日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Community and Human Services
Course Code IB106
Theme・Subtitle 多様な在り方を相互に認め合える「共生社会の実現」に向けて,私たちが今すべきことは何かを考える
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Niiza
Semester Spring Semester
DayPeriod・Room Fri.5
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Credits 2
Course Number CMB2100
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes 2023年度以降入学者対象

【Course Objectives】

Understand the contemporary significance of the origins and development process of Normalization.
Consider the practices and issues for realizing the symbiotic society that today's society is aiming for.

【Course Contents】

Introduces and considers the perspective of the symbiosis principle, which is the background of Normalization.
Towards the realization of a symbiotic society based on the concept of Normalization in the community (regional society), we will learn and discuss social issues and cultural welfare relations from guest speakers and videos that are working on social welfare activities today.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 「ノーマライゼーション論」を学ぶ意義・オリエンテーション
2 ノーマライゼーション社会の意義(ベーテルの町から学ぶ)
3 ノーマライゼーション思想の起こり(バンクミケルセンの生涯とスウェーデン1946年の原理)
4 ニィリエのノーマライゼーション原理(8つの側面と構造化された共生原理)
5 ヴォルフェンスベルガーのノーマライゼーション原理(北米における展開とソーシャルロールバロリゼーション)
6 諸外国におけるノーマライゼーションの具現化プログラム
7 日本にノーマライゼーションが広まるまで(共に暮らせる社会を目指して)
8 日本におけるノーマライゼーションを阻害してきた歴史(ハンセン病)
9 ハンセン病の歴史から考える人権回復
10 ノーマライゼーション理念のもとでの自立
11 ノーマライゼーション理念と自立(当事者からのメッセージ)
12 ノーマライゼーション理念に向けたソーシャルデザイン(ユニバーサルデザイン社会と心のバリアフリー)
13 ノーマライゼーション理念実現化へのアプローチ(合理的配慮とインクルージョン)
14 まとめ:共生社会に向けてノーマライゼーション理念が問いかけること

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

必要に応じて適宜課題を指示する。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 毎授業におけるリアクションペーパーへの記入内容(70%)
最終レポート(30%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

その他 (Others)
教材はスクリーン映写のほか、Canvas LMSにアップロードする。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 ベンクト・ニィリエ 『ノーマライゼーションの原理ー普遍化と社会変革を求めて』 現代書館 2005 4768434444
2 花村春樹 『「ノーマライゼーションの父」N・E・バンクミケルセン』 ミネルヴァ書房 2007 4623029471
3 結城俊哉 『共に生きるための障害福祉学入門』 大月書店 2018 4272412396
4 河東田博 『ノーマライゼーション原理とは何か 人権と共生の原理の探求』 現代書館 2009 9784768434888
5 ヴォルフェンスベルガー 『ノーマリゼーション−社会福祉サービスの本質ー』 学苑社 1982 4761482109
6 星加良司ほか 『「社会」を扱う新たなモード 「障害の社会モデル」の使い方』 生活書院 2022 9784865001426
7 曽和信一 『ノーマライゼーションと社会的・教育的インクルージョン』 阿吽社 2010 9784900590915
その他 (Others)
その他、講義の進度にあわせて適宜紹介する。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

パワーポイントを使用した講義形式を中心とするが、ゲストスピーカーによる講義、映像視聴も取り入れる。
授業では意見の問い掛けや感想を求めるので、積極的な受講態度が期待される。

【注意事項 / Notice】