日本語

Course Code etc
Academic Year 2025
College College of Contemporary Psychology
Course Code HN442
Theme・Subtitle
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Niiza
Semester Spring Semester
DayPeriod・Room Mon.2
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Credits 2
Course Number BEC2320
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

The objectives of this course is to help students acquire following understandings:
-Functions and significance of advertising in marketing activities by organizations, mainly companies.
-Planning methods of advertising and the contribution of consumers insight to them.
-Diversified methods for marketing communication in the digital age.
-Advertising as an activities generating both social and cultural values.

【Course Contents】

-Firstly, enhance the basic knowledge on advertising through its definition and various types, as well as its functions.
-Secondly, as the core delivery of this course, discuss the planning procedure of advertising designed to change consumers perception/behavior, along the context of marketing strategy.
-Discuss the impact of digitalization on advertising from various viewpoints such as its function, planning strategies, management by ad agencies, as well as on diverse marketing communication methods.
-As further studies, explain ideas on social and cultural values of advertising.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 ■オリエンテーション/この講義の議論の対象
・授業の進め方と留意点を説明する。
・この講義の議論の対象(「広告」が指すもの)を、具体的な施策を通して明確にする。
2 ■広告の基本 ~定義と機能~
・広告の定義や、様々なタイプの広告について学ぶ。
・経済的側面と社会・文化的な側面から、広告の機能や意義について考察する。
3 ■マーケティング計画の中での広告/広告計画の全体像
・「売り」の仕組みづくりであるマーケティングの計画の流れと、その中でのコミュニケーション、広告の位置づけを理解する。
・「広告目標に即した表現制作と媒体選定」という広告計画の骨子を理解する。
4 ■広告目標 ~広告計画の考え方と実践<1>~
・広告目標の設定の重要性と、消費者の態度・行動変容に即したその考え方を理解する。
・目標設定とは表裏一体をなす、効果指標の設定の考え方を学ぶ。
5 ■表現計画 ~広告計画の考え方と実践<2>~
・広告目標に沿った広告表現策定のアプローチについて理解する。
・表現制作における「表現コンセプト」の意義と、その重要性を学ぶ。
6 ■媒体計画 ~広告計画の考え方と実践<3>~
・広告目標に沿った媒体計画立案のアプローチについて理解する。
・様々な広告媒体の特徴と、「オーディエンス概念」に沿った媒体計画の考え方を学ぶ。
7 ■統合的な広告計画 ~広告計画の考え方と実践<4>~
・(媒体計画の続き)
・表現計画と媒体計画の調和の重要性を理解する。
・マーケティング計画における、統合的で整合性のとれた広告計画の重要性とその勘所について理解する。
8 ■インターネット広告の特性
・インターネットを活用したコミュニケーションの実情について理解する。
・様々な面でのインターネット広告と伝統的な広告の差異を学ぶ。
9 ■マーケティング・コミュニケーションの多様な手法 ~広告を超えて<1>~
・広告と同様の目的をもって行われる、様々なコミュニケーションの手法群とその特徴を学ぶ。
・統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)の考え方を学ぶ。
・現代の消費者を理解するための留意点、アプローチについて学ぶ。
10 ■つながる時代のマーケティング・コミュニケーション ~広告を超えて<2>~
・『マーケティング3.0/4.0』の議論に沿って、デジタルの時代のマーケティングのあり方について考える。
・それに即したコミュニケーション、ひいては情報・経験の設計について学ぶ。
11 ■広告の実務
・広告主、広告会社をはじめとする様々な組織の関与と、それぞれの役割を理解する。
・広告ビジネスの実際を、総合広告会社の場合を中心に学ぶ。
12 ■広告会社の役割・業務の変化
・広告会社の誕生から、その業務の拡張までについて学ぶ。
・マーケティング・コミュニケーションの拡張に伴う、総合広告会社の事業の変容を学ぶ。
13 ■広告と文化
・文化が反映されたマーケティングや広告の実情について理解する。
・文化としての広告の一側面について理解する。
14 ■コーポレート・コミュニケーション/広告と社会
・“売ること”以外を目的とするコミュニケーションがどのようなものかを理解する。
・社会を意識したマーケティングと、その課題に沿った広告について考える。

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

授業時間外の学習内容は、復習レポート(=宿題)の取り組みを通して指示する。
授業内容の振り返り、定着を意図したこの復習レポートは、基本、毎回課せられる。
この授業では、理解を積み重ねることが求められるので、そのレポートは予習の位置づけももつ。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
筆記試験 (Written Exam) 60
平常点 (In-class Points)40 中間レポート(20%)
毎回の復習レポート(20%)
備考 (Notes)
3分の2以上の回数の出席が確認できない場合、単位修得は不可となる。

【テキスト / Textbooks】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 岸志津江、田中洋、嶋村和恵、丸岡吉人著 『現代広告論<第4版>』 有斐閣 2024 9784641222328
その他 (Others)
講師が作成したパワーポイントに沿って授業を進める予定で、その大部分を配布資料として展開する。だが、復習に取組む際のその支援資料として、またより深い理解を得るための教材として、上記テキストの購入を強く推奨する。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 岸志津江、田中洋、嶋村和恵編 『現代広告全書』 有斐閣 2021 9784641165885

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

・パワーポイントを使用した講義形式を中心に行う。随時、広告素材を参照しながら授業を進める。
・補足事項や各自のメモ・気づきを書き込むための資料として、パワーポイントのほとんどの部分を出席者に展開する。
・毎回の復習レポートの内容について、受講者の取組みをもとに全体に対するフィードバックを行う。それにより、授業内容のさらなる理解を促す。

【注意事項 / Notice】