分析を通じて検証する。併せて、ジャンルという認識論的な枠組みに基づいて映画に接するとはそもそもどういうことなのかを考察していく。さらに、「古典的ハリウッド映画」の支柱となるスタジオ・システムが崩壊していった1950〜60年代作品の分析を通じて、映画というメディアの特性を検証していくことにもなるだろう。
After introducing the historical/stylistic concept of the “classical Hollywood cinema,” we will examine some aspects of western, melodrama, and suspense films, which can be regarded as the representative genres of Hollywood, through the analyses of some specific films. At the same time, we will examine what it means to see films based on the epistemological framework of genre. Furthermore, through the analyses of films made in the 1950s and 1960s, when the studio system on which the “classical Hollywood cinema” depended was in decline, we will examine the characteristics of the film.
| 1 | イントロダクション ジャンル映画とは何か |
| 2 | 古典的ハリウッド映画の成立 |
| 3 | スタジオ・システム |
| 4 | 西部劇 ジョン・フォード① |
| 5 | 西部劇 ジョン・フォード② |
| 6 | 西部劇 50年代以後の変質 |
| 7 | メロドラマ キング・ヴィダー① |
| 8 | メロドラマ キング・ヴィダー② |
| 9 | メロドラマ ニコラス・レイ or ダグラス・サーク① |
| 10 | メロドラマ ニコラス・レイ or ダグラス・サーク② |
| 11 | サスペンス フリッツ・ラング① |
| 12 | サスペンス フリッツ・ラング② |
| 13 | サスペンス アルフレッド・ヒッチコック① |
| 14 | サスペンス アルフレッド・ヒッチコック② |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
特定の映画作品の観覧や、文献の熟読を課す場合がある。作品の観覧にあたっては、図書館やレンタルショップ、動画配信サイトなどを活用すること。それらの活用方法に関しては、授業内で詳しく説明する。なお、授業で紹介された作品や文献をはじめ、興味を持った作品や文献を自発的に観覧したり、読んだりする姿勢が望ましい。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
| 平常点 (In-class Points) | 40 |
ミニテスト(40%) |
| 備考 (Notes) | ||
| 【平常点】 平常点はミニテストで計測する(40点満点)。 各回、授業終了後にミニテストを実施する(web上で提出=googleフォームを予定)。 授業をよく聞いていれば答えられる内容とする(逆に言えば、聞いていないと答えられない)。 生成系AIでは正答が出力しづらい解像度の問題が出題される。 各回3点前後で、14回の授業を通して合計約40点となる。 平常点については、単位取得条件としての最低点を設ける。 平常点が最低点を上回り、かつレポート試験との合計点が60点を上回った場合、単位取得となる(合計60点でC)。詳細は初回で説明する。 つまり、たんに出席回数を満たしていれば自ずと単位取得できる授業ではない。 なお、間違えた場合や欠席した場合も次回以降で十分に挽回可能なため、心配は無用。 【レポート試験について】 学期末にレポート試験の提出を課す(60点満点)。 不正行為(剽窃、主に生成系AIの未熟な使用に基づく架空・虚偽の記述など)については厳しく対処する。 【出席回数について】 欠席の回数それ自体は成績評価には影響しない。あくまで獲得した得点によって評価する。 配慮申請や特別な事情が大学側に認められた場合を除き、原則として欠席の場合の代替課題は与えられない。出席した回のミニテストを頑張ること。 あるいは、おまけ課題を出して加点のチャンスが与えられる場合もある。適宜、授業内で通達する。 欠席の連絡も原則不要。詳細は初回授業で説明する。 【その他】 成績評価の方針は初回授業で改めて提示する。初回授業に必ず出席すること。 初回に出席できない場合(追加登録含む)は、資料や録画などを共有するので確認すること。 初回の説明を理解している前提で成績評価を行う。 | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| なし |
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 授業内で適宜指示する。なお、ひとまず参考資料として以下を挙げておく。 ジョン・マーサー、マーティン・シングラー『メロドラマ映画を学ぶ』中村秀之、河野真理江訳、フィルムアート社、2013年。 バリー・キース・グラント『映画ジャンル論の冒険——生成と変容のダイアレクティクス』土屋武久訳、晃洋書房、2025年。 |
■レジュメまたはPowerPointを用いた講義形式で、映像資料も適宜使用する。
■上記「授業計画」はあくまで暫定的なものであり、受講者の意向や関心に応じて臨機応変に調整することがある。
■《※注意》暴力的・性的にやや過激な描写を含む作品を取り扱う場合がある。そうした場合は上映前にアナウンスをする等、一定の配慮をするが、そのような描写が極端に苦手な方は受講の際に注意すること。
■専門や学年を問わず、映画に関心を持つ者を歓迎する。ただし、「好き/嫌い」や「共感できる/できない」などといったアマチュア的な態度はいったん脇に置いてもらう。この授業では、具体的な画面や音を手掛かりに、映画を読み解いて「思考する」ための方法を学ぶ。あらかじめ映画に詳しい必要はないが、ほとんど共感しがたいもの、自分の理解を超えたもの、わけのわからないもの、一見すると古びて見えるもの等に対して自らを開き、未知なる何かとの遭遇を喜ぶことのできる感性を求めたい。映画を観ることは、未知なる何かとの遭遇を通じて、自分がこれまでとは違う何者かへと変貌してしまう体験にほかならない。
■映画の画面や音響を「見る」「聴く」という具体的な行為が要求される授業である。映画の具体性に向き合う意欲のある学生にとっては単位取得は決して難しくなく、実りある授業となるはずだ。しかし、「映像を扱う授業だからなんとなく楽そうだ、話半分で聞いていればいいだろう」という態度で受講する学生にとっては得点しづらい設計になっており、きわめて「コスパ」の悪い授業となるだろう。ミニテストやレポートにおいては、既存の文献や授業資料などの文字情報を脊髄反射的にまとめることではなく、能動的に「見て」「聴いて」いなければわからない具体的なことに基づいて自分の頭で考えることが要求される。こうした前提を踏まえたうえで履修すること。